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薬物汚染の拡がりを憂う(3)

 大相撲の十両力士・若麒麟真一容疑者(25)の大麻所持容疑での逮捕から一夜明けた31日、少し詳しい状況が分かってきました。

 若麒麟容疑者は逮捕時、洋服に帽子姿。所持していた乾燥大麻は約16gで、葉巻の葉と一緒にティッシュに包まれていたそうです。
 神奈川県警の調べに若麒麟容疑者は、「葉巻の中身を抜き、大麻と混ぜて葉巻に戻して吸う方法で、以前から吸っていた」と、具体的な吸引方法を供述しているようです。
 同供述では更に、逮捕場所の東京・六本木の音楽CD販売店の事務所には3年前から出入りし、「事務所で逮捕直前の29日と30日の2度だけ吸引した」とか「大麻は六本木の路上で外国人から買った」などと供述が翻ったりあいまいな点もあるため、県警は慎重に裏付けを進めているもようです。

 若麒麟容疑者の供述によれば、一緒に同容疑で逮捕された友人でミュージシャンの平野力容疑者(30)とは、3年前六本木でCDを販売している人物の紹介で知り合ったとのこと。「1年くらい前に飲み屋で知り合った」としている平野容疑者の供述と食い違いがあり、県警はその辺も詳しく調べているようです。
 一方で若麒麟容疑者は、「(所属部屋の)尾車親方には迷惑をかけた」と反省の言葉も口にしているとのことです。

 また日本相撲協会は昨年9月に実施した尿検査で、若麒麟の陰性が確認できず、3度目の検査でやっと陰性を確認したという事実があったようです。神奈川県警はこの経緯を重視し、常習的に大麻を吸引していた可能性もあるとみて捜査を続け、入手経路を中心に他にも大麻を所持していた仲間がいないかなど、更に調べを進めているもようです。
 これについて一言コメントさせていただければ。1回でも陰性確認不可だったら、「クロだな !」と思うのが一般的なのではないでしょうか。それを3回試みてむりやり「シロ」ということにしてしまった。その時厳しく問題視していれば、4人目のしかも日本人初の大麻力士となっていたかも知れませんが、少なくても今回の事件はなかったと思われます。相撲協会の、「隠蔽体質」の根深さを感じます。

 東京・墨田区の両国国技館では31日、元小結栃乃花らの引退相撲が行われるため、午前10時頃から取組を行う関取らが続々と会場入りしましたが、皆一様に険しい表情で中に消えて行きました。引退相撲には若麒麟容疑者の取組も予定されていましたが、急遽別の力士に代えて行われました。
 引退相撲の観戦に訪れた都内墨田区の自営業Uさん(58-男性)は、「昨年は外国人力士の問題があったのに、一体何を考えているのか。力士一人ひとりが自覚を持たないと、ファンは離れていくよ。あきれ果てた」と怒り心頭のコメント。また品川区の会社員Oさん(42-男性)も、「朝青龍の活躍で初場所が盛り上がったのに、水を差す格好になってしまった。とても残念だし、悔しい」と表情を曇らせていたそうです。
 (今回の記事は、ネット版『中国新聞』と『YOMIURI ONLINE』の関係記事を参考にまとめました。)  (以下次回につづく)
 (大場光太郎・記) 

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