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映画『天使と悪魔』(1)

 きょう5月15日(金)今年最大の注目作との呼び声高い、映画『天使と悪魔』(原題『Angels&Demons』)がアメリカ公開と共に全世界同時公開されました。ご存知の方も多いかと思いますが、ダ・ヴィンチの名画に隠された謎解きで世界的ブームを巻き起こした映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編です。
 前作同様、今回も原作者ダン・ブラウンの大ベストセラー同名小説の映画化で、監督も前作と同じロン・ハワード、その他の主なスタッフも続投。主人公のラングドン教授役も前作と同じトム・ハンクスが演じています。ただヒロインのビクトリア・ベトラ役は、イスラエル人女優のアイェレット・ゾラーが新たに抜擢される形となりました。

 前作『ダ・ヴィンチ・コード』(原題『The Da Vinci Code』)は、ルーヴル美術館の館長が残したメッセージを解読し、事件の鍵となる聖杯と共にキリストの秘密を暴いたハーヴァード大学の宗教象徴学教授ロバート・ラングドンの活躍を描いたものでした。
 ダ・ヴィンチが描いた『最後の晩餐』には、イエス・キリストはマグダラのマリアと結婚しており、磔(はりつけ-十字架刑)にされた時、マグダラのマリアはキリストの子を身ごもっていたという暗号(コード)が含まれていることが明かされるというストーリーでした。
 同映画は、‘06年5月20日全世界同時公開。全世界の興業収益7億5,000万ドル(約700億円)のメガヒットとなりました。
 
 原作者のダン・ブラウンは「この小説における芸術作品、建築物、文書、秘密儀式に関する記述は、すべて事実に基づいている」と述べていますが、特に問題となるキリストの婚姻関係及び子供を残したということについての確証はなく、現在も研究が続いている状態です。これに関してローマ・ヴァチカン教会はキリストを冒涜したものとして、ボイコットを呼びかけていました。(これにつきましては、結論部で私見を述べるつもりです。)

 今回の『天使と悪魔』は、前作よりも時系列的には前の出来事という設定であるようです。主人公のラングドン教授(トム・ハンクス)は、ローマ教皇亡き後に行われるコンクラーベ(新教皇の選挙)の最中に起きた事件解明に奔走します。何者かによって新教皇の候補者(プレフェリーティ)が誘拐、殺害され、ヴァチカンに爆弾が仕掛けられます。ラングドンはさまざまな難題に立ち向かいながら、誘拐犯と仕掛けられた爆弾を追う、というようなストーリーのようです。

 以下は、既に試写を終えた有名人たちの感想です。

 『ダ・ヴィンチ・コード』を越える作品 !  (壇れい 女優)

 こんどの映画はすごい ! ローマが究極の暗号都市だったなんて ! (荒俣宏 作家)

 すごい迫力、休むひまがない ! 悔しいくらいスッキリしました。 (里田まい タレント)

 久しぶりにすごい映画を見た。ヴァチカンを破壊するほどの迫力、どんでん返しの連続。 間違いなく本年最高の面白さだ。 (内田康夫 作家)

 頭脳(マインド)と心臓(ハート)、両方への不敵な刺激 ! ダ・ヴィンチの謎が解けたからと言って あなたは喜んでいられない。 (鏡リュウジ 占星術研究家)

 順不同で紹介しましたが、とにかくいろんな意味で「面白い映画」であることは間違いないようです。それに前作は、理屈的な「謎解き」のシーンが多く退屈だった、という観終った後のコメントも多かったようです。しかし今回の『天使と悪魔』では、エンターティンメント性をいかんなく発揮し、前作を遙かに越えるスケールの作品に仕上がっているようです。
 なお最新情報では、日本におけるTOHOシネマズ日劇の金曜初日の初回(10:00~)の観客動員数で、同じ4月10日(金)の初日に好成績を収めている『レッドクリフpratⅡ』の145%の観客動員数を記録し、大ヒットスタートを切ったそうです。現時点で09年公開作品NO1はほぼ確実で、あとは前作の(国内興業収益)91億円を超えられるかに関心が集まっているようです。  (以下次回につづく)

 (大場光太郎・記)

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