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続・日本の民主主義は「12歳」?

 「12歳の少年」かどうかは別にして、かなり低い民度であるのは間違いないだろう

 GHQアメリカ様は、数年間の日本直接統治から間接統治に切り換えました。そしてそのための布石として用意していったのが、後の東京地検特捜部であり、自由民主党であり、日米安保による日本各地の米軍基地なのでした。
 それと同時に、彼らはもう一つ重要な布石も行っています。日本の言論機関への介入です。第二次大戦後の世界は、マスメディアの影響がますます強くなることが予想され、これへの善後策もきちんとしておかなければならなかったのです。

 そこは謀略国家・アメリカ、ゆめ怠りありません。この分野では、A級戦犯だった正力松太郎を設立間もないCIAの日本におけるエージェントの一人に指名します。正力にはPODAMというCIAコードネームを与え、当時の我が国世論を「“親米、反共産”に誘導すべし」との命令を与えます。
 読売新聞のドンだった正力は、早速ニューメディアであるテレビに進出し日本テレビという親米テレビ局を開設します。こうして読売、日本テレビは、我が国でも突出した親戦争屋・親CIAメディアとして他の新聞社、テレビ局に対して隠然たる影響力を有し、今日の読売のドン渡邉恒雄に至っているものとみられます。

 戦後先進国がこぞって力を入れて開発したのが、テレビジョン放送でした。新聞などの活字メディアと比べて、映像によって圧倒的な情報量を瞬時に伝え得る画期的なメディアだったからです。これを他国に先駆けて研究開発してきたアメリカが、国民の意識向上などの目的に使うはずがありません。何しろG・ワシントン以来の「フリーメーソン国家・アメリカ」なのです。ということは、建国以来の最終目標は、人類を一元的に管理・コントロールする「世界政府の樹立」です。それが隠された目的である以上、自分たちのコントロールを超えるレベルまで、大衆に賢くなられては困るのです。

 戦後間もない日本は、彼らにとって格好の「実験国家」でした。私たちが思いも及ばぬような、GHQ占領政策という名目の多くの社会実験がなされたに違いないのです。
 その中の一つとして、当時「3S政策」というのが話題となりました。3Sとは、「Sport、Sex、Screen」の最初の「S」を取ったものです。要は占領相手である日本人を徹底的に愚民化するために、「スポーツ、セックス、スクリーン」による刹那的快楽、娯楽主義を徹底して与えよ。そしてつまりは、「奴ら(ジャップ)をまともにモノが考えられない愚民とせよ」ということのようです。
 占領当時、このような政策が本当に実行されたかどうかは不明です。しかしその後の我が国の歩みをつぶさに振り返る時、私たち日本国民は知らず知らずに「愚民化」の方向に誘導されてきた感が否めません。

 特にそれ抜きでは戦後日本の歩みを語れないほど、「テレビ」は社会の隅々、各人の心の中にまで深い影響を及ぼしてきました。各家庭にまだテレビが十分普及し始める以前の昭和30年代半ば頃、ジャーナリストの草分け的存在である大宅壮一がその害毒を見抜き、「一億総白痴化」という流行語を生み出し話題となりました。
 視聴者はテレビ画面をポカンと口をあけて見ていれば、受動的に映像なり音声なりが勝手に飛び込んできます。その受身性、膨大量の情報伝達性…。テレビくらい「マインドコントロール装置」として適している機器は他にないのです。

 ある人は、新聞・テレビ報道を真実として疑わない人たちのことを「B級大衆」と呼んでいます。この層には、『IQ84』の最新作が書店で発売されている。『ならば私も流行に後れないよう買わなきゃ』というような人たちも含まれます。私ならさらにその下に、新聞や本など活字はほとんど読まない、情報源はもっぱらテレビのみというような人たちを「C級大衆」と呼びたいと思います。まあ申し訳ありませんが、新聞・テレビに好いようにマインドコントロールされている方々は、本当に救いがたいと思います。
 こういう人たちは、自分たちがマインドコントロールされているなどとは、ゆめ思っていないことでしょう。そして「無党派層」などと適当な呼ばれ方をして、すっかり悦に入っているのです。その上さらに始末が悪いのは、こういう人たちが国民世論の圧倒的多数を占めていることです。

 新聞・テレビなど大メディアは、今も昔も、世論を誘導するのにそんなに苦労していないはずです。一定のパターンに当てはめて、例えば最近の例では小沢幹事長や民主党のネガティヴキャンペーンを流し続ければ、とにかくそれで効果てき面なのですから。思惑どおり、「小沢一郎は幹事長を辞任せよ…80%」「鳩山政権支持する…25%(発足時の70%台から急降下)」と、お望みの結果が得られるわけです。
 マスコミ上層部は「国民はバカだから、連中を騙すのはわけないよ」と、陰で舌をペロッと出しているに違いないのです。

 そうして各マスコミから騙しに騙されて、彼らの好いように世論誘導され、後で泣きをみるのは結局国民自身なのです。例の小泉改革、郵政民営化がまさにそうだったではないですか。あの時マスコミに煽られて、熱狂的に小泉政権を支持し、結果どうだったのか?デタラメ構造改革、デタラメ郵政民営化によって、今日の社会はその大変なツケを払わされているではないですか。
 それもこれも、新聞・テレビの報道を真に受けすぎるからなのです。なるほど私たち国民の多くは、かつてマッカーサーが喝破したように、今でも「この国の民主主義は、12歳の少年」のレベルなのではないでしょうか?この一文をお読みの方は、ご自分でマスコミ報道の良し悪しがきちんと識別できる、テレビコメンテーターなどの浅薄な言説には簡単に同調しない、数少ない「A級大衆」の方々と推察致します。  - 完 -

 (大場光太郎・記)

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