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梅雨が明けて

   梅雨明けの夢のやうなる白き雲   (拙句)

 13日気象庁は、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。ここ何日かの夏そのもののような晴れがちの天気から、『梅雨明け間近か?』と思っていました。しかしいささか唐突だったようにも思われます。
 例年なら、梅雨明けは7月の20日前後だったように記憶しているからです。それに過日の1週間予報では関東地方は今週半ば頃また天気がくずれて梅雨が戻ってくるでしょう、というようなことでしたから。
 また異例なのは、中部、関西、中国など関東以南の地方をさしおいて、関東地方が一足お先に梅雨明けとなったことです。梅雨明けは必ず南の方から順ぐりでなければならない、という決まりがあるわけではないものの…。確かに今年の関東地方の梅雨明けは、例年より6日ほど早く、去年より5日早かったようです。

 それでも梅雨明け翌日の14日は、確かに暑かったものの空に雲も多く、その雲は既に梅雨雲のような鉛色の雲ではないとしても、かといって夏特有のニョキニョキムクムクの雲の峰といった感じでもない白い横雲で、何となく「プチ梅雨明け」といった趣きでした。

 しかし本15日は違います。朝から雲も少なく、日がカァーッと照りつける一日となりました。昨晩は熱帯夜で寝苦しく、早朝には既に30℃近くあったようです。それが日差しの強まりとともにぐんぐん気温も上昇し、(確かめたわけではありませんが)関東各地は35℃に迫ろうかという所が多かったのではないでしょうか。
 長くうっとうしい梅雨が早く明けないかなあと望みながら、いざ明けてみると今度は容赦ない暑さが襲いかかります。こういう季節の変わり目は、えてして体の変調が起こりやすいもの。体調管理には十分留意したいものです。

 話は変わって―。イギリスの作家サー・アーサー・コナン・ドイル(1859年~1930年)は、名探偵シャーロック・ホームズの生みの親(原作者)として有名です。しかし同時にコナン・ドイルは、イギリスにおけるスピリチュアリズムの先駆者の一人としても有名なのです。いな実はそれを広めることこそ彼のライフワークだと考えていて、そのため大評判のシャーロック・ホームズ物語で得た印税のすべてを、その啓蒙のために注ぎ込んだくらいです。
 コナン・ドイルは、死後の世界の最上界を「サマーランド」と名づけました。その世界は常夏のように果実がたわわに実り、緑豊かで、日が輝いて影のない(さりとて暑すぎもしない)世界とイメージしたわけです。あるいはイメージばかりではなく、コナンドイル自身が霊覚者としての一面がありましたから、それは彼自身の霊視によるものだったのかもしれません。

 なるほどと思いますね。これは対極的季節である真冬と比べてみると明らかです。万物が凋落し、すがれて寒々とした世界を天界とは誰も思わないだろうからです。
 しかしコナンドイル以降、スピリチュアリズムの進歩は目覚しく、今日ではここ地球世界に限ってみても、彼の表現した「サマーランド」は実はアストラル界という下から2番目の世界の最上界であって、その上に更に大別して5つもの精妙世界(細分化すれば35階層)が展開されていることが分かってきています。これは何を意味するのでしょうか?私たちの進歩、進化には限りがないということです。本当に「もうこれでオーケー」ということがないのです。無限に続く「学び」です。こちらの世界でも、あちらの世界でも。

 …日に向って歩こうものなら、まるでこの私の体に暑さがフォーカスされてでもいるかのようです。そのような暑さの中街を歩きます。見れば西の遠くの大山の峰の上に、薄黒い雲が横に大きくわだかまっています。何やら雲の峰崩れといった感じです。しかしそれを見ていると、何とはなしに涼感を感じてくるから奇妙です。
 にわかに風が吹いていることに気がつきました。それも、街並みの各店舗の店先の多くの布旗や木々の梢(こずえ)を、なみなみ揺らすほどのけっこう強い風です。これには救われます。本式な炎暑になると、風はベタッと凪いでしまいまるで無風状態、ただただ暑さだけが猛烈に実感されるということになるからです。

 (大場光太郎・記)

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