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私の所感(2)

 以下は、『どこまで続くぬかるみ政局ぞ!?(1)(2)』へのくまさん様のご感想です。

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 現内閣に対する国民の支持率が1割にも満たないという混迷を極める政治情況の真っ只中、全世界が注目するオバマ政権下の国務長官が最初の外遊先として日本を選び、本日来日しましたね。ヒラリーさんの初めての訪問先が日本になった理由については、これまでの日本軽視説を打ち消し、あらためて日米同盟の重要性をアピールするのが狙いとされているようです。アメリカの本音としてはもちろん中国を最重要視しているに決まっていますが、しかしそのためには子分である日本にスネられては困るので、仕方なくやって来たというのが正直なところでしょう。しかし、ここであらためて考えなければなりません。
 こんなグニャグニャな日本政府であるにも拘わらず、それでもアメリカが日本を頼りにする理由は何かということです。
 私はこう思います。アメリカは「国家(政府)State」としての日本についてはあまりアテにはしていませんが、「民族Nation」としての日本には信頼を置いています。このことは、日本人の民族的感情に深く関わる「拉致問題」をオバマ氏はかなり重要視していることから、それとなく窺われるのです。
 日本という国は、小泉政権の国家、安倍政権の国家、福田政権の国家・・・と変転極まりないでしょう。しかし草の根である民族国家としての日本には、他のアジア諸国には見られない伝統に裏打ちされた精神的文化的インフラの基盤があり、それが信頼の基礎となっているのではないかと思っています。しかしそれもだんだん危うくなりつつありますが・・・。
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 先の私のコメントを若干訂正したいと思います。
 「日本の精神的文化的インフラの基盤」というものを安易に評価し過ぎました。大場様のおっしゃる通り、現在の政治状況には目を覆いたくなります。あらためて中川金融財政相のG7サミットでの記者会見の体たらくとその後の成り行きを見ていると、沸々と憤りを感じるというより、日本の将来に対する危機感を覚えますね。この100年に一度ともいわれる金融経済危機をなんとか打開しようとして開かれた重要な国際会議を一体なんと心得ているのでしょう。日本一国のみならず、全世界にも影響を及ぼす立場にある人間が、あのような醜態を天下にさらすとは何事。むかしの恥を知る武士であれば、即刻切腹して国民に謝すべきところです。当人にそれだけの甲斐性がないのであれば、主君の方から直ちに「その方の仕方はなはだ不届きにつき、その身は切腹および家名断絶を申しつくるものなり。」と言い渡されるくらいのものですよ、まったく。もちろん、主君も同罪です。
 大場様の列挙された種々の難問に対処する方策は、それぞれあるでしょう。しかしその前にやるべきことは、もはや人心の一新しか無いのではないかという気がします。現在の為政者に最も欠けているのは、責任とモラルそして恥を知る心、それに裏打ちされた強い信念、これです。オバマ大統領にはその片鱗が感じられます。
 この際思い切って若い有為な人材を活用してみることです。大阪の橋下知事、なかなかやるじゃないですか。現今の甘ったれた、責任感の麻痺した世襲議員や、企業倫理など屁とも思わない財界のリーダー達にはもはや期待できないかもしれません。
 ところで、そんな右往左往している日本の総理大臣のもとに、ホワイトハウスから招待の声が届いたというニュースがありました。外国の首脳への招待としては第一号だそうですが、これが事実ならば、それほどまでに日本を案じてくれるアメリカの心情がいじらしいいとも、心憎い気配りとも感じられます。我々日本人、もっとしっかりしなきゃ。
 
 (くまさん・記)

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