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春一番が吹きました !

  美少女の髪もたてがみ春疾風(はるはやて)   (拙句)

 ここ2、3日にわかに春めいた良い天気が続いています。近所の水路道際の白梅は今を盛りと咲いていて、花を見上げがてら、わざとその木すれすれを通りますと通りぎわほのかな香りを伝えてくれます。

 水路道の砂利混じりの奥行き1m強の地面には、ここ何日かでふきのとうが小躍りするようにあっちこっちで芽を出していました。「いました」と過去形なのは、本日3時過ぎ通ってみたら、きのうまで10個近くあったふきのとう坊主が、根元からきれいに摘み取られ跡形もなくなっていたからです。そこを通りかかったご近所の誰かが、きっと摘んでいったものなのでしょう。
 
 そういえば思い出しましたが、郷里での子ども時代ふきのとうは早春の珍味でした。近くの野山でいっぱい摘んできたものを、亡母に渡します。すると母は、それをまるごと衣で包んだてんぷらにしたり、あるいは刻んだ具としておみおつけに入れたりして食べさせてくれました。またこれは郷里独特な食べ方だったかもしれませんが、「ふきのとう味噌」といって、細かく刻んだふきのとうに味噌をまぶして、乏しい食の足しとしたのです。
 いずれも、少し苦みばしった早春の懐かしい味です。

 それにきょう(25日)は外出時かなり強い風だな、と感じました。どこからという一定した風向きではなく、時に東北の方から、時に南東の方からといった具合に、回り込む感じの突風のようです。
 無舗装の砂利道を歩いた時など、歩く少し先の方で砂が弧を描くように巻き上げられ、土ぼこりとなってこっちに向かって襲ってきます。また広い通りに出ますと、さるチェーン店系レストランの駐車場にずらり並んだ布旗が、強い風に煽られて一斉にはたはたなびいていました。

 歩いていますと背中に強い追い風を受け、それに促されていやでも早足になります。『さては春一番か?』、道々そう思いました。しかし今ひとつ確信がもてず、後で確認したところ、やはりきょうは九州から関東地方の広い範囲で春一番が吹いたそうです。

    雪がとけて川になって
       流れて行きます
    つくしの子が恥ずかしげに
       顔を出します
    もうすぐ春ですねえ
    ちょっと気どってみませんか
       (歌:キャンディーズ『春一番』より)
 今や早春の名曲の一つと言っていいのかもしれません。それにしてもキャンディーズが解散して、早や30余年も経ってしまったとは。スーちゃん、ランちゃん、ミキちゃん3人娘のそれぞれのその後の歩みなどをたどってみても、感慨深いものがあります。

 春一番が吹いたとはいっても、まだ2月下旬。ひな祭りさえ少し先です。これからまた寒さがぶり返したり、少し緩んで暖かくなったりの三寒四温を繰り返しながら、少しずつ確実に春に近づいていくのでしょう。

 (大場光太郎・記)

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