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日々雑感(6)

   ほうぼうに幾草(いくくさ)ありて虫の夜   (拙句)

 このところ政権交代、薬物事件などすっかり世事、人事のことに気を取られておりました。が気がついてみますと、早や9月も3日。知らぬ間にすっかり秋めいてきました。

 そういえばおととい9月1日は防災の日であるとともに、二百十日でもありました。二百十日は昔から天気が荒れる日が多く、台風の特異日とも言われています。ちょうどその日ではなかったものの、その前日の8月31日台風11号が関東地方に接近し、暴風雨に見舞われた地方もあったようで、当たらずといえども遠からずといったところでしょうか。昔からの言い伝えは、さまざまな先験的知恵の集積と思われ、あながち無視すべきではないのかもしれません。

 通常は台風一過ともなると、翌日はスカッとした秋晴れが続くものです。しかし今回の台風は本式の秋の訪れを告知するように、ここ何日かの涼しさをもたらしました。ちなみに「涼し」は、秋の季語です。
 どうやらきのうきょうは、最高気温が25℃を下回ったようです。25℃は、それ以下だと半そでシャツの上に何か着込んだ方がいい目安になるとのこと。どおりで私も、ここ何日かは背広を着込んで外出しております。

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 『薬物汚染シリーズ』。今年1月たまたま起こった、小向美奈子の覚せい剤使用による逮捕事件をきっかけに始めたものでした。間を置かず大相撲の元若麒麟真一(本名:鈴川真一)による同様の事件が起こり(4)まで記事にしました。
 しかしその後私自身何となく「薬物問題」に触れる気にならず、同シリーズしばらくほったらかしの状態でした。(気にはなっておりましたが。)
 それが8月上旬、押尾、酒井両事件が立て続けに起こりました。特に「のりピー失踪事件」が世間の注目を集めたことで、私が本来持っている「やじ馬」の血を呼び覚まさせ(笑)、また再開ということになりました。そして気がつけば『天地人シリーズ』の(13)と並んでしまいました。

 どこかでも述べましたが、この両事件は探れば探るほど今のこの社会の「鏡、縮図」のように思われてきます。事件そのものも、臭いもの、どす黒いものにフタをしてしまうことも含めて…すべて。しかし「関係者」「当局」が隠そうとすればするほど、余計見たい、本当のことが知りたいとなるのが人情と言うものです。
 とにかくこの両事件特に押尾事件は、奥が深く(「闇が深く」と言うべきか)探るべきミステリー性に富んでおります。今後名誉毀損には気をつけながら(もう既にかなりヤバイか?)、皆様より一歩先んじた新情報をお伝えできればと思います。
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 「8月30日」という歴史的な日の前もその後も、なぜか世の中静かな感じがします。そもそも今回は選挙報道が極端に少なかった中で、民主党はあの郵政選挙時の自民党の獲得議席をも上回ったのです。
 国民有権者は、あの時以来今日に至る政治状況から相当教訓を得たようです。つまり有権者はこの4年間でかなり成熟したのだと思われます。ジャーナリストの中には、前回の自民大勝には一言の文句も言わなかったくせして、今回の民主大勝に対して「前はあっち(自民)今度はこっち(民主)と振り子のように両端にドッと振れる。おかしい国民は ! 」とあからさまに憤慨する者もいました。ねっ、田原総一朗さん。

 (以下独白)でもおかしいのはあなたの方ですよ。テレビ業界を上手く泳ぎまわろうとするから、そういう見方になるんです。今回国民は各マスコミの「総選挙隠し」の目にあいながらも、いたって冷静な判断をしたんです。言ってみれば今回の投票行動は、国民有権者による「静かなる無血革命」なんです。
 それを何ですか、あなたも各マスコミも。これから船出しようとする新政権の足を引っ張るような論評ばかり繰り返して。結局は「既得権益」を失うのが恐くて反対したいんでしょ。今後とも足を引っ張り続けるおつもりですか?
 8月25日に亡くなった政治評論家・細川隆一郎氏は、最後まで「鳩山政権の誕生」を楽しみにしていたことはご存知でしょ?時代の空気をしっかり読んで、大先達に少しは見習ったらどうなんです。でないと、あなたも新聞もテレビも、自民党と一緒で、国民からそっぽを向かれてしまいますよ。
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 空き地の隅でコスモスの幾花かが、風に揺れながらひっそりと咲いています。そのすぐ上には2、3羽の赤とんぼがすいすいと。季節の移り変わりを鋭敏なセンサーのように察知し、咲いたり現れたりする動植物たち。
 何度もお伝えしてきたとおり、当地にもミニ開発や宅地造成の波が押し寄せ、新住居やアパート、マンションがどんどん建ち、年々身近な自然が狭められている状況です。しかしそんな当地でも、夜ともなれば本当にわずかな草花があれば、その陰からリンリンたる虫の声が聞こえてきます。懐かしさを呼び覚まされる虫の音です。

 (大場光太郎・記)

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