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民主党よ。大受難期を乗り切れ !

 “BC級大衆”を取り込んだ悪徳旧勢力による大迫害は、民主党が真の改革政党であることの証(あかし)である。この難局を乗り切れ。しからば民主党は、足腰の強い政権与党に生まれ変われることだろう。
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 昨夏8月30日の衆院選で、多くの国民有権者は自公政権にハッキリ「NО !」を突きつけ、政権交代を実現させました。その結果民主党を中心とする新しい連立政権が樹立されたのです。思えばこれは、「よもや政権交代など起こらないだろう」と思われた、この国の澱んだ政治風土を打ち破り新風を吹き込んだ、国民の手による「無血革命」とも言える画期的出来事でした。

 そして昨年9月半ば、鳩山由紀夫を首相とする新政権がスタートしました。新政権に対して新聞・テレビなど各メディアは、今回の政権交代が国民の強い意思であることを弁え、“発足後100日間”は静観の構えで、政権や民主党への批判は控えていました。マスコミからの不当な誘導がなかったその期間、新政権への国民の期待は高く、各社世論調査では軒並み70%台という高支持率を与えました。
 しかし政権発足後100日に差しかかっ昨年末頃から、マスコミは満を持して新政権バッシング、小沢・鳩山バッシングを開始したのです。

 記者クラブ制度、テレビ局新社屋建設にあたって国有地払い下げの許認可、特定資本による新聞・テレビ両者独占等々。50年以上にも及ぶ自民党政権下では、各メディアは無競争の無風地帯として熾烈なこの競争社会の埒外で、さまざまな悪徳権益を享受してきました。
 しかし民主党中心の政権では、手厚い庇護にあったメディア界に対しても、容赦ない改革、規制を加えようというのです。読売のドン・渡邉恒雄を筆頭にマスコミ各社の首脳陣は、自分たちの悪徳権益が脅かされることにかつてない危機感を抱いたのです。その結果、「民主党を潰すべし」というのが各メディア暗黙の共通認識となっていきました。

 またメディアとは別に、同じく民主党改革に強い警戒感を抱いていた組織があります。東京地検を代表とする検察組織です。何と小沢・鳩山ら民主党首脳は、宮内庁長官人事と共に、検察内部で好き勝手に決めてきた検事総長などの人事を「内閣同意人事とする」と言い出したのです。
 また検察が有している、「捜査権」「公訴権」という先進諸国でも稀なほど強大な検察権力を、国家社会の害になるから削ごうというのです。この二大権力を有することによって膨大な悪徳権益を得てきた検察は、そんな改革は断固阻止しなければなりません。何かと不祥事、事件が多いマスコミ界は、検察に多額の金を払うことで、お目こぼししてもらった事件は数多いのです。言ってみれば、両者は前から“共犯関係”なのです。

 その上元々アメリカユダヤ勢力→CIAつながりで、底流では同根である検察組織と大メディアの利害は、ここにおいて完全に一致しました。つまり民主党中心の新政権が今以上力をつけるようだと、どちらの組織にとっても大変不都合なことになるわけです。
 「悪徳ペンタゴン」と一くくりにされる一翼を形成している検察とマスコミ首脳は、民主党政権対策をめぐって秘密裏の会合も盛んに持ったことでしょう。その結果前々から自明のことながら、民主党政権を潰すには同党の最高実力者・小沢一郎を失脚に追い込むのが一番である、ということを再確認しあったものとみられます。
 その成果として出てきたのが、元旦に読売が口火を切った「小沢土地購入問題」です。以来連日連夜にわたる、東京地検の執拗かつ陰険な捜査、新聞・テレビの土石流的小沢捜査報道となって噴出していったわけです。

 思えば一連の「小沢捜査」「小沢報道」「民主党バッシング」は、政権交代後まもなく政権基盤が脆弱なタイミングを見計らって行われています。足腰の弱いこの時期こそ、叩き目なのです。ズバリ悪徳旧勢力が狙い定めているのは、今夏の参院選です。同選挙でもし小沢幹事長が思い描くように、民主党が勝利して衆参両院で単独過半数を得るようだと、検察もマスコミもそれこそ悪徳権益の息の根を止められてしまいます。そこでその前に小沢幹事長を政治的に抹殺し、政局を一気に流動化させ民主党敗北、崩壊に追い込みたい。結局彼らの根底にあるのは、自分たちの悪徳権益を守り抜くためだけのうす汚い願望に他ならないのです。

 こういう構図を冷徹に見据えれば、民主党内は今こそ一枚岩となって、凶暴検察や亡国マスコミに立ち向かわなければならないはずです。しかし始末が悪いことに、これらの悪徳旧勢力と気脈を通じ、内部から呼応して党内をメチャクチャにかき回そうとする勢力があるのです。老害・渡部恒三、前原誠司、仙谷由人、生方某といった、性質(たち)の悪い“獅子身中の虫”的連中です。小沢一郎の力を削ぐことによって、あわよくば彼らが民主党や政権を乗っ取ろうというのです。動機が不純な上、彼らの誰一人として、党内をまとめ国内政治の舵取りが出来る力量などありはしません。

 この一連の大戦(おおいくさ)は、日本政治史上かつてない「ハルマゲドン」として、国民の記憶に長く刻み込まれることでしょう。「人類進化」というマクロ的観点から見ても、悪徳旧勢力の勝利を許してはいけないはずです。しかし決して予断はできません。
 小沢一郎の命運はどうなるのか?民主党はこの先どうなっていくのか?参院選の結果は?まったく先が読めません。帰趨を決するのは、つまるところ国民総体の意識レベルです。悪徳旧勢力に丸め込まれたままなのか。今度こそその呪縛から抜け出すのか。率直に申し上げて、大変憂うべき現状だと思われます。その結果はいずれ私たち国民自身に、モロにはね返ってくることになるのです。

 (大場光太郎・記)

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