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のぎく小曲

   (「野菊の墓」の民子に捧げる詩)

  そぞろさみしく吹く風に
  そよぐ野山の秋の草
  知る人ぞなきこの野辺に
  うすむらさきの色染めて
  なぜにやさしく匂うのか

    (昭和39年作を改作―大場光太郎)

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コメント

木下恵介の「野菊の如き君なりき」よかったですね。辛いから見るのよそうと思いながら、4,5回見たでしょうか。
反抗期真っ盛りだった長女と並んで見たとき、最後の場面で彼女が爆発するように泣き出したのを思い出します。

投稿: フタツギ コウゾウ | 2008年10月22日 (水) 23時57分

二木先生。
 コメントを賜りまして、大変ありがとうございます。
 この『のぎく小曲』は注記にありますとおり、昭和39年私が中学3年の時の作です。改作としましたが、今回少し手を加えただけでほぼ当時のままです。大いに気恥ずかしく、どうしようかと思いましたが、当時の記念にと公開致しました。
 原作は中学2年の秋、T先生という(30代半ばの女性の)国語の先生が、文庫本をクラス全員に配り、授業中ぶっ通しで読んでくださったのです。担任だった中1からそうでした。『ビルマの竪琴』『二十四の瞳』『次郎物語』も。今でしたら、そんな教師は即退職処分かと思われます。しかし私にとりましてT先生は、郷里における最大の恩師です。期待を裏切り続けて…。T先生のことを、当ブログでご紹介をと考えていますが、未だ書けません。
 木下恵介監督の『野菊の如き君なりき』。知ってはおりましたが、残念ながら観ていません。お子さんは、きっと感受性豊かな娘さんなのだと推察致します。もしビデオ等があるのでしたら、いつか是非観てみたいと思います。
 本当にありがとうございました。
 

投稿: 大場光太郎 | 2008年10月23日 (木) 00時25分

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