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草なぎ剛 手紙

 SMAPメンバーの一人である草なぎ剛が、泥酔して深夜裸になり、公然わいせつ罪で逮捕されほどなく釈放されてから、約1ヶ月ほどが経ちます。

 彼の逮捕のニュースに、彼のファンはもとより国民の多くから、「たかが深夜酔っ払って裸になったくらいで、何で逮捕されるわけ?そんなことしょっちゅうあるじゃん」というような疑問の声が多かったようです。確かに冷静に考えてみれば、ハメを外した酔っぱらいに対しては通常取り押さえて補導。一晩留置所に入れておき、翌朝素面(しらふ)に戻ってからきついお咎め、「以後このような不始末は二度と致しません。云々」の念書を取って釈放、そんな次第で済む話なのではないでしょうか?
 やはり警視庁赤坂警察署は、全裸になり大声で喚き散らしている彼の言動から、(当ブログで何ヶ月か前取り上げたように)芸能人にありがちな薬物使用を先ず疑い、取り合えず緊急に「身柄の確保を」となったようです。
 
 逮捕から間を置かずに、都内の草なぎ剛の自宅を家宅捜索したことで、その意図は明瞭でした。しかし捜索の結果は、薬物使用を示す物的証拠は何も出てきませんでした。(唯一の成果?は、彼の住居所在地が公けに明らかになったこと。それまで彼は、SMAPのメンバー特に親友の香取慎吾にさえ住居は秘密にしていたそうです。)
 その時点で、警視庁関係者は、さぞ焦ったことでしょうね。何せ草なぎは、知らない人がいないくらいの超有名人です。そして巷からは、上記のような疑問の声がどっとばかりに押し寄せてくるし。それで逆に人々が「えっ。こんなに早く?」と思うような、「処分保留のまま釈放」という早期決着にせざるを得なかったのでしょう。

 今回の草なぎ逮捕といい、(所轄こそ違え)民主党小沢前代表秘書逮捕といい、行き過ぎた警察権力、検察権力の行使が目立つ昨今です。「素っ裸になって大騒ぎした方が悪いんだ」ということはあるにせよ。それによって草薙自身と、ジャニーズ事務所は測り知れないダメージをこうむり、また小沢問題では民主党にとって大きなイメージダウンになりました。
 戦時中の「特高(とっこう)警察」のように、戦争遂行に都合の悪い人間は片っ端からしょっ引かれた暗くて忌まわしい例もあります。強大な警察国家化はロクなことにはなりません。行過ぎた警察、検察権力の行使に対して、私たち国民はもっと厳しいチェックの目を向けていくべきだと思います。

 ところで当ブログでは、草なぎ逮捕直後『草なぎ剛への(架空の)手紙』を公開しました。おかげ様で大好評でした。事件が一件落着した今でも、毎日のように何人かの方からのアクセスがあります。
 そしてそのアクセスの検索フレーズの多くは、「草なぎ剛 手紙」というものです。当初私は別に気にも止めていませんでした。しかしここ何日か『?』と思うようになったのです。私如き者がたまたま書いた一文だけを目当てに、わざわざ訪ねてくるものなのだろうか?
 そこで今回遅ればせながら、私自身グーグルで「草なぎ剛 手紙」を検索してみました。(同検索での総数162,000項目。そのトップ面の6番目に『今この時&あの日あの時 草なぎ剛への(架空の)手紙』がありました。同検索をした人は、これを見て当ブログの同記事にアクセスしてこられたわけです。)

 同検索から分かったことは―。今月19日発売の『女性自身』によると、草なぎが所属する事務所には、激励の手紙や刑事処分回避のための嘆願書などが事件後大量に届き、その数は3万通にも上るそうです。海外からもメッセージが届いており、韓国からは署名活動の署名簿も届いているそうです。
 手紙は事務所スタッフを通じて謹慎中の草なぎ剛に届けられているようで、律儀にも草なぎ本人が一通一通すべてに目を通しているとのこと。(ということは、私も先の文を出していれば、本人が読んでくれた可能性があったわけか !?)
 当初草なぎ剛は、「一人一人全員に返事を書きたい」と申し出ていたものの、全員にはとても返事が書けなかったため、草なぎが書いた手紙をファンクラブで印刷して返送することになったもようです。

 同誌によるとその内容は、「ファンの皆様。励ましの手紙沢山ありがとう。そして今も尚、僕を心配してくれているファンの皆さんありがとう。僕は大丈夫だよ。皆さんの温かい応援で元気が出て来ます。」とファンにお礼を述べ、続いて「みんなと約束します。弱い自分を克服するのは簡単じゃないけれど、沢山のファンの皆さんが応援してくれているし、SMAPのメンバーも支えてくれているので、必ず乗り越えてみせます」と強い決意のコメントをしているとのこと。(この情報は、『芸能7days』というブログを参考にまとめました。感謝申し上げます。)
 3万通もの激励の手紙といい、その一つ一つに目を通していることといい、草なぎ剛の人柄が伝わってくるようです。

 ところで草なぎ剛は、今月28日の芸能界復帰が決まっているもようです。またトヨタをはじめとする各社の「CM解禁」も間近のようです。(但し、ブチ切れ鳩山大臣の総務省・地デジCMだけは取り止め)。スポンサーサイドとしても、この不況下CMの撮り直しに余分なカネがかかり、草なぎのCMで定着した商品のイメージもあるので、出来るだけ差し替えは避けたい、との思惑があるようです。
 では今後の活動は順調か?というと。あるテレビ局関係者によると、「視聴者としては、テレビで草なぎを見るたび事件を思い出しかねません。この先「全裸」「泥酔」を連想させる演技やセリフは避けなければならず、共演者も選ぶ必要があります。お酒のCMもアウト。使いにくいタレントになったことは間違いありません」。
 
 草なぎ剛君。でもそれくらいは「身から出た錆」で仕方ないよね。とにかく復帰のめどが立ち、おめでとう ! この一件をバネに、君の更なる人間的飛躍に期待しているからね。

 (大場光太郎・記)

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コメント

 本記事を公開したのは、21日午後8時30分頃のことでした。この1ヶ月の1日当たり平均訪問者数は、おかげ様で60人を越えています。しかしここ何日かは、50人台での推移でした。
 そこで本記事の公開は、少し訪問者の「てこ入れ」との考えが確かにありました。しかし草なぎ剛の事件は、もう1ヶ月も前のこと。とうに人々の関心は薄れているはずだ。だから、そんなに期待は出来まいと思いながらの公開でした。
 しかしびっくりです。所用外出から帰った午後11時半少し前チェックしてみますと、その時点で過去最高の120人に迫る勢いではありませんか。そして結果的に、1日訪問者数「131人」と、過去最高を軽く更新してくれました。本記事公開前は51人でしたから、その後3時間半くらいで80人もの人が、当ブログに殺到(笑)してくれたことになります。(もちろん本記事以外のアクセスも15件ほどありましたが。)また本日は早朝から複数記事を閲覧される方が多く、アクセス数も過去最高の「245」となりました。(なお嬉しいことに、グーグル検索「草なぎ剛 手紙」で、本記事が今の時点でトップ面の堂々トップ記事に躍り出ました !! )
 草なぎ剛やSMAP人気の高さ、それに今回の事件への人々の関心の高さをまざまざと実感させられた1日となりました。(願わくば、前日公開した『春の岬』やその前の『初夏だより』などを一番お読みいただきたいのですが、残念ながらこのような記事はほんのちょぼちょぼです。)
 22日もこの調子で快調だとよろしいのですが。ともあれ、21日にご訪問いただきました全ての方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

投稿: 大場光太郎 | 2009年5月22日 (金) 01時43分

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