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クレマチス

   この年も陰で咲きをりクレマチス   (拙句)

 きょうは、朝からすっきりした晴天の一日でした。
 ゴールデンウィーク最終日の、私たちへの天からのプレゼントのようなひと日…。

 昼過ぎ所用で外出致しました。近所のいつも通る大路に面した目立たないとある食堂の、北側の隣地との境界沿いに。鉄製のフェンス伝いにクレマチスが見事に咲き誇っております。一つの株から青紫色の大ぶりな花をいくつもいくつもつけて。その数ざっと20あまりも。ほれぼれするくらい、見事な咲きっぷりです。

 毎年この花は、いつもこの時期そうして、通る人々の目を楽しませてくれるのです。
 北側ですから、当然一日中日陰です。食堂の北側の隣地は、広々とした無舗装の駐車場です。そして花といえばこの花だけですから、余計人目をひくのです。遠くからでも、目に飛びこんでまいります。

 ここで、クレマチスについて、少しご説明させていただきます。
 クレマチスは、キンポウゲ科クレマチス属で、つる性宿根草の花です。我が国では昔から、クレマチスよりは「鉄線(てっせん)」という名で広く知られています。元々の鉄線は、江戸時代中国から渡ってきて茶花として愛された、クレマチスの一品種のことのようです。現在のクレマチスの多くは、日本の自生種「カザグルマ」が、ヨーロッパに渡りあちらの他種との交配により品種改良され、我が国に戻ってきたもののようです。

 …今クレマチスの最盛期。私はちょっぴりいい気分になって、この花にジッとフォーカスしながら歩きました。通り過ぎてからも、しばしその花の姿を残像にとどめて。
 明るい5月の日差しと、日陰のクレマチス。この際立ったコントラスト。たまりません。

 (大場光太郎・記)

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