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薬物汚染の拡がりを憂う(6)

 酒井法子よ、お前もか !?

 (注記)本文中にも書きましたが、途中まで「酒井容疑者逮捕」の事実を知らずに記しました。その点、ご了承ください。

 押尾学(31)の麻薬取締法違反容疑での逮捕と、ほぼ時を同じくして起きた薬物事件が、驚くべき展開となってきました。今月3日未明、都内道玄坂付近で自称プロサーファー高相(たかそう)祐一(41)が大麻取締法違反で逮捕され、その場に居合わせた女優で妻の酒井法子(38)がその場を立ち去り、それ以降失踪していた事件です。

 もう同事件の概略については、新聞、テレビ等の連日の報道で先刻ご承知のことと思いますが、一応ざっと今日までの事件の経過をたどってみます。
 3日未明挙動不審で職務質問された高相容疑者の電話で呼び出された妻の酒井法子は、黒っぽい服装にサングラスで、「社長」と呼ばれる知人男性と共に現場に現われました。その時の酒井はかなり取り乱し、常軌を逸していたようです。例えば高相容疑者のズボンの中に小さな巾着袋を縫いつけ、そこに覚せい剤を隠していたわけですが、警察がそこから粉末状のビニール袋を取り出し高相に問い詰めると、酒井は「うちの主人は下半身にコンプレックスを持っていて、そのための薬です」と強硬に主張。警察官から「全員で署に来てください」と言われると「ここでいい」といった突っ張ったやりとりが、約1時間ほど続きました。
 酒井は結局しぶしぶクスリの簡易検査に同意し、クロと分かった瞬間泣きくずれました。署への任意同行を拒み、尿検査を求められても「絶対にイヤ」と拒否。結局子供を理由に、知人(酒井の義母が親しくしている、会社経営の男性?)と共にその場を立ち去りました。

 それ以降行方不明となり、その時点では10歳の長男も一緒とみられることから、所属事務所であるサンミュージックが高相容疑者の母と相談して、捜索願を出しました。5日のスホーツ全紙は一面で「酒井失踪」を扱い、サンミュージックの相沢社長が記者会見を開き「最悪の事態を避けたい。とにかく連絡してほしい」と訴えました。また事務所の先輩だった森田千葉県知事も異例の呼びかけをしました。
 これら一連の報道で、酒井失踪はビックニュースとして全国を駆け巡りました。のみならず、多くの酒井ファンのいる中国、台湾などでも大きく報じられました。

 酒井の携帯電話の電波が最後に確認されたのが、山梨県身延山付近だったことから、山梨県内にいるものとして警視庁は山梨県警に捜査協力を要請。山梨はそもそも父親(故人)が住んでいて、近くに親戚もおり土地勘もあるようです。
 しかし親戚の女性も全く連絡はなかったと言い、また身延町には酒井と関係の深い宗教団体があるそうですが、同団体は「ここには絶対来ていない」と完全否定しているようです。

 失踪後数日が経過し生死すら危ぶまれ出した7日、事態は急展開します。まず一緒と思われていた長男は、都内の知人宅に預けられて無事であることが確認されました。
 子供を預けて単身失踪ということは、よほど思いつめてのことに違いない、あるいは既に…。と懸念された矢先、昼前頃とんでもないニュース速報が流されました。「酒井法子に覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕状」というものです。これにはびっくり仰天でした。
 悲劇の妻、悲劇のヒロインから、逮捕逃れの逃亡者への転落ですから。清純派女優にして、ママドルだった酒井法子は、以後「酒井容疑者」と呼ばれるようになるのです。大激震です。

 逮捕状の決め手となったものは、7日午前の東京・南青山の自宅マンションの家宅捜索で覚せい剤、同吸引器具などが発見されたことです。酒井容疑者とは別居中であった高相容疑者は「自分のものではない」と供述しました。そして8日には、押収した吸引器具から検出したDNAが、酒井容疑者のものと一致。
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 とここまで作成してきて、念のため今現在の酒井容疑者の状況をと、ネット検索してみました。何と驚くべきことに、「酒井容疑者逮捕」とあるではありませんか。私は『どうせ逮捕はもっと先だろう』と思っていましたし、今夜はテレビも見ていませんでした。
 その事実を知ることなく、まどろっこしい経過などを述べてきました。もう書き直しも出来そうにありませんので、上記の文はそのまま残します。
 その上で『ネット版毎日新聞』の酒井容疑者逮捕時のようすを、以下にご紹介します。

 警視庁によると、酒井容疑者は8日夜、弁護士や親族3人に付き添われ、東京都文京区の警視庁富坂庁舎に出頭し逮捕された時、「うん」と言ってうつむき、応じたという。しかし、行方不明となっていた際の居場所については「言いたくありません」と話しているという。

 酒井容疑者は午後9時半すぎ、渋谷駅近くの警視庁渋谷署に移送された。報道陣約80人がつめかけ、署の前の歩道橋の上などに通行人約300人が足を止める中、酒井容疑者を乗せたシルバーのワゴン車が到着すると、通行人も携帯電話のカメラで一斉に撮影。酒井容疑者はワゴン車の3列シートの最後方に座っていたとみられるが、外からうかがえなかった。

 日付が変わった9日午前0時8分、酒井容疑者を乗せたワゴン車は渋谷署から留置所となる東京湾岸署に向った。120人以上の報道陣が待ち構える中、同27分に到着。車にはカーテンがかけられ、やはり表情は見えなかった。
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 逮捕状以来、酒井容疑者の明るく、華やかで「清純派」のイメージが壊れるような新事実が、次々に明るみに出されました。まず長男を預った知人とは、夫である高相容疑者の愛人だったようです。そしてこの女性と酒井は友人でもあり、夫との仲は酒井公認だったようです。長男がなついていたため、預ってもらったようです。
 また失踪に際しては、直後新宿の量販店で下着を購入、ATMから2度にわたり数10万円を引き出していた…。これらはどう見ても「逃亡目的」としか考えられない行為です。酒井夫婦を知るある知人によれば、酒井らの覚せい剤使用はきのうきょうの話ではなく、だいぶ以前からだった可能性があるようです。
 さらには酒井本人ではないものの、福岡市在住の酒井の実弟が先月同じく覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されていたようです。しかもこの弟は、暴力団員です。

 とにかく、今回の酒井容疑者の一連の行動には幻滅です。「地に堕ちたスター」とでも言うべきか。深く失望させられました。国内のみならず、中国、台湾などの前からのファンもそんな想いでしょう。
 今回の件でうかがえる酒井法子の本当の素顔は、清純派などとんでもない。とんだ食わせ者、もっと下品な言い方をすればアバズレだったのではないか、とも思われてきます。
 覚せい剤使用に加えて、逃亡ですから。草なぎ剛の場合とは全く違います。CMはアウト、女優引退となるかもしれません。
 『ひょっとして、皆吸ってんじゃないの?』。もう芸能人は誰も信用出来なくなりそうです。そう思わしめる酒井法子の今回の行為は、現実の罪以上に重いものがあると言わざるを得ません。
  
 (大場光太郎・記)

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