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都議選の結果に思うこと

―政治的チェンジの流れは最早変えられない !

 12日(日)に行われた東京都議選の結果を、自民党の歴史的大敗とみるべきなのか?それとも民主党の大躍進とみるべきなのか?
 いずれにしても、皆様その結果はとうにご存知のことと思います。自民党38議席(現有48議席)など自公与党合わせても61議席と、過半数の64に及ばず。対して民主党54議席(現有34議席)など非自公は66議席と、過半数を越えました。
 その結果自民党は44年ぶりで第一党の座から転落することとなり、逆に民主党は都議会で初めて第一党の座を獲得することとなりました。
 (44年ぶりとは言っても、専門家の見方では今回の方がはるかにひどく深刻とのことです。)

 しかし今回の結果は、専門家によって1ヶ月以上も前からある程度予測されていたことです。いや専門家のみならず多くの都民、国民の間でもおおよそ予想されていたことなのではないでしょうか?各種選挙では、時に驚くような意外な結果になることがありますが、その意味で今回の都議選は意外性に乏しい選挙だったと言うことが出来そうです。
 それはそうでしょう。だって民主党の方は、名古屋、さいたま、千葉の各政令指定都市市長選、5日の静岡県知事選と、大型地方選挙で連勝につぐ連勝だったのですから。始まる前からある程度は予測出来たことでした。
 もうここまでくれば、都民そして国民有権者が「自民党はもういい。とにかく早く政権の座から去ってくれ」と声を大にして意思表示しているようなものなのではないでしょうか?

 ところで今回の都議選の結果は、石原都政にとっても最悪のシナリオとなりました。石原都政は自公支持の上に成り立っていたからです。今回の結果、石原都知事は、3期目の途中まで石原都政ならぬ石原王政のような好き勝手をやってこられました。しかしもうそんなことは出来ません。
 大懸案の新銀行東京は清算されることになり、築地市場の移転問題は白紙に戻される公算が大です。なぜならそれが民主党のマニフェストでの公約だからです。
 もしかしたら、(巨大な利権に群がる一部企業を喜ばせるだけの)‘16年の東京五輪招致も落選となるかもしれません。もしそうなれば石原都知事は、任期途中で知事の座を放り出すのではないかとみられています。

 そんな中で与党の一角を占める公明党の善戦―23候補者全員当選―には改めて驚かされます。支持母体の創価学会を基盤とした強固な選挙システムによるものですが、こういう結果を見せつけられると、何やら薄気味悪さを感ぜずにはおられません。
 宗教が政治の中枢に食い込んでいる不気味さです。創価学会の機関紙利権が複雑に絡み、その恩恵を受けている大マスコミから創価学会批判、公明党批判はほとんど聞かれませんが。これは明らかに政教一致であり、憲法違反にあたると思われます。
 宗教法人が無税なのをいいことに、せっせと稼ぎまくり蓄えた総資産は数兆円。政界のみならず、中央官庁、検察、裁判所…要所要所に、創価大学卒の人材を大勢送り込んでいます。池田大作の腹黒い野望は、「日本乗っ取りでは?」と思わせられるのです。

 少し話が脱線してしまいましたが。都議選はその直後の国政選挙の先行指標となるケースがほとんどです。都議選の結果が、次の総選挙の結果に直結しているのです。
 本当に多くの国民有権者は、自公政権にほとほと愛想をつかし、心底嫌気が差しています。今回都議選で示された首都・東京都民の意思は、(よほどのことがない限り)そのまま来るべき総選挙に国民の総意として反映されるものと思われます。

 (大場光太郎・記)

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