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遥かなるレムリア

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  遥かなるレムリア


  我が心のうちなるヴィジョンに
  うるわしのレムリアがゆらめく
  有史のヴェールの彼方なる栄光の姿が

  レムリアの時 我はその栄華の中にいて
  幾千歳なる長生(ちょうせい)の輝きの賛歌を
  日々謳っていたのではなかったか
  
  なのにかの最大悲劇たる一万ニ千年前
  美(は)しき大陸は
  一夜にして海中に沈みゆけり

  そも長きに亘りし 肉の優位性をば叫ぶ
  アトランティスを霊に導かんがための戦いなるも
  いつしか共に天地の法則に大きく離反せしがゆえ

  我も数多(あまた)の人も皆ことごとく
  海の底深く沈みしかの時
  ああ痛苦痛恨の極みなるかの時

  そのただ中で深き絶望と不信とに浸され
  神の肖像(にすがた)なる我らは
  三次元の低き波動に身を落としてしまった

  かくてレムリアのうるわしの記憶の
  すべてを失い 絶望感と
  無力感のみ魂深く刻み込んだ

  以来汚濁渦巻くこの人閒(じんかん)に
  幾そたび身をば埋めて
  六道の輪廻のうちなる生死を繰返してきた

  かくてアトランティスの猛(たけ)き魂主導の
  血塗られた数千年の現歴史は
  なす術(すべ)なき土壇場に追い込まれている

  されど今 時は今 !
  一プラトン年の半分にほど近きサイクルを
  我が太陽系は巡り来たれり
  
  今レムリア・ルネッサンスなる時
  かの失われし時の反対の軌道に
  我が地球は位置して

  レムリアのかの大神殿の
  厳かにして聖なるセブン・レイズ(七光線)は
  時を超えて我らにふたたび放たれている

              (大場光太郎)

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 (注記)この詩はあくまで、私の多少の知識と拙いイマジネーションに
 よる、フィクション(創作)です。
  なお「プラトン年」は哲学者・プラトンが唱えたもので、太陽系が黄道
 十二宮を一巡する約二万六千年を「一プラトン年」といいます。
   
  

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コメント

 本拙詩は(ブログ開設年の)2008年6月28日公開ですが、今回トップ面に再掲載します。いやあ、私自身すっかり忘れかけていましたが、本未明「ameblo.jp」経由でこの詩を訪問された人がおり、それで私もつい懐かしくなり本詩を読み返した次第です。実は開設後の何ヶ月か、『二木紘三のうた物語』に「Lemuria」(レムリア)というHNでコメントしていたくらい、レムリアは思い入れが強かったのです。当初、当ブログタイトルも『レムリア・ルネッサンス』とするつもりでした。都合により現ブログ名に落ち着きましたが・・・。なお、今回「レムリア」を彷彿とさせる画像を加えました。

投稿: 時遊人 | 2017年6月22日 (木) 04時39分

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