私の所感(7)
過日の『やったぞ ! 侍ジャパン !! 』について、くまさん様が含蓄に富むコメントを寄せられました。以下に御文を公開致します。
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大場様も言われるとおり、WBCでの「侍ジャパン」の活躍は私たちに多くの希望と勇気を与えてくれましたね。正直のところ私も内心、今回の優勝はむづかしいのではないかと思っていました。しかし結果は本当に感動的な優勝で締めくくられました。
この勝利の要因について私なりに考えてみました。野球の専門的な話は、私には話す資格がありません。私がひとつ思ったのは、「”侍”ジャパン」というネーミングが成功したのではないか、ということでした。「星野ジャパン」でも「原ジャパン」でもない「”サムライ”ジャパン」として、選手一人ひとりが「侍」を自覚、意識したのではないか、そんな感じを受けたのです。日本男児がチームとして世界を相手に闘うとき、各人に勇気と責任感を奮い立たせる精神的な原動力となるのは、21世紀でもやはり「サムライ魂」なのでしょう。この傾向は日本人よりもむしろ、王監督や衣笠選手、ダルビッシュ選手のように純粋に日本を愛する人の方に多く見られるように感じるのは私だけでしょうか。
ところで選手達に一つだけ注文があります。「サムライ」と言うのであれば、勝利に大喜びするだけではなく、実に勇敢に闘った韓国チームに対する敬意のパフォーマンスも見せてほしかった。真の武士であれば、惻隠の情というものを大切にするはずですから。
(くまさん・記)
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