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朝青龍暴行で捜査一課?

 引退でも、警視庁は捜査一課を投入して事件を捜査しているらしい

 4日の朝青龍の引退会見は、まさに寝耳に水の出来事でした。そのため巷では号外が配られたほどです。一夜明けて引退会見までの経過が少し明らかになってきました。
 会見では「いろいろご迷惑をかけ、世間を騒がした責任を取る。ケジメをつけるのはぼくしかいない」などと殊勝な言葉を連ね涙まで見せましたが、実際は理事会や横綱審議委員会(横審)に追い込まれ、しぶしぶマゲを切らざるを得なくなったというのが真相のようです。 

 師匠の高砂親方を含めた朝青龍サイドは、直前まで辞める気などサラサラなかったようです。何しろ16日早朝の事件発生直後から、刑事処分や相撲協会からの解雇処分を逃れようと、あらゆる裏工作を仕掛け、過去の不祥事同様逃げ切りを図ってきたのです。
 朝青龍自身引退などハナから考えてはおらず、今回の事件もなかったことにして、たとえ処分が下されたとしても軽いもので済むと、今回の泥酔暴行事件から逃げ切れると考えていたとみられています。

 その裏には「オレがいなければ興業が成り立たないだろう」という朝青龍の読みというか、おごりのようなものがあったと見るベテラン記者もいます。確かに間近の3月の大阪場所をとっても、朝青龍不在となればその損失は図り知れません。
 朝青龍と相撲協会との興業的利害関係によって、3年前のサッカー騒動以外にも、朝青龍がらみで協会がもみ消した不祥事は片手では足りないといわれています。また朝青龍も協会の弱みを握っていたという見方もあるようです。
 そういうもたれ合いの関係で、今回も協会が何とかうまく済ませてくれるだろうとタカをくくっていたフシがあったというのです。

 しかし4日の理事会に高砂親方と共に呼び出され、事件に対する事情を聴取された朝青龍は、事実関係を厳しく問われその時「解雇」をちらつかされるなど、厳しい追及を受けたようです。理事会に先立ち、横審の鶴川委員長から「委員の大半が厳しい意見だ」と事実上の引退勧告を突きつけられ、さすがの武蔵川理事長もかばいきれなくなったというのです。
 結局理事会での聴取は2回の休憩をはさんで3回行われました。2回目の聴取後朝青龍と高砂親方が話し合っていた部屋に、九重親方(元横綱千代の富士)ら3親方が入って行き、「このままでは厳しい結果になる。そうなればこれまでの偉業も消えてしまうぞ」と説得され、朝青龍もそこではじめて決断したのではないかと見られています。

 こうして夕方の突然の引退会見となったわけです。これで暴行事件そのものもこのまま終結かと思いきや。どっこい、引退によって相撲界に対してのケジメはついたかもしれませんが、実は事件そのものの捜査は続行中だというのです。近々朝青龍自身の事情聴取があるともいわれています。

 それもこの事件には所轄の麻布署だけではなく、警視庁本庁の捜査一課も加わっているというのですから驚きです。何しろ捜査一課といえば、小沢問題で満天下に悪名を轟かせた東京地検の花形が「特捜部」なら、こちらは「泣く子も黙る捜査一課」。警視庁切ってのエリート集団です。
 それに捜査一課といえば、「強盗、傷害、暴行、強姦、殺人」など凶悪犯専門の部署でもあります。とここまで記して、私は昨年も同じことを述べたことを思い出しました。あの押尾事件です。確か押尾事件では、押尾学に対する麻薬取締法違反罪の判決前後から捜査一課に担当が替わったのでした。もちろん変死した田中香織さんへの、押尾学に対する保護責任者遺棄致死罪での立件のためにです。

 しかし今回表向きの事件は、西麻布のクラブ「フェリア」支配人、川奈毅(本名川名毅)への暴行傷害だけです。その川奈自身が、示談が成立したこともあり「お酒を飲んだ席での延長の出来事。寛大なるご処置をお願い致します」という嘆願書を、麻布署に提出しているといいます。
 なのに何でわざわざ捜査一課が出張る(でばる)必要があるのか?異例中の異例で、今ひとつ解せないところです。ある警察関係者によると、「麻布署の捜査がだらしなかったからでしょう。事件当日駆けつけた麻布署員はモタモタしていた。普通なら傷害容疑で即現行犯逮捕すべき事案です。これに業を煮やして捜査一課投入となった」というのですが。

 川奈毅への暴行以前に、朝青龍はクラブ「フェリア」で「レイプ未遂」を起こしていた疑惑があります。ある情報では、それは「未遂」ではなく「レイプそのもの」だったというのです。つまり朝青龍は、クラブ内で外国人ホステスを次々にトイレに連れ込みレイブしまくっていた。それを知った支配人の川奈らが必死で止めに入った。既に泥酔状態だった朝青龍は、それに激昂して付き人と共に、川奈を車に連れ込み車中でボコボコ殴り、日頃は喧嘩っ早く“狂犬”と怖れられていた「六本木の帝王」川奈毅も半泣き状態で車から飛び降り、麻布署員に助けを求めた。(この一件でこれまでの「カリスマ川奈」も地に堕ちたことでしょう)
 これが事実なら、“横綱の品格”云々以前の「鬼畜の所業」というべきです。あるいは捜査一課は、そこまで踏み込んだ捜査をするというのでしょうか?

 実は横審の引退勧告決議や九重親方らの勧告とは別に、もう一人朝青龍に引退を迫った人物がいたそうです。武蔵川理事長が協会改革の一環として外部から招聘した、吉野準外部監査(75)です。吉野氏は元警視総監ですが、朝青龍に「あなた、もう辞めなさい」と迫ったといわれています。吉野氏は、事件の概要や捜査情報などを知りうる立場にあったとも考えられます。
 とにかく押尾事件とも限りなく重なり合う、六本木界隈で起きたこの事件。押尾事件がそうであったように、各方面がズブズブの癒着関係にある以上、事件の全容解明など期待できないものの、さてどこまで解明されるものなのか?敏腕集団・捜査一課の捜査の推移を見守りたいものです。

 (大場光太郎・記)

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