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続・今の卒業式の歌とは?

 若者たちの卒業ソングとして、『3月9日』がダントツの人気らしい

 つい最近の「ココログニュース」でも、『卒業ソングで思い出すのは』という記事が出されました。それによりますと、当ブログ記事『今の卒業式の歌とは?』とは少し違う卒業式の歌が取り上げられています。より公平を期すため、今回は同記事などをもとに、また卒業歌を取り上げてみたいと思います。

 ココログニュース同記事によりますと、「ORICON STYLE」による2010年「みんなの心に沁みる定番の卒業ソング」のランキングで1位になったのは、『3月9日』という歌だそうです。以下2位は『卒業写真』(荒井由美)『贈る言葉』(海援隊)と続いています。

 私はそもそも「ORICON STYLE」というのが初耳でした。これについて少し説明したいと思います。
 「ORICON(オリコン)」だけなら以前からよく聞く“現代用語”です。これはヒットチャートをはじめとする音楽情報サービスを提供する、日本の企業グループまたはグループの会社であるオリコン株式会社のことをいうようです。(同社の代表取締役は、小池恒-創業者・小池聡行の長男)

 同社が発表する「オリコンチャート」は日本で最も知名度のある音楽ヒットチャートで、日間、週間、月間などの異なる集計期間により、ポップス、演歌、洋楽など異なるジャンル、またDVDやゲームの売上げランキングやモニター調査による好感度も発表しています。
 そして「ORICON STYLE」は1979年創刊で、チャート情報だけでなく、音楽情報を広く扱う、子会社のオリコン・エンタティンメント(株)が出版している週刊雑誌だそうです。

 とにかく私にとっては聞きなれない歌がいきなり1位登場です。『3月9日』(さんがつここのか)。学校生活が身近に感じられる10代、20代の男女にアンケートを実施した結果、同歌はこれで4年連続で1位となり、今や若者たちの間では卒業ソングの“新定番”としてすっかり定着していることがうかがえます。
 『3月9日』についての感想ー。「卒業式の雰囲気にとてもよく合っている感じ」(京都府/20代/男性)「曲風と歌詞がピッタリだから」(茨城県/10代/男性)というように、心に沁み入る歌詞とメロディで男女問わず高い人気を獲得しているようです。実際卒業式で歌ったという人も多く、「この曲を聴くと卒業式を思い出しますね」(神奈川県/10代/女性)というような声も多く聞かれたようです。

 この『3月9日』は、日本のロックバンド「レミオロメン」のシングルとして2004年3月9日発売されました。翌年の05年に発売されたアルバム「ether(エーテル)」にも収録され、その中の一曲『粉雪』がフジテレビ系ドラマ『1リットルの涙』の挿入歌に起用された際、ドラマ中盤からは『3月9日』も同時に使用されたことで、一時『粉雪』と同時にオリコンチャートに返り咲きました。ライブでは『ビールとプリン』と並び、必ずと言っていいほど演奏される曲だそうです。

 そもそもこの歌は、メンバー3人の共通の友人の結婚記念日(2003年3月9日)を祝うために作られた曲なのだそうです。こうしてみると本来この曲は「結婚」を祝う歌であって、「卒業」を祝う歌ではなかったわけです。ただ同ドラマで使われた影響もあり、小中学校では卒業式や合唱などでよく歌われるようになったもののようです。
 私は今回初めて「youtube生ライブ版」を聴いてみました。ごくありふれた日常の中のふとした気づき、等身大の心のふれあいを素直に歌った歌だな、という感想を持ちました。それにメロディもソフトで爽やかで。こういうところが現代っ子の感性にフィットするのでしょうね。

 ただ今回のアンケートは若者を対象に実施されたものです。そもそも一昔前の世代なら、「卒業式の歌」や「卒業歌」であって「卒業ソング」などとは言いませんでしたから。
 そのため少し上の世代にとっては、「ジェネレーションギャップを感じる」とか「最近は“仰げば尊し”は歌わないそうで、歌い継いできた身としては寂しい限り」とか「私たちが歌ったのは“仰げば尊し”と“蛍の光”そしてもちろん校歌。“仰げば尊し”なんかは、歌いながら号泣したね」と懐かしく振り返る人もまたいるわけです。
 ちなみに前記事で取り上げました『旅立ちの日に』は、同ランキングでは4位でした。

 (大場光太郎・記) 

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