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2つのビックな会見(2)

 小沢代表辞任会見

 私は5月11日夕方本厚木駅近辺にいました。所用を済ませて帰ろうとしていた6時前後、本厚木駅北口広場の一角で、道行く人に号外を配っている男性がいました。その手にある号外の見出しをチラッと一瞥するに、「…代表辞任」というような大きな文字が躍っていました。
 もうそれだけでピンときました。『ははあ。いよいよ小沢代表辞めるんだな』。私はいずれそうならざるを得ないだろう、後はタイミングの問題だけだろう、と思っていました。だからそれを見ても、特に驚くこともありませんでした。
 とは言っても、やはり気にはなります。私も一部もらい、バスを待つ間目を通して見ました。

 号外は朝日新聞のものでした。先ほどチラッと見た最上部特大の横長の見出しは、やはり「小沢代表辞任」。縦の見出しは「党内批判収まらず」。これが代表辞任の、最大の理由なのでしょうか?それに続いて「民主党の小沢代表は11日、代表職を辞任する意向を固め、複数の党幹部らに伝えた。」云々の記事が、通常の新聞よりもだいぶ大きな活字で、紙面一面を埋めています。(ということは、この号外が出た時点では会見はまだしていないようです。)
 西松事件での公設秘書起訴以降も続投を表明していたものの、党内で辞任を求める声が収まらず、次期総選挙で政権交代を目指すには、辞任する必要アリと判断したこと。党執行部は小沢氏の判断を尊重し、後継代表選出に向けた協議に入ること。新代表には、代表経験者の岡田克也副代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の再登板を求める声がある。云々。(号外裏面は、表面同内容の英文紙面。)

 ここまで読んで、私は前回の参院選挙の応援だったかで、この本厚木北口広場に、小沢代表以下今名前の挙がった面々が勢ぞろいした時のことを思い出しました。野党だというのに北口広場は、聴衆でいっぱいになり、小沢代表以下が次々に熱弁をふるっていました。その参院選では、小沢代表の手腕によるところ大きく自民党に大勝し、3月頃までは総選挙も圧倒的勝利で念願の政権交代と、民主党にとってはばら色の未来といったところでした。
 しかし同月の、西松建設違法献金事件に関わる「小沢代表大久保秘書逮捕」以後、事態は暗転します。それまでの上げ潮ムードは一変し、念願の政権交代はどんどん遠のくばかりでした。
 私は当ブログで、東京地検の捜査方法への疑問など、一連の小沢秘書、西松問題については何回か記事にしてきました。

 帰宅して夕方5時以降行われた辞任会見など、テレビ報道に一通り目を通しました。有権者の中には、「なぜもっと早く辞めなかったの?」という声が多いようです。確かに。しかし今回に限らず、政治家の出所進退は一般国民には理解しがたいことがままあります。捜査の進展状況、自民党とのパワーバランス、総選挙のスケジュール等々を秤にかけて、今この時が小沢代表にとってのベストのタイミングだったのでしょう。
 いずれにせよ、代表辞任→新代表選出という民主党新路線により、政界オセロゲームは、またまた大きく変わることになるかもしれません。「悪の小沢」は辞めて、誰がなるにせよ民主党はとにかく新しい顔で出直します。さあ今度は、薄汚く解散総選挙を先延ばししてきた、麻生政権、政府自民党が厳しい目で見られることになります。「二階は結局、何のおとがめもなしかよ?」ともなります。

 通常、ブロガーは政治的旗幟は鮮明にさせないものなのでしょうか?分かりませんが、私はこの際はっきり申し上げておきます。私は「政権交代」絶対支持派です。(皆様そんなこと、とうにご承知かもしれませんが。)戦後60余年経過して、自民党も官僚機構も耐用年数がとっくに切れています。政官財の癒着構造ばかりが肥大化し、このままではどんどん亡国政治に傾斜していくのみ、国民にとってはただただ不幸なだけです。余りにも族議員化し癒着ぐちゃぐちや。それに、2世、3世議員が大勢を占める政党に、変革のエネルギーを要求するのは土台無理というものです。
 通常の先進国並みに、政権交代などとっくの昔に起きてしかるべきだったのです。それを阻んでいた最大要因は、「主権在民」―国民自体の民度の低さだと思います。

 と申しましても、当ブログを政治的討論、争論の場にはしたくありません。上記はあくまで私個人の考えであり、お読みいただいた方々に一切強要するものではありません。「半永久的に、自民党政権でいいじゃないか」という方々のお立場も、大いに認めます。

 (大場光太郎・記)

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