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『宇宙の暦は13ヵ月』

 -自然のリズムが心と体を変える- 小原大典著、KKロングセラーズ発行

 1年365日を通して見た場合、「7月26日」は、現在私たちが使用しているグレゴリオ暦では別に取り立ててどうということのない日です。しかし近年、人類の前にグレゴリオ暦に替わる新しい暦が提示されています。
 「13の月の暦」です。これはマヤ暦とマヤの数学体系を長年にわたって研究してきたホセ・アグエイアス博士によって創り上げられた画期的な暦です。

 「13の月の暦」は少し学んでみますと、同じ1年365日でありながら、現グレゴリオ暦とはあまりにも違いすぎていることに驚かされます。
 最大の違いは、「13の月の暦」とあるとおり、1年12ヵ月ではなく「1年13ヵ月」であることです。そして1年の始まりは現在の1月1日ではなく、何とそれとは真反対の季節である「7月26日」であるのです。これはマヤ暦を引き継ぐ形で決められたもので、太陽の南中時刻の変動という天体現象に根拠を持つと考えられます。
 対してグレゴリオ暦で1月1日を1年の最初にしている理由は、天文学的にはっきりした根拠はないのです。

 たまたま本日が7月26日、すなわち「13の月の暦」の新しい1年のスタートの日です。そこで同暦を当ブログでも紹介しようと、久しぶりに引っ張り出したのが、本タイトルの『宇宙の暦は13ヵ月』という本です。

 私は数年前「13の月の暦」に興味を抱き、同暦をじっくり研究し、出来れば日常的に取り入れてみるつもりで、この本を入手しました。
 著者の小原大典(おはら・だいすけ)氏は1969年生まれ、私より20歳も若い人です。この本の初版発行は平成10年(1998年)といいますから、同氏が28、9歳の若さで書き上げたことになります。同氏は東京学芸大学卒業、専攻は自然環境科学で、主にカオスやフラクタルといった“複雑系”について学んだ人のようです。
 そのためか同書は読み易い新書版ながら、内容的にはなかなかのものがあります。同氏の該博な知識を駆使して、「13の月の暦」についてのより深い理解へとガイドしてくれます。同時期関連書を2、3冊求めましたが、同暦を体系的に学ぶには同書が最も優れているようです。

 参考まで、この本の各章のタイトルだけを以下に列記してみます。
   はじめにー新しい時間のリズムを知ると何が変わるか?
   第1章 自然と人をつなぐ「13の月の暦」
   第2章 宇宙のリズムで健康になろう
   第3章 心の時間とシンクロニシティ
   第4章 物語は、今、ここから始まる
   第5章 地球の健康と生物のリズム
   第6章 過去と未来の記憶を生きる
   第7章 時空のサーファーを目指して

 この本の一番の特徴は、「13の月の暦」を理解して、日常レベルで活用できるように、各章末ごとに「ワーク」が設けられていることです。同ワークは、初歩的理解から徐々に高度な理解へと進めるように工夫されています。
 ホセ・アグエイアス直伝というワーク中の図表を、私はその主だったものをコピーし、ノートに貼り付けたりしながら読み進めていきました。これまで何度か述べてきましたように、私は25年前くらいから、スピリチュアルな方面のアプローチをしてきました。ですから一般の人より、同書や同暦への理解はし易かったはずです。
 しかしそんな私でも足踏みしてしまうほど、読み進めるのにかなりてこずりました。

 これは私自身、現グレゴリオ暦に深いレベルで“コントロール”されていることが一因だろうと思われます。当時は『難しいなあ』ということもさることながら、グレゴリオ暦とのあまりの相違に違和感すら覚え、『ついていけんな』というのが正直なところでした。
 そのため当時は、ほぼ半分の第4章のワークあたりで学習を止めてしまいました。

 私たちは普段自覚していませんが、「暦(こよみ)」というものは、私たちを無意識的な根本のところからコントロールする装置でもあり得るのです。古代ローマ帝国のユリウス・カエサルによる「ユリウス暦」(グレゴリオ暦の原型)など、洋の東西を問わず、時の最高権力者にとって「暦の制定」は重大事業であったのです。
 古代ローマ帝国を引き継いだローマカトリック教会(バチカン)は、「暗黒勢力」にとって人類支配のための要となる宗教組織でした。(注 現在では、国連やIMF、アメリカ政府などが同教会に取って替わっている)。16世紀に時の教皇グレゴリウス13世が、ユリウス暦を改良して定めたのが、今日の世界共通暦であるグレゴリオ暦です。

 この暦の制定と共に、ヨーロッパで「大航海時代」が始まり、世界の隅々まで征服し植民地化が進んでいったのは、新暦の制定と決して無縁ではないのです。実際征服された土地土地では、キリスト教に強制的に改宗させられると共に、それまでの暦を捨てて、同暦を使用することを強要されたわけですから。

 グレゴリオ暦は、宇宙的リズムや自然のサイクルをまるで無視した、それゆえそれらと同調も調和もできない「狂った暦」です。このような暦を元に生き続けている私たちが、グレゴリオ暦の「12:60」の時間に追いまくられ、さりとて「生きがい」「喜び」「幸福感」が得られず、ともすると心身の不調を訴えがちなのは、もっともなことなのです。
 本来「自然の子」であるべき私たちは、いかに自然と切り離された生活を余儀なくされ続けていたことか。はっきり自覚し改めるべき時にきています。

 「13の月の暦」は「13:20」を基本としており、1日1日や各サイクルに独特の意味があります。同暦には幾つもの周期が重層的に隠されており、優れたリーディング能力を持つ者には、そこからいくらでも深い意味を汲み取ることができるのです。

 ということで、私もこれを契機に、今度は最後までこの本を読み切りたいと思います。また折りにふれて「13の月の暦」について取り上げていければと思います。

 【追記】 当日は「13の月の暦」では何月何日になるか、またその日の意味するものとは?というようなことが簡単に分かるサイトがあります。
   13の月の暦「コズミック・ダイアリー・インターネット・バージョン」
 なお「新年」につき、ブログ背景も変えました。と言っても、以前からご訪問の方には、毎度おなじみの背景ですが。

 (大場光太郎・記)

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