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「タスポカード」申し込みました!!

    街の秋紫煙(しえん)の行方不明なり   (拙句)

 タバコの販売にタスポカードが導入されてから、既に何ヶ月かが経ちました。喫煙されない方も、ニュースとして既にご存知かとは思いますが―。今年7月1日から(第三次エリア神奈川県の場合)このカードが無いと、自動販売機でのタバコの購入が出来なくなったのです。

 導入のだいぶ前からタバコ屋さんなどに「カード申込書」が置いてあり、もらって読んでみました。そうしたら証明用写真添付の申込書を作成の上、社団法人・日本たばこ協会まで郵送しなければならないらしいのです。
 『たかがタバコを買うくらいで、何でこんな面倒くさい手続をしなけりゃならんのだよ。だったらいいよ、タバコ屋さんかコンビニで買うから』。私は結局カードを入手しませんでした。

 以前は吸う本数をセーブするためにも、タバコが切れかかると近くの自販機で一箱だけを買っていました。しかしそれ以降はつい面倒で、一日分として三箱まとめ買いをしています。その結果、知らず知らずのうちに、その3×20=60本をついつい吸ってしまいがちなのです。『以前は確か一日40~50本だったはずなんだけどなぁ。やっぱり一箱吸うごとに買えた方がいいよなぁ』。(いずれにしても、かなりヘビースモーカー!)

 きょうの夕方、家から少し遠い、滅多に通らない市内の路上を車で走っていてタバコが切れて、タバコが置いてあるとある酒屋さんに立ち寄りました。すると、カウンターに
  「タスポカードの申し込み。無料ですぐ出来ます」
という張り紙がしてあるではありませんか。私はタバコを買いながら、「あのぉ。タスポカード、ホントにすぐ申し込み出来るんですかねぇ?」。応対された60代と思しき奥さん、「ええ、すぐ出来ますよ。申し込みますか?」。「そうねえ。やってみようか。ところで、写真も必要なんでしょ。それもすぐ出来るの?」。
 奥さんは「ええ、すぐ撮れますよ。こちらへどうぞ」と、店の奥へ案内してくれます。そこの壁に白い大きな幕が垂れ下がっていて、「ではそこに立ってください。(少しの間)それじゃぁ撮りますよ」。用意のいいことに、手元のポラロイドカメラで、パシャッ!

 次に入り口付近の小さなテーブルで、渡された申し込み用紙の必要欄に記入です。郵便番号、住所、氏名、生年月日それにたまたま携帯していた認め印をポンと押印して(サインでもOK)、奥さんに渡します。奥さんはそれに先ほど撮った写真を貼り付け、申込書を封に入れて、ハイ出来上がり! いたって簡単です。
 「はい、これで出来ました。個人情報の関係で、これをご自分で外のポストに入れてください。カードは1週間か10日くらいでご住所の所に届きますよ」「いやぁ、ずいぶん簡単だったんですねぇ」「そうでしょ。もっと早くしとけばよかったと思うでしょ」「ところで本当に無料でいいんですか?写真だって撮ってもらったんだし」「いえ、これは協会を通したサービスだから、いいんですよ」「そうですか。いやぁ、おかげで助かりました。ありがとうございました」「いえ、どう致しまして」。
 一から十までご親切な対応に、気持ちよく外に出て、自動ドアのすぐ側のポストに投函しました。
 
 もっとも、最初からタバコなど吸わなければ、こんな申し込みは必要ないし、健康のためにもいいんだし、いつも真っ先に値上げの対象だから経費節減にもなるし…。しかしこればかりは、どうも止められなくて。いえ、私の場合そもそも止めようという意志すら、あまりなくて。
 ただ『とにかく本数は減らさなければな』、そう思うきょうこの頃です。
 (大場光太郎・記) 

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