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ドーなる !?岡田ジャパン

 - 政治的にも経済的にも、日本は今嫌な流れになっている。岡田ジャパンよ、どんどん勝ち進んでこの国を大いに元気にしてくれ ! -

 ここのところすっかり、政治的な出来事に関心が向かってしまっていました。が気がついてみると、4年に一度のワールドカップサッカーが開幕していたのでした。

 10日の開幕戦は、A組の地元南アフリカvsメキシコでした。南アは開催国とはいえ世界ランク83位と、出場32ヶ国のうち北朝鮮の105位に次ぎ下から2番目のチーム、W杯常連国メキシコの圧勝が戦前の大方の予想でした。
 それがどうでしょう?いざフタを開けてみると、南アは世界ランク17位のメキシコと五分の戦いをし、1-1の引き分けに持ち込み勝ち点1をもぎ取ったのです。

 南アがもしメキシコに敗れるようだと、決勝トーナメントは絶望的というプレッシャーの中、1次リーグ突破に弾みをつけました。
 もっともこれまでのW杯では、開催国が1次リーグで敗退した例はないようです。やはり自国開催ともなると、プレッシャー以上に、選手個々とチームにとって普段以上の潜在能力が引き出されるということなのでしょうか?

 その他同じA組では、フランスとウルグアイの試合も既に行われています。フランスといえば、名司令塔・ジダンを擁した1998年(自国開催)の優勝国で、前回の06年大会はイタリアに次ぐ準優勝国です。そんな強豪国が格下のウルグアイ相手に大苦戦し、こちらも1-1で引き分けるのが精一杯でした。
 これには日頃から口さがないフランスマスコミは、「フランスがW杯で勝つ可能性は皆無だ」とケチョンケチョンです。
 開幕早々から今大会は、何やらこの先も波乱含みの番狂わせが起こるような様相です。

 そこで気になるのが、わが岡田ジャパンです。日本代表はこれまでセルビア、韓国、イングランド、コートジボワールと練習試合を重ねてきました。結果は泥沼の4連敗。何より問題なのは、その間の得点はわずかに1点、逆に失点は9点ということにあります。
 日本代表は合宿地である南ア南部のジョージに入った10日、ジンバブエ代表を相手に最後の練習試合を行いました。同チームは世界ランク101位と、47位の日本からみればずい分格下のチームです。しかしこれが無得点ドローと、負けこそしなかったものの、本番に向けて何とも不安の残る試合内容となりました。

 その試合を取材に訪れた2戦目の相手国オランダの記者は、「日本は1次リーグを突破できるかって?それは難しい」と言い放っています。やはり数回の練習試合から、日本にとっての“伝統的弱点”がまたもや浮き彫りになってしまいました。「深刻な決定力不足」です。
 それが今回の岡田ジャパンでも、何ら解消されていないことがクローズアップされた格好です。

 大方の専門家が予想しているとおり、岡田ジャパン(E組)にとっての最大の関門は緒戦のカメルーン戦でしょう。やはりカメルーン戦に勝てば1次リーグ突破は確実、もし敗れるようだと突破は困難になるわけです。
 間近に迫った大事なカメルーン戦(現地時間14日14時)。果たして岡田ジャパンに勝機はあるのでしょうか?カメルーンにはエトーという超努級の選手がいます。また並外れた身体能力を備えた選手がエトー以外にもぞろぞろいそうです。こと一対一のフィジカル勝負では、日本はとても勝ち目がなさそうです。

 しかし相手さんは、連係プレーよりも個人の能力で守るチーム。カメルーンの弱点は「攻めに強く守りに弱い」ことにあるようです。その辺のことは、岡田監督などもとっくにデータとしてインプットされていることでしょう。
 対して我が日本チームには傑出した個人選手はいません。個人技でではなく、組織力で戦いを進めていくチームです。その分カメルーンとは逆に、「守りに強く攻めに弱い」のが日本だと思われます。

 そこで日本としてはお家芸のチームワークにより、相手にとにかく得点を与えないこと。そして中村、本田、中沢、闘莉王、大久保らの絶妙な連携プレーで巧みに相手の裏をかき、少ないチャンスを逃さず効率よく得点に結びつける。
 岡田ジャパンの勝機はそこにある(あるいはそこにしかない)のではないでしょうか?

 ここで気を取り直して、国民サポーターにとって大朗報をー。
 過日の民放昼のワイドショー番組でのW杯特集の一こまです。南アには庶民から尊敬されている“占い師”がいるそうです。そこで同民放スタッフが現地に飛んで、その占い師にW杯の行方を占ってもらったのです。
 分けても気になるのは岡田ジャパンの勝敗の行方です。民族衣装の装いを凝らしたシャーマン風の占い師が、体をくねくねさせて入神しサイコロだか何だかの原色鮮やかな物を床の前に撒き散らし、厳かに告げたことには、「日本はカメルーンを2-0で下し、1次リーグを突破する」。

 「困った時の神頼み」ではないけれど、何ともありがたいご託宣ではありませんか。ちなみに優勝国はブラジルだそうです。

 冒頭見ましたように、大いに波乱含みの今大会です。こうなったら、日本は1次リーグ突破などというケチくさいことではなく、当初から岡田監督が目標としていた「ベスト4」も軽々クリアー、決勝は大番狂わせの日本vsブラジル。
 一つこれで行きましょう。岡田監督、選手の皆さん。すっかり元気を失ったこの国を大いに元気にしてください。お願いしますよ。(と、最後は少し哀願調で。)

 (大場光太郎・記)

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