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前原、仙谷らを更迭せよ

 不満分子・獅子身中の虫の放言をこれ以上許すな。閣僚更迭、党除名にせよ。

 ゴールデンウィーク中、“お坊ちゃま大臣”前原誠司国交相が、外遊中のワシントンなどで「小沢辞任要求発言」をしたと報じられました。前原の放言は何も今に始まったことではありませんが、その時報道陣に囲まれたオフレコ発言でとんでもないことまで口走っていたことが明らかになり、ここにきて民主党内で問題になり始めています。

 問題の前原オフレコ発言とはー。
 「普天間で沖縄、徳之島、米国の3者合意は無理。(鳩山総理が)責任を取ることになると思う」
 「参院選は歴史的敗北になる。だから、このまま(の形で)参院選にならない。総理が辞めざるを得なくなった時、小沢幹事長がどういう判断を下すのか」
 「内閣支持率が10%を切った場合、総理はどう考えるのか。森内閣の最後の支持率が9%だから、同じになった時どうなるのかに注目している」
 これが現閣僚の一員の発言かと耳を疑ってしまいます。とても看過できない発言のオンパレードです。自民党の歴代政権下でも、問題行動を起こした大臣をずい分見てきました。しかし前原のように公然と、「総理はもう持たない」などと明言するような大臣はちょっと記憶にありません。これじゃあ、まるで「閣内クーデター」ではないでしょうか?

 放言は何も前原だけではありません。仙谷由人国家戦略相も滞在先のハノイで、「(小沢幹事長は)参院選の候補者のことを十二分に考えていただけるものと思っている。候補者の生の声がそろそろ(小沢氏に)届いているのではないか」と、こちらは小沢氏の自発的な辞任を促しています。仙谷は自分が総理だと勘違いしているのか、以前「今夏は衆参同時選挙もあり得る」と発言して物議をかもしたこともありました。
 また枝野幸男行政刷新相も、「(進退は)政治家としての責任に基づいて判断することだ」などと、マスコミの前で言いたい放題です。

 そもそも閣僚に課せられた使命は、総理大臣を中心に一致結束して政府の仕事を粛々と遂行することです。大臣としては無能な前原らは本来の政務などそっちのけで、事あるごとに「小沢は辞任しろ」「鳩山はもうもたない」など放言のオンパレードです。
 この者たちが今現在閣僚でいられるのは誰のおかげか?第一には、昨夏の衆院選で歴史的な政権交代を実現させた豪腕・小沢一郎のおかげです。そして第二に、自分たちを閣僚に任命してくれた鳩山由紀夫のおかげです。なのにこの者たちは、それら恩人の恩を仇で返すような行為を平気でしている、まさに人非人というべき輩です。
 前原よ、仙谷よ、枝野よ。口先だけのアンタらは、政権交代に当たってどれだけの貢献をしたというのか。自分たちが当選するだけで手いっぱい、貢献度などゼロに近かったではないか。そんなアンタらに、小沢や鳩山を批判する資格などあるのか !?

 政治評論家の本澤二郎氏は、「ここまで党内のタガが緩んでしまったのは、霞ヶ関や大マスコミなどの旧勢力が、小沢幹事長の動きを徹底的に封じ込めたから。民主党政権はこうした旧勢力にメスを入れる革命的な大仕事を任されているのに、肝心の閣僚にまるでその自覚がない。それどころか、彼らの思惑通りに踊らされているのだから呆れてしまいます」と憤慨しています。

 小沢土地購入問題、普天間基地問題等々。今現在民主党が窮地に追い込まれているのは、元をただせば、検察という霞ヶ関官僚組織による不当捜査、そして大マスコミ総がかりのバッシングの結果です。
 悪徳旧勢力のマスコミは、ことさら「5月危機説」を煽り立て、鳩山首相の退陣と小沢幹事長の失脚を執拗に画策しています。これは自分たちの悪徳利権を守りたいだけの、旧勢力による大陰謀なのです。その陰謀の罠にはまり、自壊を始めているのが今の民主党政権の姿です。

 国民がマスコミにマインドコントロールされるのは致し方ないとして。前原らはそんな構図すら読めないほど無能な政治家ということなのか。あるいはそれを知っていて、悪徳旧勢力に党内から呼応して自壊に自ら手を貸しているのか。いずれにしても、閣僚が小沢批判を口にすればするほど、大マスコミは喜んで騒ぎ立てるだけ。結果党内はますます動揺し、国民有権者の民主党離れが進んでいきます。まさに悪循環なのです。
 最近は「万犬吠ゆ」的状況で、あろうことか新米の一年生議員・横粂某までが、「国家のために幹事長は辞すべきだ」などとキャンキャン騒ぎ立てているといいます。

 民主党内のそもそもの元凶は老害・渡部恒三です。そして親父を陰からたきつけているのは、息子で親米・親戦争屋直結の御用学者・渡部恒雄だと言われています。前原、仙谷、枝野らは皆この系列に属しているのです。
 小沢・鳩山らは「日米対等、親中ライン」。片や彼らのスタンスは、自民党や第3極や大マスコミに近い旧態依然たる「親米反中ライン」。元来水と油で反りが合わないのです。「21世紀は中国の世紀」、対して米国の世界への影響力は相対的に低下しています。東アジアに位置する我が日本が、今後どちらに軸足を置いていけばいいのかは明らかなはずです。時代潮流に逆らう「米国絶対視」は危険です。

 前原、仙谷らは、本当に民主党内における「獅子身中の虫」です。彼らによって民主党政権は内部崩壊しかねません。国民の民主党イメージも悪くなる一方です。いくら「友愛」を掲げる鳩山首相といえど、この由々しき事態を黙って見過ごすべきではありません。

 大マスコミによる連日のネガティヴキャンペーンにより、民主党と現政権に対する支持率は急落中です。ちょうどいい機会です。思い切った内閣改造を断行して、政権浮揚を図るべきです。その際は、前原、仙谷という戦犯閣僚を真っ先に首にするべきです。そして改めて党内の結束を固めるためにも、閣僚更迭にとどまらず、渡部恒三もろとも彼らを民主党除名、党籍剥奪の厳重処分とすべきです。
 鳩山由紀夫よ。今こそ強いリーダーシップを発揮せよ。

 (注記)本記事は、5月8日、10日付「日刊ゲンダイ」1、2面記事を参考、引用してまとめました。

 (大場光太郎・記)

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