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雨の水仙

  ひとしきり春雨は降る
  きぬのように やわらかく
  
  とある庭のかたすみに
  水仙一群(ひとむら) 雨に濡れて咲く
  まだつぼみの淡い黄なる花を
  うつむきかげんに垂れて
  冷たい風に 身をこきざみにふるわせて

  おまえたちは語り合う 密やかに
  何を語り合っているのか知りたくなって
  そっと近づいてみると
  急に口をつぐんでしまう かそけさで

     (原詩・高校3年時ー大場光太郎)

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