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1次突破、決勝Tへ進出 !!

 岡田ジャパン。ここまでくれば実力。海外メディアも「番狂わせ」とは言わないだろう

 日本vsデンマーク。1次予選突破のかかった大事なE組第3戦。日本はデンマークを3-1で圧勝し、余裕で決勝トーナメント進出を決めました。試合は日本時間25日未明の午前3:30からという一番眠い時間帯でしたが、見たかいがあったというものです。

 日本は引き分けでも決勝進出、対してデンマークは勝つことが要求され、戦前からデンマークは序盤から激しい攻撃をしかけてくることが予想されました。案の定試合開始直後から日本ゴールに積極的に攻め込み、日本はそれに十分対応しきれていないように見受けられ、少し危ぶまれました。しかしそこをしのぎ、そんな懸念を見事払拭し、相手の出鼻をくじいたのが本田圭祐のゴールでした。

 前半17分本田は、初戦のカメルーン戦に続いて鮮やかな先制ゴールを決めました。敵陣右サイドで長谷部がファウルを受けて、フリーキックのチャンスを得るや、35mの距離をものともせず、相手GKが逆に動いたのを狙いすまして、得意の“無回転シュート”をゴール左隅に突き刺さしたのです。
 それを見た瞬間私は、『本田はやっぱり“持ってる”な』と思ったのです。大一番で自軍に一気に流れを呼び込める強運、W杯という最高のステージでこれまた最高のパフォーマンスを見せられるスター性。……。
 日本チームとしてはセットブレーから生まれた先制点でしたが、これがチームに大きな勇気を与え、この試合全体の流れを決した感がありました。

 そして前半30分にも日本はまたしてもフリーキックのチャンスを得、今度は遠藤が「オレに蹴らせろ」と本田を制して、壁の隙をついてゴール右に直接決めました。確か今大会これまで、FKからの得点は極端に少なかったと思いますが、何と我が日本は前半だけで2本ものFK得点を得たのです。
 今後(決勝戦まで)対戦する世界の強豪国の選手の皆さん。わが岡田ジャパンの「恐怖のFK」にはくれぐれも要注意ですよ。間違ってファウルして日本にFKのチャンスを与えようものなら、「ホンダ」と「エンドー」にみな決められちゃいますよ。だから無謀なディフェンスは十分謹んで、日本にはどんどんシュートを打たせてくださいね。

 とにかく前半の2得点は、岡田ジャパンにとってこの試合における絶好のアドバンテージとなり、後半になっても終始日本が試合の主導権を握り続けました。
 これにはデンマーク切ってのエースストライカーのベントナーも、終始いらいらかりかり。DF中沢がぴったりマーク、まったく仕事をさせませんでした。ベントナーさん。後はお国に帰って、デンマーク王室つながりの高貴な女性とのロマンスにせいぜいお励みください、といったところでした。

 後半終了10分前ころ日本は怪しいPKを取られ、トマソンに同国代表歴代最高得点(通算42得点目)となる1点を与えたものの、その6分後には「得点に飢えていた」岡崎がシュートを決め勝利を決定づけました。
 日本が勝利したから言うわけではないですが、後半10分くらい経過した段階で何だか日本は負ける気がしませんでした。自国の試合にしては珍しく落ち着いて観ていられました。

 いやあ、岡田ジャパン。1次リーグは、勝っても負けても一戦ごとに力をつけ強くなっているな、という感じです。「思ったほど嬉しくない。ぼくらの目指すものはさらに遠くにあるから」と、試合後本田は言いました。
 確かにこれまでの日本代表なら1次リーグを突破した時点で、既に全エネルギーを使い果たし、歓喜に酔いしれ、決勝第1戦で姿を消すようなパターンでした。しかし大会前から「4強入り」を公言している岡田監督は「終着点はここじゃない」と言い切り、本田ははっきり決勝戦や優勝まで口にする。
 たったW杯4回目出場にして、日本代表はここまで実力を上げてきたのです。嬉しいではありませんか。

 ここまでくるともう相手はどこでも同じ。パラグアイだろうがブラジルだろうが、どんな強豪国と戦っても五分以上の勝負をしてくれるはずです。監督や本田選手らが言っていることは、単なる口約束ではないと思えてきます。
 とにかく折角の機会です。この際いけるところまで行って、国際指標が軒並み低下し地盤沈下著しい日本の価値を高め、さらに「経済効果10兆円」くらいに日本中を思いっきり元気にしてもらいたいものです。

 (大場光太郎・記)

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