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もはや黄昏?菅政権

 -最近の菅総理の「ショゲ菅」ぶりはどうしたことだ。代表選まで持つのか?-
 
 2日今臨時国会での衆院予算委員会での論戦が始まりました。最近すっかり「謝ってばかり」の菅総理は、谷垣自民党総裁に冒頭参院選総括を求められ、そこでも自らの消費税発言が敗因だったと認め、続いてひたすら「野党の皆さんの協力をお願いしたい」をくり返す、低姿勢、守勢ぶりが目立ちました。
 野党時代、小泉元総理だろうと誰だろうと、舌鋒鋭く斬り込んでいた「攻め菅」ぶりはすっかり影をひそめてしまいました。これには続いて質問に立った石破自民党政調会長からは、「総理しっかりしてください。毅然としてください」と言われる始末です。

 それでなくても最近の菅総理の「ショゲ菅」ぶりは、一国のトップリーダーとして大いに気になります。きっかけはやはり、今国会に先立って行われた、党の両院議員総会にあったのでしょうか。菅総理ら執行部は、同総会を“ガス抜きの場”として出来るだけ穏便に乗り切る算段でした。
 しかし同総会ではズバリ「菅総理辞任」を求めるなど、執行部への異論、反論、大批判が噴出する大荒れ総会となりました。
 人一倍プライドが高いと言われる菅直人にしてみれば、これ以上ない屈辱的な「吊し上げ総会」で、だいぶこたえたのではないで゜しょうか。

 30日の国会開催日総理会見が突如開かれました。総理会見は通常、国会終了時や予算案成立時に行われるべきものです。それが異例の国会冒頭になったのは、先手を打って自らが直接国民に向かってメッセージを発信することで、政権の求心力を高めようという意図があったことは明らかです。
 しかしここでも真先に口をついて出たのは、自身の不用意な消費税発言に対する謝罪の言葉でした。そしてその結果生じたねじれ国会から、野党の主張にも真摯に耳を傾けることなど、「何を今さら」ということばかり。後は衆参の定数削減に前向きに取り組みたい、地方の活性化のために林業の再生を進めたいというような、あまりパッとしない話に終始しました。

 これには、“菅政権シンパ”であるはずの民放からも見放されてしまいました。同会見は、一斉に夕方のニュースが始まる5時からにセッティングしたにも関らず、特番を組んで中継したのはNHKのみ。民放は軒並み無視で、谷亮子や三原じゅん子など新人参院議員の初登院の姿をメーンとして流し続けたのです。
 民放のある記者は、「この程度の内容だからニュースはボツでいいんじゃないか」とデスクに言われたそうです。結局民放各社は、会見のもようを30秒や1分程度の一般ニュースとして伝えただけでした。この手の会見が行われた場合、5分なり10分なりを取って会見の中身を伝え、コメンテーターが解説を加えるのが通例であることを考えれば、菅政権はすっかりマスコミから「なめられている」と見るべきです。

 以上のようなことから、菅政権はよれよれの“死に体”の様相を呈してきています。『ひょっとして9月の代表選まで持たないんじゃないの?』と思われるほどです。
 菅総理がここから本格的に態勢を立て直して、代表選勝利さらにそれ以降も政権を運営していきたいのなら、取るべき道はただ一つ。何度も言うようですが、小沢前幹事長の全面協力を仰いで、前途に待ち受ける幾多の難局を乗り切る以外ありません。
 ただ小沢一郎が菅総理の要請を突っぱねて会おうとしないのは、政権発足以来の軋轢(あつれき)と共に、もはや菅総理を見限っているからだと思われます。だから菅総理は余計、方々でお詫びし野党の皆さんに低姿勢で臨んでいる以上に、小沢前幹事長に「真摯な低姿勢」で向かい「心からの謝罪」をすべきです。

 その上真心のこもった誠意を示さなければなりません。菅総理を誤った政権運営に引っ張りこんだ張本人である、仙谷由人官房長官と枝野幸男幹事長を辞任させることです。またこの2人の頭目である前原誠司も斬るべきです。
 民主党内の壟断(ろうだん)を画策する、「反党分子」はことごとく重職から追放しなければなりません。そして「国民の生活第一」という昨年の政権交代時の原点に立ち返って、再スタートを図るべきです。
 それらのポストの選任を小沢前幹事長に一任する。それくらいすれば、怒り心頭の小沢一郎とて、菅直人との話し合いに応じることはやぶさかではないはずです。

 「阿波狸」官房長官あたりが、またぞろ妙な策謀をめぐらそうものなら、菅政権への包囲網はさらに狭まり、9月の代表選を前にして野垂れ死の運命だと覚悟すべきです。

 (大場光太郎・記)

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