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薬物汚染の拡がりを憂う(20)

 押尾学、高相祐一、酒井法子の3被告が保釈されてから、一連の薬物事件の報道もすっかり下火になってしまいました。しかし今月下旬に行われる各自の初公判に向けて、水面下では動きもあるようです。そのようすなどを以下にお伝えしようと思います。

 今回は酒井法子関連についてです。
 保釈後の夜の謝罪会見の後酒井法子は、継母も入院している都内新宿区の東京医科大学病院に直行し、そのまま加療入院していました。しかし今月1日朝同病院を密かに退院したようです。
 保釈直後は、退院後は独身時代に住んでいた都内世田谷区深沢のマンションに身を寄せるものと思われていましたが、そこには現れず、都内のどこかのホテルに身を隠しているものと思われます。謝罪会見をセッティングした酒井の元所属事務所のサンミュージック側も、入院後から今後の善後策などを話し合うべく連絡しようにも連絡が取れない状態のようです。そうすると同社の相澤親子は、酒井の身元引受人ではなかったことになります。では一体誰だったのでしょう?

 保釈時酒井を乗せたワインレッドの車には、よく見るとアンちゃん風の男2人が同乗しており、取材陣の間でも『何者?』と見られていました。同車の手配も含めて、すべては例の「富永一族」が仕切っていて酒井をガードしているようです。さすがの取材陣や芸能リポーターにも居所を掴ませない富永一族による、“神隠し”ならぬ“のりピー隠し”の早業、さすがと思うと共に、よほど酒井を表に出しては困る事情でもあるのでは?とつい勘ぐってしまいたくなります。

 酒井、高相夫婦に関しては、9月20日未明夫婦が所有していた千葉県勝浦市部原の別荘で火事騒ぎがありました。それにより同別荘はほぼ焼失したわけですが、19日夕から夜にかけて隣接する鴨川市や君津市でも無人の別荘で火災が発生していることから、千葉県警勝浦署では連続不審火の疑いがあるとして捜査しているもようです。
 同別荘は外房の部原海岸の住宅地にある木造平屋建の一棟で、地元の人たちの間では以前から怪しげな家と噂され、俗に「ピンクハウス(のりピーハウス)」と呼ばれていたようです。そして今回の事件では、高相被告が同別荘での覚せい剤所持罪でも起訴されています。

 この焼失事件に関しては、酒井夫婦特に高相祐一の口封じを狙ったものではないのか?という情報も流れています。というのも、酒井法子はさすが筋金入りの極道の娘らしく、拘留中最後まで薬物の背後関係を明かさなかったと見られていますが、高相の方は「完オチ」し薬物人脈をべらべら供述したといわれています。また酒井は自身の携帯を壊して処分しましたが、押収された高相の携帯履歴の捜査から、暴力団関係者が何人も逮捕されたという事情もあるようです。
 そのため、「シャバに出たらこれ以上何もしゃべるなよ。もししゃべったらどうなるか分かるな」という、闇社会のある筋からの一種の脅し行動だったというのです。

 また酒井事件関連で気になるのは、“エリカ様”こと沢尻エリカ(23)が、所属事務所の「スターダスト・プロモーション」を突如解雇された出来事です。それによって沢尻の今後の芸能活動は大きな支障をきたし、現に進められていた木村拓哉主演映画『宇宙戦艦ヤマト』の沢尻のヒロイン役は没、代わって黒木メイサ(21)がその役を務めることになりました。
 解雇の理由は、わがままし放題の沢尻に事務所側もほとほと手を焼いたためとされています。とにかく事務所はおろか彼女のマネージャーですらその予定が掴めないことがしばしばだったという事情では、さもありなんとうなずけないでもありません。

 しかしそんな表向きの理由とは別に、8月下旬頃から「沢尻が酒井事件と絡んでいる」という裏情報が業界を駆け巡っていたことも事実のようです。それについては、「いや沢尻と夫の高城は酒井らの薬物とは無関係」とする見方もあります。だが「大いに疑わしい」とする見方が根強いこともまた事実です。
 そもそも沢尻エリカ解雇の引き金の一つになったのは、「奄美大島の皆既日食への夫婦旅行」だといわれています。通常人の感覚では分からないことながら、沢尻夫婦はそろって大の「皆既日食マニア」。ですから酒井夫婦以上に奄美にはどうしても行きたかったのです。この旅行にあたっても沢尻サイドは、事務所を完全に無視して旅行計画を進めたようです。その奄美での行動が、酒井夫婦の足取りとダブっているところがあるのです。

 ハイパーメディアクリエーターという訳の分からない肩書きを持つ、夫・高城剛(45)には以前から薬物疑惑があったようです。それに高城は前々から、酒井の夫の高相祐一とは知り合いだったというのです。だから高相が覚せい剤を入手したといわれている、奄美でのレイブイベントに沢尻夫婦も参加していて、共に覚せい剤を入手、使用したと考えてもおかしくはないのです。
 あくまで解雇の理由を沢尻の「一般的素行不良」で通したい事務所としては、沢尻の奄美での薬物使用を否定したいところですが、同島での彼女のスケジュールを把握出来ていない以上完全否定も出来ないわけなのです。

 奄美での沢尻エリカの行動に不審を抱いた事務所は、沢尻の事情聴取などで警察が動く前に先手を打って解雇を決定したという見方もあるようです。それに呼応するように、沢尻夫婦は解雇発表後海外(欧州)に渡ってしまいました。これを「さては高飛び?」と勘ぐる事情通もいるようです。
 そして、沢尻を事実上解雇した先月30日以降、スターダスト・プロモーションのホームページから沢尻に関するすべての情報が削除されたこと、さらにはその日からわずか2日後、所属タレント(常盤貴子や竹内結子など大物タレントが多数所属)への薬物検査の実施を発表したことも疑惑を強めたようです。「ウチで一番やばかった沢尻がいなくなったから、もう平気だ」と言っているようなものだというのです。

 いずれにしても芸能界薬物汚染は、今回の3被告を裁けばそれで万事解決などという底の浅いものでないことだけは確かなようです。

 (大場光太郎・記)

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