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「二木紘三のうた物語」(2)

 「MIDI歌声喫茶」の管理人でもあり、曲のMIDI製作者でもある二木紘三(ふたつぎ・こうぞう)という人は、各曲をただ提供しているだけではありません。その歌に関する情報、例えばその歌がどういう背景で作られたかなどを《蛇足》という形で、私たちに与えてもくれているのです。
 これはどなたもおっしゃることですが、それが微に入り細を穿っていて、実に味わい深いのです。時にそれは二木先生(と、私とは七つくらいしか年が違いませんが、私は常にそうお呼びしております)独自の人生観だったり史観だったり…。何しろ、480余曲全部にです。二木先生の万般に亘る該博な知識と造詣の深さには、本当に脱帽です。
 それゆえ私は《蛇足》と言うのがはばかられ、コメントなどでは「二木先生の解説では…」と言い換えております。とにかく、それまで知らなかったその歌の作られた背景、時代状況、歌詞の解釈など…実に含蓄に富み、『あヽそうだったのか!』と「目からウロコ」の思いをしたことが何度もあります。

 その後、昨年始め頃から「MIDI歌声喫茶」は、『二木紘三のうた物語』へと装いを替えてゆきました。それとともに、愛好者から、その歌についての思い出や感想などのコメントを受けつける形式になりました。私はあくまでも曲を聴くことが目的であり、その後しばらくは「コメント欄」にはまったく関心がなく、投稿者のコメントなど読みもしませんでした。ましてや、その後自分が本格的にコメントし続け、その主役の一人になろうなどとは…。一度もネット投稿したことがない私は、およそ想像だにしておりませんでした。

 それを変えたきっかけとなったのが、昨年10月新しく提供された『君恋し』でした。皆様よくご存知の、昭和の名曲中の名曲です。この曲の、二木先生の新しいmp3の演奏が実に素晴らしい! と私は感じたのです。『「君恋し」の演奏はこうでなくっちゃ』と思われる演奏でした。
 私は、二木先生に何かお礼の一言でも言いたくなりました。そこでコメント欄に初めて目がいくようになりました。すると、この歌には直後から皆様のコメントが続々寄せられ、私はついついその機を逸してしまいました。(今年4月改めてコメントしました)。とにかくこうして、これをきっかけに、各人が各歌に寄せるコメントに関心を持ち始めたのです。

 そして遂にその時がきました。昨年12月『夜霧の第二国道』がまた新しく提供されました。この歌も、前から良い歌だと思っていまし、この歌の演奏も期待通りでした。それにこの歌には、いくら日にちが経っても誰もコメントしてきません。それで昨年末の12月28日、意を決して、ネット初投稿でもある初コメントを敢行致しました。
 キーボードの文字キーを打ちながら、時に手がふるえるくらい緊張しました。一字一句たどって何とかコメント一文をまとめ、何度も読み返して『まあ何とかOKだな』と思えた段階で、送信しました。
 そうして、初めて私の名前が「コメント欄」に載った時の、嬉しさと気恥ずかしさといったら!     (以下次回につづく)
 (大場光太郎・記) 

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