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夏と言わんや秋と言わんや

    すじ雲と入道雲の空もよう   (拙句)

 きのうは東海地方や関東地方を中心に、広い範囲で突然の豪雨に見舞われました。地域によっては大きな水害に襲われたようで、被害に遭われた地域の方々には心よりお見舞い申し上げます。
 とにかく、最新の気象テクノロジーと気象衛星などからのデータを駆使しているはずなのに、その予報などいとも簡単に覆すほど突発的な大雨だったようです。このようなケースの大雨を、多分気象庁が名づけたのだと思いますが、「ゲリラ豪雨」というのだそうです。そう名づけたい気持ちは分かりますが…。「ゲリラ」というからには、気象関係者は時として「気象」を「仮想敵」と捉えているのかも知れません。
 
 それは、できれば止めてもらいたい捉え方です。「気象」という自然現象を、決して「敵」にしてはいけません。皆様も、「精神科学」を学んでいかれればお分かりになるかと思いますが。人類全体・国民全体の意識状態の総和は、気象にも如実に反映されていきます。もちろん自然災害などにも…。
 気象や自然を敵とみなしている限り、仏典が描く「五風十雨」の理想的国土は決して訪れないばかりか、「これでもまだ分からないか!」とばかりに、より「強い敵」となって人間社会に襲いかかってくることでしょう。
 皆様は『そんなバカな!』と、お思いかもしれません。しかし人類や国民が本当に「平和な心」になれば、近年特に問題になっている「異常気象」や「激甚災害」はピタッと止まるはずです。(そうならないということは…?)
                         *
 関東地方の当地でも、昨晩はもの凄い雨でしたが、本日はうって変わって、朝から快晴になりました。こんな日をもって秋晴れといってよいものやら、微妙なところです。もはや旧盆前までのような厳しい残暑ではないものの、それでもけっこう暑い一日でした。
 街では、日傘も復活しました。昼過ぎ街路を歩いていて、向うから日傘の女性が歩いてきました。すれ違いざまふと見ると、珍しく若い女性の日傘姿で、黒い日傘の陰の顔が一瞬白くてとても綺麗に見えました。

 近所の桜並木では、確かきのうまでは遠慮がちだったのに、きょうはまたうるさいほどの蝉声が復活していました。その並木の木下道を通った時などは、すぐ上の梢のどこかからミンミンゼミがつんざくばかりに鳴いていました。

 空はと眺めると、南空と中空はすでに秋の空で、うすく横にすじ引く幾つかのすじ雲が見られます。しかし目を東から北の方向に転じると、雲のようすはまるでさま変わりで。低い空から高空へ、真っ白なムクムクと盛り上がった大入道雲が連なっています。
そんな雲のさま一つを取ってみても、『今を夏と言わんや、秋と言わんや』と迷うところです。(但し夕方から曇りだし、夜半また一時大雨になりました。)
 (大場光太郎・記)

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