押尾裁判判決下る
-「致死なし2年6月」も不服で即日控訴。押尾が「無罪」を叫ぶ根拠は何か?-
民主党の代表選とほぼ同時進行の形で、別の国民的関心事が進行していました。「芸能人が裁判員によって初めて裁かれる」押尾学被告(32)の公判です。
私自身の関心はとにかく天下分け目の戦い、いろいろな面で「日本版ハルマゲドン」の様相を呈していた代表選の方にすっかりいっていました。よってこの期間の記事も圧倒的に代表選がらみ、押尾裁判は公判そのものをあまり注視していませんでした。
しかし当ブログアクセス傾向で見る限り、世間一般は押尾裁判の方が断然関心が高かったようです。押尾裁判がテレビなどで報道され始めた先月下旬頃から、当ブログの押尾関連記事へのアクセスが急増、当ブログアクセス数そのものが急増し始めたのです。アクセス急増の一因は代表選もありましたが、何といっても押尾関連が圧倒的でした。
私としては、政治の重大な局面より二流役者の裁判の方が大事なのか、こういう民意だから新聞・テレビに好いように引きずり回され、結果ますますこの国は腐っていってしまうんだよ、などと少し複雑な気持ちでした。
ただネット読者は、テレビなどで流されている押尾報道など先刻ご承知、同事件に横たわる巨大な闇に気づいていて、マスコミでは決して語られることのない真相を探りたいと考えている人たちです。また今回の公判で深い闇がどれだけ晴らされるか、すなわち何か驚愕の新事実が出てくるのか、というようなところに関心が集中したのかもしれません。
今公判は何しろ検察、弁護側合せて19人もの証人が法廷に立ちました。既にニュース報道などでご存知のとおり、検察側の尋問、証言などによって、事件が発生した昨年8月2日午後から夜にかけてのかなり生々しい状況などが再現され、中には新事実のようなものもあるにはありました。
しかし結局今公判がテーマとしてのは、死亡した田中香織さん(当時30)への押尾学の保護責任者遺棄致死罪が成立するか否かを争点とするものでした。そのため、事件現場となった東京・六本木ヒルズレジデンスB棟2307号室という密室にいたのは、押尾学と田中香織さんだという大前提(大限定)で裁判は一貫して進められていきました。
つい最近村木厚子元厚労省局長の郵便不正事件では「無罪」判決、それのみか大阪地検による世紀の大冤罪だったことが判明し、満天下に赤っ恥をさらした検察でした。しかし今回の押尾裁判では、終始検察ペースで公判が進んだ印象です。
検察側証人として証言したかつての友人、知人全員が押尾の敵に回り、押尾一人にすべての罪をかぶせる形になったのです。すべて検察のシナリオどおり、出来すぎの感が否めません。
しかし昨年某写真週刊誌がスッパ抜いた、「田中さんの体から押尾を含む3人の男性の体液が検出されていた」というようなことはまったく問題にもされませんでした。もしそれが事実であれば、押尾学の保護責任者遺棄致死罪を問う事件そのものが根底から覆る大問題のはずなのです。
今公判でも田中さんが同室で途中シャワーを浴びたことは明らかなわけですから、もしそれが事実であれば、2307号室には押尾のほかに2人別の男がいたことになります。
今公判のいずれかの時点でそういう事実の一端でも出てくるのかな?と興味津々で見守っていたのですが、結局何も出てこず。私が今ひとつ今公判に関心が持てなかったゆえんです。
他の2人の男が、2307号室にいたのではないでしょうか?田中香織さんに対して、押尾を含めた3人の男によるMDMAドラッグ&セックスが繰り広げられていた。田中さんを致死に至らしめた主犯は、やはり巷間言われているように森祐喜。またもう一人は超有名アスリートのKだった。
しかし事件発生当時は、時あたかも政権交代のかかった大事な衆院選の序盤戦。長男関与を知って大スキャンダルになることを恐れた森喜朗元総理は、「美女のさめ退治」で田中美絵子の猛追を受けていたにも関わらず、石川の選挙区から東京に急遽駆けつけた。森元総理は、当時の麻生内閣で警察ОBの漆間官房副長官あたりを通して、警視庁に長男・裕喜の名前のもみ消し圧力をかけさせた。
またもう一人も何せオリンピックで何度も金メダルを取り、国民栄誉賞も取りざたされた人物です。それがこんな事件を起こしたとなると、日本中に大激震が走ります。
そこで森祐喜とKの代わりに、一人で罪をかぶることになったのが押尾学だったことは容易に推察できます。その身代わり代として押尾は、当時のパトロンでパチンコ業界のドンのY氏(この人物がそもそも押尾と田中さんを引き合わせた)が森と押尾の間に入って、2億円相当の“当たり馬券”が押尾側(最終的に妻の矢田亜希子の口座に入金?)に渡された。(Y氏は有名な馬主でもある。)
あくまで仮定の話にすぎませんが、こんな推論が囁かれているのです。 (以下「続」につづく)
(大場光太郎・記)
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コメント
押尾学被告は消極的な殺人者であり、少なくとも10年以上は投獄されるべき。
虚言を吐く悪人・押尾学及び嘘を言って犯人をかばうことを生業としている悪徳弁護士に裁判員はだまされたのかも知れない。
薬物犯罪者は出所後の再犯の可能性は否定できない。
投稿: 左巻き菅 | 2010年9月19日 (日) 08時38分
“岡崎トミ子 反日デモ”
“岡崎トミ子 違法献金”
で検索してごらんください。
とんでもない奴が国家公安委員長になりました。
投稿: うえち | 2010年9月19日 (日) 10時09分
なるほど。押尾学は一人で罪を背負った訳ですね。後の生活を保障されて。しかも検察一体の茶番裁判で刑を軽くして。これでは暴力団と同じですね。
実際は薬を無理やり飲まされて輪姦されたのかもしれません。騒いだので口封じに殺された可能性すらありますね。
そもそも検死したのですかね。怪しいです。
投稿: masa | 2010年9月19日 (日) 12時32分
左巻き菅様、うえち様、masa様
コメントありがとうございます。押尾学は先月発表の手記の中で、「真実は一つで曲げられない」と書いています。今公判の押尾の行動から、公判などで明らかにされている真実とは「別の真実」がある、ということを暗に仄めかしているように思われてなりません。今法廷では取り上げられませんでしたが、警視庁は田中香織さんを司法解剖(検死)したことは間違いないようです。
またうえち様の岡崎トミ子国家公安委員長のご指摘の疑惑につきましては、私も調べて疑惑濃厚なら、何らかの形で記事にしていきたいと思います。
投稿: 時遊人 | 2010年9月19日 (日) 14時08分
ネットで調べてみると検死結果は”溺死”だそうです。もうメチャクチャですね。
投稿: masa | 2010年9月19日 (日) 18時25分
そうですか“溺死”ですか。おっしゃるとおり、メチャクチャです。警視庁がいかに最初からやる気がなかったかの現われだと思います。
投稿: 時遊人 | 2010年9月19日 (日) 20時11分