« 子供の情景(2) | トップページ | 「自然観」をめぐって »

ひばりそしてつばめ…

 台風2号が近づいているそうですね。
 どうりで。ここ2~3日、当地もぐづついたお天気が続いたわけだ。おとといは終日雨、きのうは曇り。そしてきょうも朝から曇り。少し肌寒いくらいです。せっかくの五月のこの良き季節なのに、あーあッ。
 台風は八丈島の南の海上にあり、現在日本列島に接近中。夜のニュースで確認したところ、気圧は965hPa(ヘクトパスカル)。大型なのでしょうか?でも進路予想図によれば、明日午前中から午後そして夜にかけて、太平洋上を北上するも列島をかすめるくらい…。大過なく通り過ぎてもらいたいものです。
 なにせこのところ、ミャンマーの巨大サイクロン被害そしてつい最近はアメリカ各地で多発したハリケーン…と、続きましたから。

 午後3時すぎ所用で、居住地である厚木市の隣町の伊勢原市に、車で行ってまいりました。同市内の、顧客である不動産会社に用事がございまして。
 厚木市のはずれ、あと少しで「小田厚道(小田原厚木バイパス道路)」に入るという道路の両側に、ケヤキ並木が200mほど続いております。もうケヤキ若葉どころか、うっそうとした並木道といってよいほど、豊かな葉を繁らせています。それがやや強い風にあおられてさながら生きているもののように、時に葉裏をひるがえしながら身をくねらせておりました。

 小田厚道の側道をしばし走り右折すると、伊勢原市街方面です。道のまっすぐの先には、大山(おおやま)がでんと聳え立っております。本日も霞んでおれど、その峰の手前の幾重もの低い山々のさまも、うすぼんやりと確認できます。
 その辺りは、つかの間田園風景が広がっています。窓を閉め切っていてさえ、左側の田んぼの方から、ひばりのさえずりが聞こえてきます。分厚い雲のどの辺りだろうか?その辺の空を仰ぎ見ても、姿は見当たりません。
 ヒッピッピ チッチッチ というような、何か切羽つまったような鳴声です。

 時折り、つばめが地上低く横切って飛んでいる姿もみられます。どだい「つばめ」は、晴れの日はあまりその姿が見られず、むしろきょうのような曇り日などの方が、俄然活気を取り戻したかのように、生き生きと飛び交う姿が見受けられるもののようです。
 だいぶ前にもきょうのような曇り日に、郊外のさる畑で何羽ものつばめたちが、気持ちよさげにすいすい飛び交っている姿を目の当たりにして、驚いたことがあります。

 その道を直進すると、有名な東海大学病院の大病棟群にぶつかります。しかし私はそんな所にはまったく用はなく、そのだいぶ手前を左折して、市街地の方へと向かいます。左折して300mくらいの右側に、太田道灌(おおたどうかん)の石碑が建っております。

 太田道灌は、江戸に初めて城を築いた武将として有名です。しかし後に道灌は、主家・扇谷上杉家の勢力争いに巻き込まれ、同地(現伊勢原市)の主君のさる館(やかた)を訪れた際、家臣の一人によってこの地で暗殺されました(1486年8月25日)。享年55歳。
 近くに首塚、胴塚が残っており、伊勢原市では毎年秋に「道灌祭」が催されます。

 そこを過ぎて少しするといよいよ市街地。こうして、目的の不動産会社を訪問致しました。
 (大場光太郎・記)

|

« 子供の情景(2) | トップページ | 「自然観」をめぐって »

身辺雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 子供の情景(2) | トップページ | 「自然観」をめぐって »