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「韓国哨戒艦沈没事件」の真相とは

 日本の大メディアは沈黙しているが、本当は「米原潜と衝突」か?

 3月26日、韓国海軍の哨戒艦「天安」が爆発・沈没した事件は、折に触れ日本でも報じられてきました。そのいずれもが「北朝鮮関与説」を示唆するものばかりです。しかし韓国マスコミの裏側では別の見方が根強いといいます。
 日本のメディアはまったく触れませんが、「米原潜と衝突したのではないか」という衝撃的疑惑が晴れないのです。

 きっかけとなったのは、韓国のKBSテレビが4月7日に放送したニュースでした。哨戒艦「平安」が沈没した場所に近い海域で、米軍ヘリコプターが米兵の遺体を運び去る映像などを流したのです。また海底を捜索した韓国軍の潜水特殊部隊の隊員の声として、「“天安”とは別のものが沈んでいた。潜水艦らしい」という話を紹介したのです。これに関係者が驚き、衝突説が広まったというのです。

 評論家の河信基氏は、「KBSテレビは日本のNHKにあたる韓国の公共放送局。いい加減なニュースは流しません。実際問題、このニュースはすぐに韓国政府から“誤報で名誉毀損だ”と告訴され、ネットなどで映像が見られなくなってしまった。映像テープを押収されたという話もあります。韓国政府が“何か”を隠したがっているのは明らかです」と語っています。
 この米原潜は、核搭載の「コロンビア号」と見られています。というのも、ハワイを出港、今回の米韓合同演習に参加していましたが、いまだにハワイに戻ってきていないのです。別の原潜は既に帰還しているからおかしいのです。

 同氏は続けます。「さらにおかしいのは、米韓政府が当初可能性が低いとした北朝鮮の関与説が一斉に流され、この衝突説を隠してしまったことです。しかし米韓合同演習の最中に、北朝鮮の潜水艦がわざわざ魚雷を発射して、緊張を高めるでしょうか。また哨戒艦“天安”は、レーダーやソナーで敵の攻撃をキャッチし、反撃するのが任務ですが、機能が劣る北朝鮮潜水艦がソナーをくぐり抜け、神業のごとく沈没させるなんて、あり得ないことと専門家は言っている。こうしたことは、米韓合同演習をウォッチしていた中国も分かっている。だから韓国の反対があっても、金正日の訪中を受け入れ、胡錦濤が会談までしているのです」とも語っています。

 今のところどちらとも断定はできません。しかしこれだけ状況証拠的なものを突きつられると、俄然「米原潜衝突」の可能性の方が高いように思われてきます。仮にもしそうだとすると、李明博(イ・ミョンバク)政権は真実を知っていながら、国民と世界に向かって「北朝鮮の仕業」を強く示唆していることになるわけです。「このままでは6ヵ国協議に加わることはできない」「金正日訪問を受け入れた中国には納得できない」等々。
 一方のしたたかな隣国・北朝鮮は、ピョンヤン放送などの同国メディアで、同事件のコメントは一切していないようです。こちらの国では、真相などとっくの昔に分かっていながらあえて沈黙を守っているということでしょう。韓国政府高官らは、夜もおちおち眠れないのではないでしょうか?

 また「日米安保マフィア」の一翼を担う、我が国の“衰退確定”大メディアは、米原潜情報を知っているとしても、今後とも「北朝鮮関与説」にしがみついていくしかないことでしょう。万一国民の多くに「米原潜衝突説」が知られれば、「米軍の抑止力とは一体何だ?」という議論が沸騰しかねないからです。

 (注記)本記事は5月13日付「日刊ゲンダイ」記事を参考、引用してまとめました。

 (大場光太郎・記)

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コメント

5月20日の韓国軍合同調査団の報告ですが、日本語に全文約したら前文を含めても3100字程度A4で4枚に納まるほどの内容の少なさで、到底46人が死んだ事故報告などではない。
日本なら学校で小学生が46人転んで擦り傷事故でもこの倍はある。
この調査結果は哨戒艦の航路も事故現場の位置もその時の操船状態も何一つ書いてない。
あれは沈没事故報告で無く、多分6月2日の統一地方選挙のための政治宣伝で、韓国では大事な選挙の直前には決まって『北風』が吹いた軍事政権が勝っていた。
しばらくなりを潜めていた悪弊ですが軍事政権後継政党であるハンナラ党が政権に返り咲いたので悪弊も復活したのでしょう。

投稿: 逝きし世の面影 | 2010年6月 8日 (火) 14時20分

 逝きし世の面影様 韓国哨戒艦沈没事件について、貴重な情報をお示しいただき、ありがとうございます。貴ブログ訪問し、関連記事もざっと目を通しさせていただきましたが、同事件につき幅広く深い情報をお持ちですね。またご訪問し、改めてじっくり読ませていただきます。
 米国、韓国そしてこの日本。いずこの国も裏ではさまざまな「謀略」が渦巻いているということですね。

投稿: 時遊人 | 2010年6月 8日 (火) 20時58分

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