« 「今までで一番悔しい負けだった」 | トップページ | 枝野幹事長こそ「大衆迎合」だ »

岡田監督、北海道で「自然塾」主宰 !?

 - 岡田監督の「農家をやりたい」発言。一時的逃避ではなく、どうやら本物らしい -

 パラグアイ戦を終えた岡田ジャパンが帰国し、1日午後5時過ぎ関西空港に到着しました。同空港には4千人以上もの人たちが出迎え、姿を現わした岡田ジャパンメンバーに大きな声援をかけていました。
 空港内で行われた記者会見で岡田監督は、「予定より少し早い帰国になってしまったことは残念。素晴らしいチームで、できればもう一試合やらせたかった」と語り、また「私はたくさんのチームを作ってきたが、一、二を争ういいチーム。脈々とつながる日本の魂を持って戦ってくれた。本当に誇りに思う」と選手を讃えました。

 ともかくこれで今W杯大会での岡田ジャパンは終わりました。今大会をもって日本代表の引退を表明した中村俊輔は別として、川島、闘莉王、松井、駒野、大久保、遠藤、阿部、長谷部、長友、本田ら20代の選手たちは、次回大会でベスト8進出以上という今回の宿題を果たすチャンスは十分あるわけです。そのためJリーグで、海外で早速そのためのスタートを切ってもらいたいものです。

 ところで岡田武史監督(53)はどうなのでしょう?岡田監督は、今大会前から「ベスト4入り」を目標に掲げていました。しかし残念ながら今回その目標には及ばなかったわけです。「ベスト4に至るには何をどうすればいいのか?」。監督自身一番よく分かっているはずです。目標に至れず、一番悔しい思いをしているのも岡田監督でしょう。
 ならば次のブラジル大会も岡田監督で行くのが、日本にとってベストの選択なのではないでしょうか?

 しかし岡田氏本人は、「しばらくサッカーから離れたい」と、退任の意思は固いようです。これは大会前からそのつもりだったようで、日本サッカー協会は内々で次期代表監督の人選を進めているようです。元アルゼンチン監督のペケルマンや、今大会同じくチリをベスト16に導いたピエルサ監督、ブッフハルト元浦和監督、西野G大阪監督、果ては今大会の優勝を目指して驀進中の現ブラジル監督のドゥンガ(元磐田)など、さまざまな名前が取りざたされています。

 気になるのが、岡田監督の今後です。どうするのでしょう。今後代表監督復帰はあるのでしょうか?
 そこで俄然浮上するのが、先日の『時の話題(9)』でも触れました、南ア入りしてから語ったという「W杯が終ったら農家をやりたい」というあの発言です。
 同記事では、鳩山前首相もまったく同じことを当時の側近に口走ったことがあることから、極度のプレッシャーとストレスにさらされているリーダーにとっての、一時逃避的発言だと結論づけました。

 一方の鳩山由紀夫氏は、首相辞任後1ヵ月経過しても、農業の「のの字」に従事するむねの意向すら伝わってはきません。それもそのはずです。鳩山氏は一生遊んで暮らせるほどの超資産家のお坊ちゃま。それに幸(みゆき)夫人も元タカラジェンヌで、「夢でUFОに乗って金星に行って来た」とぶっ飛び発言をなさるお方です。これほど「農業」とミスマッチなご夫婦はないのです。
 よって鳩山前首相の場合は、定義どおりの「逃避的発言」だったということで万事解決です。

 しかし岡田監督の場合は、鳩山前首相とはだいぶ事情が違うようです。某サッカー関係者は、「(岡田さんは)以前から南アから帰ったら“北の住人”になると決めていた」と証言しているのです。
 どうやら同監督の「農家をやりたい」発言は、一時の逃避的発言などではなかったようです。それのみか、日本代表をベスト16に導いた強固な意志同様、そのための具体的なプランを想い描いているようなのです。

 そもそも岡田監督が「農業」に関心を持ち出したのは、札幌の監督時代(1999~2001年)北海道富良野市在住で往年の名テレビドラマ『北の国から』などの脚本家・倉本聡氏と付き合いが始まり、倉本氏が05年に立ち上げた環境問題系NPО法人の活動に共鳴したことにあるようです。その頃からエコについて、やたら口にするようになったというのです。
 岡田氏は北海道で、「岡田自然塾」みたいな団体を主宰し、その塾長に就任する意向をもっているといいます。

 もっとも同自然塾は、「エコ系にとどまらず、スピリチュアル系、精神世界系のような体裁の団体になるかもしれない」と前出の関係者は語っています。続けて「岡田さんは香川県にある禅道場の主催者に心酔し、大会直前にもメールのやりとりをする関係で、頻繁に訪れては泊りがけで座禅や農作業に精を出したりしている。そうした分野とエコを合体した私塾になるようです。岡田さんの役割は“教祖”みたいなものでしょうか」とも語っています。

 そうなると当然運営費もそれなりにかかります。そこで岡田監督は、京セラの稲盛和夫名誉会長ら親交のある実業家をスポンサーにして、私塾を運営していく腹積もりともっぱらなのだそうです。
 仮にこれが実現すれば、今大会で一躍“カリスマ監督”となったことから、若者や脱サラ者が岡田氏を慕って同自然塾に殺到するかもしれません。
 
 そういえば(言い方はおかしいかもしれませんが)、岡田監督は浅黒い肌でどことなく農夫然とした風貌に見えなくもありません。出身大学の早稲田の創立者・大隈重信の向こうを張って、北の大地に「岡田自然塾」。大いに結構ではありませんか。
 
 (注記)本記事は、7月2日付「日刊ゲンダイ」終面を参考、引用してまとめました。

 (大場光太郎・記)

|

« 「今までで一番悔しい負けだった」 | トップページ | 枝野幹事長こそ「大衆迎合」だ »

日常」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「今までで一番悔しい負けだった」 | トップページ | 枝野幹事長こそ「大衆迎合」だ »