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時の話題(5)

 当ブログ最近すっかり“事件記事”づいています。そこで今回は気分転換に、ほっとする良い話を2つご紹介したいと思います。(ただし少し前の話題になりますが。)

(1)紺野あさ美、テレビ東京のアナウンサーに内々定
 元モーニング娘のメンバーの紺野あさ美(22)が、テレビ東京のアナウンサーに内々定し、今年4月から女子アナ人生をスタートさせることになったそうです。

 紺野あさ美は、第5期生として2001年8月にモー娘に加入しました。芸能人のことをひとまとめにタレントと言いますが、タレント(talent)は元々「才能のある人」「人材」を意味する英語です。確かに衆に抜きん出た“何か”がなければ、テレビに出続けることも、ましてトップアイドルやスターであり続けることなどとてもできません。
 紺野の場合どうだったのでしょう?彼女は北海道札幌市の出身で、中学時代の成績が何と“オール5”だったこともある優等生だったというのです。またスポーツも得意で、中学時代所属していた陸上部では、札幌市の大会で1500m走3位、空手は茶帯で札幌市の大会で1位を取ったといいます。
 そのくらいですからモー娘入りしてからも、民放のクイズや運動会番組ではトップなどの好成績、高い回答率を誇るなど、秀才キャラとして知られるようになったようです。

 そんな紺野でしたが、「学業に専念するために」06年7月早々とモー娘を卒業し、まず高校卒業検定に合格。次いで何と慶応大学環境情報学部に入学したのです。その時は1日数時間机に向かって日々猛勉したといいますから、何とも見上げた“コンジョー娘”です。
 そしてこの度は晴れて、テレ東の女子アナの座を射止めたというわけです。

 そもそもタレント業界は当たればデカイけれど、浮き沈みもまた激しい世界です。第一モーニング娘自体が、全盛期にはCDが100万枚セールスを記録しましたが、最近はすっかり凋落しています。頑張っているのは“ママタレ”の辻希美と矢口真理くらいなもの。初代メンバーの福田明日香は実家が営むフィリピンパブで働き、保田圭や加護亜衣はパチンコ営業に回っているというような具合です。(例の押尾事件で大問題の)エイベックスに移籍した後藤真希も失速気味のようです。
 また長引く不況下で、芸能界も仕事がどんどん減ってきている状況です。

 そう考えれば紺野あさ美の女子アナ転進は賢明な選択だったと言えます。
 それにまた受け入れるテレ東側も、紺野の入社は大歓迎のようです。フジテレビの平井理央に続く元アイドルアナとして話題になるのが確実だからです。
 当ブログ『薬物汚染シリーズ』で度々問題にしましたように、芸能界はすっかり「薬物まみれ」の感があります。紺野あさ美のこの話題に、『芸能界もまだまだ捨てたものじゃないな』と少し救われた思いがしました。

(2)超難関の司法書士試験に合格した元プロ野球選手
 土地や建物を購入して不動産登記をするため、街の司法書士事務所にお世話になった人も多いことと思います。この司法書士になるための国家試験、これが合格率3%という超難関試験なのです。
 この試験に何と元プロ野球選手が挑戦し、見事合格したというのですから驚きです。

 元近鉄投手の桧山泰浩(42)がその人です。現役時代は同級生の入来智と大ゲンカとなり、マスコミを賑わせたこともあったようです。しかし結局一軍登板のないまま91年退団、翌92年に韓国リーグで投げたものの1年で解雇、それ以来きっぱりと野球をあきらめたのだそうです。

 それにしてもプロ野球選手が司法書士に転進とは。彼らはバリバリの“体育会系”で、勉強などからきしダメのはず。と思いましたら、桧山泰浩の場合はなるほど裏づけとなる経歴があったのです。
 福岡県出身の桧山も紺野あさ美と同じように、中学時代の成績は学年でトップクラス。政治や歴史が得意で、県内でも有数の進学校・東筑高校(偏差値66)に進学したのです。そして高校3年の時春のセンバツ大会に出場、強豪の天理をわずか5安打に抑えた実力を見込まれ、85年のドラフト1位で近鉄に入団。プロからの声がかからなければ、京都大学か慶応大学の法学部への進学を考えていたのだそうです。

 桧山はプロ野球引退後すぐに司法書士を目指したわけではないようです。まず野球関係者の紹介で大阪市内の衣料品会社に2年間勤務し、その間「プロ野球選手が就いたことがなく、高卒でもなれる職業は何かと調べて“司法書士の道”を選択した」ということです。
 94年に地元福岡の司法書士事務所で事務員として働きながら、仕事が終わると約2時間机に向かう毎日だったそうです。こうした努力の結果、2度目の挑戦で見事試験をバスしたのです。

 こうして桧山泰浩氏は現在福岡市内に個人事務所を構え、予備校の司法書士コースの専任講師も勤め、充実した日々を送っているとのことです。

 (大場光太郎・記)

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