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「歳時記・夏」買いました

    梅雨曇り野良の子猫が路地にゐて   (拙句)

 ここしばらくまあまあの天気が続いていましたが、本日は終日どんよりした曇り空でした。そして今の季節に特有の蒸し暑さで。
 そういえば、しばらく南の洋上に退いてくれていた「梅雨前線」は九州、中国地方にかかり、同地方は豪雨に見舞われたよし。そして再び梅雨前線は北から南まで列島にピタッとはりつくように戻ってきて、また当地も明日あたりから梅雨の長雨が続きそうな気配です。
 人間とは勝手なもので、長雨が続けば続いたでうっとうしく『いい加減何とかなんないかなあ』と思い、しばらくウソのように好い天気が続くと今度は、『梅雨なのになんで?』と、降らない雨のことが気になったりします。

 本夕本厚木駅方面に所用があり、ついでに駅前の一等地にあるY堂書店に立ち寄りました。この書店は、私が当地に来た昭和四十三年には、既に同じ場所にあって、横浜本店を始め他に神奈川県内に何店舗をも有する大きな書店です。本好きな私は、以来この書店の発展に大きく貢献してきました(笑)。
 この度は、角川文庫版の『俳句歳時記・夏』を買うためです。私が前から句作していることを知っている方からは、「歳時記もロクに持ってなかったの?」と言われそうです。いえ、実はある俳人の分厚いものと、その他に角川文庫版の季節毎分冊のを確か全冊そろえました。しかしこの前、ある夏の季語を調べようとしましたが、夏の部だけどうしても見つからないのです。どうせどこかに紛れ込んでしまったのでしょう。『それならもう一冊買った方が早いや』ということになった次第なのです。
 ちなみに、俳人版の方はあまり開きません。角川の分冊の方が、携帯に便利でもっぱらこちらの方を利用している状態です。

 「季語には、日本文化のエッセンスが詰まっている。俳句がたった十七音で大きな世界を詠むことができるのは、背後にある日本文化全般が季語という装置によって呼び起こされるからである。」  (角川文庫版「俳句歳時記・序」より)

 俳句にはあまり関心のない方でも、歳時記をお読みになられることをお勧め致します。現に多方面の多くの著名人が、歳時記を愛読しているようです。
 別に冒頭から終いまで順を追って読む必要などありません。パラパラとめくって、気になった季語の解説あるいは例句を拾い読みするだけでいいのです。それをある程度続けていけば必ずインスピレーションが増し、一段と「精神生活」が豊かになること請合います。
 (大場光太郎・記)

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