« 『蛍の光』は1万2千年前の歌?(3) | トップページ | 『龍馬伝』について(2) »

最近の自民党・雑感

 鳩山(邦)桝添(要)与謝野(馨)片山(さ)安倍(晋)などに関する小話

 小沢幹事長や民主党への大バッシングを決して緩めない大マスコミです。しかしこと「悪徳ペンタゴン仲間」の自民党に対しては、話が別です。PОDAM・正力→渡邉恒雄の読売グループや親米広告代理店・電通はもとより、何だかんだ言って底流では「CIAネットワーク」で深く結びついているのが新聞・テレビ業界です。そして現在の大マスコミの経営陣は、自民党長期政権下で悪徳権益の旨味を十分たっぷりと味わってきた連中です。

 そこで民主党中心の新政権下で、彼らの悪徳権益が根底から取っ払われかねず。同じ理屈の検察幹部同様、その危機感は相当なものがあるはずです。その危機意識の現われが、極端な民主党バッシング→意図的な支持率低下誘導報道となって現われているわけです。
 対して自民党には、野党に下った今でも大いにシンパシーやノスタルジーを感じています。そこで今夏の参院選では自民に何とか勝たせて“衆参ねじれ”を、あわよくばその先の民主党政権崩壊、自民党政権奪取のお先棒を担ごうと躍起になっているようです。「社会の木鐸」「正義の言論」「不偏不党」を掲げる、大メディアの何とも見上げたご立派な報道姿勢です。

 そんな中にあって、昨今やんややんやと取り上げて報道しているのが、自民党内の“コップの中の争い”など同党の詳細な動向です。桝添要一元厚労相の少しキナ臭い動きには、「すわっ、自民を飛び出して新党結成か?」、麻生内閣での財務相時代は経済政策に大失敗した張本人である与謝野馨の動きまで、「谷垣総裁と直談判。結果次第では新党も視野か?」などと逐一報道しています。
 与謝野氏は見るからに病みあがりで精気に欠け、年から考えてもパワフルな政治活動などとても無理。本来なら、かの与謝野晶子の何代か子孫に当たる孫とでも遊んだり、お年寄り仲間と碁でも打ちながら静かな余生を送るよう、引退勧告するのが報道機関としてのつとめのはずです。

 またもう一人、鳩山邦夫元総務相が15日、党内から思わず食らった豆鉄砲に慌てた鳩ポッポよろしく、はずみで自民党から飛び出してしまいました。そして飛んでいる最中に『まてよ。俺一人じゃあ、この先の旅はつらいぞ』と考え、与謝野氏や桝添氏に「一緒に旅に出ようよ」とあらん限りの秋波を送ってみても、ご両人や両陣営には軽く袖にされるわ。みんなの党の渡辺喜美のように大化けして、それでなくても少なくなった党員を引っこ抜かれるのを恐れる古巣の自民党幹部からは、「由紀夫が脱税王なら、邦夫だって一緒だ。この際邦夫の国会喚問召致も検討するか」と牽制されるわ。
 “政界渡り鳥”の鳩山邦夫氏には、当分つらい一人旅が続きそうです。

 とにかく桝添は、鳩山(邦)を「政治家にとって基本は政策だ。政党をつくるとか、誰と組むとか先にやるからおかしくなる !」とケチョンケチョンにけなし、ハナから相手にしていないようです。桝添はなぜここまで強く連携を拒否したのか?政界では「あの一言がいけなかった」という“珍解説”が飛び交っているといいます。
 与謝野と桝添に連携を呼びかけた鳩山(邦)は、「日本一頭がいい政治家・与謝野馨、国民の期待度が高い桝添要一」と語りました。鳩山としては2人に対する精一杯のリップサービスのつもりだったのでしょうが、桝添にしてみれば「その一言」が許せなかったというのです。

 どういうことなのでしょう?かつて学生時代鳩山(邦)と桝添は、東大法学部の同期生だったのです。(ついでにいえば、与謝野馨は同学部の一世代前の先輩)
 2人は高校時代から、全国模試の上位に名を連ねるライバルだったといいます。しかし鳩山(邦)は東大を主席で卒業したように、当時は邦夫の方が圧倒的に優秀だったようなのです。

 「私の友人の友人がアルカイダなんですねぇ」「(田中角栄の秘書時代は)毎月のようにペンタゴンがやってきて食事をごちそうしてくれた」などと訳の分からないことをおっしゃる、昨今の鳩山(邦)からは想像できませんが、若き日には燦然と輝いていたわけです。
 いずれにしても、負けず嫌いで上昇志向の塊りのような桝添は、いまだにそのことを気にしているようだといいます。そこに「日本一頭のいい与謝野馨」と言ったものだから、桝添は「やっぱり邦夫は、オレより自分の方が賢いと思っているのか?」とカチンときたのではないかというのです。

 ついでの話として。かつて鳩山邦夫は、「頭の良さ」をめぐって、東大法学部の後輩である片山さつきの一言に激怒したことがあるといいます。まだ財務省主計局の役人だった片山が、「鳩山先生は高校時代、全国模試で1位、1位、3位、1位だったそうですね」と聞いたので、鳩山は自慢そうに「そうだ」と答えたそうです。すると片山さつきは「私は1位、1位、1位、1位でした」と、勝ち誇ったように言ったというのです。さすがに鳩山(邦)は、後から「あの女は何だ !」とカンカンだったといいます。

 その「あの女は何だ」の片山さつきと、かつて結婚していたのが何と桝添要一だったのです。1986年見合い結婚しましたが、89年にはもう別れています。「頭」では勝てなかった桝添でしたが、噂では「種馬」としての能力では鳩山(邦)を凌駕していたようです。
 しかし四六時中一緒にいる女が、女傑タイプの「オレより賢い女」。そんな片山の前では、桝添自慢の生殖機能も萎縮しがちだったのでしょうか?
 
 ところで桝添は、自民党を飛び出して新党をつくるつもりなど、サラサラないことがはっきりしてきました。というのも、その“黒幕”の存在がここにきて明らかになったからです。
 黒幕はどうやら安倍晋三のようです。その証拠に、桝添に裏で知恵をつけているのは、安倍の“軍師”だった菅義偉と、これまた安倍の子分の世耕弘成の2人なのです。この2人が桝添の勉強会「経済戦略研究会」の呼びかけ人だといいます。そしてこのメンバーには、安倍内閣の官房長官だった塩崎恭久や山本一太など「安倍人脈」で固められているのです。こんな連中に担がれている桝添は、たいしたことありません。

 彼らを通して桝添の動きは逐一、安倍晋三・日本版CIA長官(?)に報告が上がっているといいます。無様に政権を途中でほっぽり出した安倍は、あわよくばもう一度政権を担いたいと考えているというのです。そんなことになれば、CIAエージェント・岸信介の孫で、狂った軍事オタクお坊ちゃまが、今度こそこの国を破滅させそうで、怖いです、ホントに。

 (注記)本記事は、3月19日付「日刊ゲンダイ」を参考、引用してまとめました。

 (大場光太郎・記)

|

« 『蛍の光』は1万2千年前の歌?(3) | トップページ | 『龍馬伝』について(2) »

時事問題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『蛍の光』は1万2千年前の歌?(3) | トップページ | 『龍馬伝』について(2) »