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国母選手が大学生?

 手に負えない“悪ガキスノーポーラー”が大学生だったとは…

 今回のバンクーバー五輪で、日本人選手中一番の“話題の人”となった感があるのが国母和宏(こくぼ・かずひろ-21)です。その国母選手がスノーボード8位入賞の成績を引っさげて、21日帰国しました。成田空港に現れた国母は、さすがに出発時の腰パン、ネクタイ緩め、ブレザーの前開けっ放しというだらしないかっこうではありませんでした。しかし同空港内での記者会見では「自分のスタイルは変えないっす」と、競技前謝罪会見での「チッ、うっせーな」「反省してま~す」流の、相変わらずのふて腐れぶりは健在でした。

 ところでネットの「J:COM投票」によりますと、「国母選手は許せるか?」とアンケートを取ったところ、「許せる…41%」「許せない…59%」と「許せない」が6割近くに上りました。
 同投票ではついこの前も「小沢幹事長は辞任すべきか?」でアンケートを取りましたが、「辞任すべきでない」が6割以上と、マスコミ各社の世論調査とは逆の結果になっています。これは、ネット読者の方が事実を正しく把握していることによるものです。今やネット情報は、新聞・テレビより真実をより正確に伝える媒体であるという認識が徐々に定着しつつあるようです。利権でグチャグチャに縛られて事実隠蔽報道しかできない新聞・テレビより、ネット情報は「核心」を突いた素の情報発信ができるからです。
 しかし国母選手は、このネット投票でも分の悪い結果になっています。

 しかし考えてみれば、スノボーにしてもスケボーにしても、通常のイメージとしては近所の一部悪ガキたちの遊びという印象が強いこともまた事実です。まさにそんな“スノボー悪ガキ”がそのまま成人したのが国母和宏で、たまたまスノボーの腕前がオリンピックに出場できるほどのレベルに達していたということなのです。
 横綱朝青龍の引退後、天敵と言われた内館牧子は「朝青龍は稀人(まれびと)だった」と最大級の賛辞を贈っていました。確かに、スポーツなど特定の分野で突出して秀でた技があれば、それは常人を超えた“稀人”です。これは芸能タレントも同じですが、その上高い「人格、品格」を求めるのが土台無理な注文というものです。ただ国母の場合は6割くらいの人から顰蹙(ひんしゅく)を買うほどルールを無視した、度の過ぎた“悪ガキぶり”だったということなのでしょう。

 だから国母和宏の一挙手一投足に、一々目くじら立てる必要がないとしても。そんな悪ガキ・国母がレッキとした大学生と聞かされると、さすがに絶句してしまいます。
 何大学?東海大学札幌キャンパス。同キャンパスは、国際文化と生物理工の2学部があり、国母は国際文化学部地域創造学科3年生だというのです。
 東海大学札幌キャンパスは、もともとスポーツが盛んなのだそうです。例えば同キャンパスOBには、ノルデック複合の高橋大斗やフリースタイルの附田雄剛がおり、また附属高校の卒業生には、ジャンプの葛西紀明、スピードスケートの吉井小百合らがいるそうです。

 また国母と同学部の先輩として、長野五輪の女子モーグルで金メダリストとなった里谷多英がいるといいます。里谷はその後、泥酔事件、銀座クラブでの下半身スキャンダルで世間を騒がせました。(ただ里谷の名誉のために言えば、同スキャンダルは店のオーナーらがでっち上げたものだった疑いが濃厚のようです)。いずれにしても後輩の国母も、母校のそんな伝統を受け継いでいるということなのでしょうか?

 今回の行状から察するに、国母和宏はスポーツに秀でた者に許される一芸入試で無試験で東海大に入った口なのではないでしょうか?そうなると確かにスノボーの腕は天下一品としても、IQやEQといった人間としての総合的能力では、中学・高校レベルに止まっているのかもしれません。
 そこで気になって、東海大学国際文化部の偏差値を調べてみました。すると同学部の偏差値は「45」です。思わず『えっ。こんなレベルで大学?』と思ってしまいます。参考まで「偏差値(へんさち)とは簡単に、「その人の学力が全体の中でどれくらいの位置にあるかを示す数値」だそうです。平均を50とし、基本的に30~80の数字で表わされます。毎度申しますが、私は偏差値でその人間の価値のすべてが測れるとは思っていません。しかしこと「学力」を推し量る尺度としては、重要な指標となるはずです。

 そこでついでに、各大学の偏差値も当たってみました。さすがに国立大学は軒並み「60以上」とハイレベルです。東京大学は通常の偏差値表示はしていないようですが、全学部とも70以上と推察されます。ちなみに私学の雄である早稲田大学や、慶応大学はどうなのでしょう?
 まず早稲田大学。政治経済学部「65」、法学部「66」、理工学部「60~65」などとなっています。一方の慶応大学は、経済学部「65~67」、法学部「67~68」、理工学部「63~65」などと、さすがに両大学ともハイレベルです。 (以下「続」につづく)

 (大場光太郎・記)

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