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ドラゴンズ、日本シリーズへ

 -「巨人第二黄金期」と放言する、ナベツネの鼻をあかしてくれてありがとう !-

 プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦が23日、ナゴヤドームで行われ、既にリーグ優勝を決めている中日ドラゴンズが4-3で、ファーストステージ勝者の巨人にサヨナラ勝ちしました。
 これで中日は、1勝のアドバンテージを加えた対戦成績を4勝1敗とし、2007年以来3年ぶり通算9度目の日本シリーズ進出を決めました。

 この試合中日は9回、浅尾拓也投手が2点を失い同点に追いつかれたものの、その裏の攻撃で1死1、2塁の好機に和田一浩外野手がレフト越えのサヨナラ打を放って、CSシリーズそのものの勝利を掴んだのです。
 これにより中日ドラゴンズは日本シリーズに進出し、パ・リーグ3位からCSを勝ち上がったロッテを相手に、3年ぶり3度目の日本一を目指すことになりました。日本シリーズは30日(土)にナゴヤドームで開幕しますが、両チームの同シリーズの対戦は1974年(昭和49年)以来、36年ぶりのことだそうです。

 当ブログ、プロ野球情報はほんのたまにしか取り上げません。10年くらい前までは、ペナントレースはもとよりオープン戦からテレビ中継に釘付けだったことを思えば、何というさま変わりかと思ってしまいます。今年に限ってみても、ペナント開幕ゲームも真夏のオールスターゲームも全く観ていません。
 ようやく少し気になって、先日のCSシリーズ第2戦のもようを少しのぞいてみました。中日が2点先取し、それを6回くらいまで堅守しているのを確かめて、『あヽこれで中日の勝ちだな』と確信し、テレビから離れたような具合です。

 結局その試合は勝ち、中日がその時点で一つのアドバンテージを加えて3勝、つまり中日が王手をかけたわけですから、もうCS制覇は確実と以後の試合も観ませんでした。次の第3戦は終盤の阿部捕手のホームランにより、守護神・岩瀬が打たれて1敗を喫したようですが、それで今CSの流れが変わるとも思われませんでした。
 そうしたら翌日の第4戦で日本シリーズ進出を決めてくれました。まずはめでたし、めでたしです。

 巨人軍の原辰徳監督は、09年3月のWBC優勝により新たに「監督開眼」でもしたものか。去年の巨人の強さは一種異様なものがありました。巨人の永遠のライバル・阪神はもとより、智将・落合博満率いる中日ドラゴンズも、この2年間ほどまともな戦いをさせてもらえず、巨人の強さは群を抜いていました。
 巨人本来の超強力な攻撃力に加えて、投手陣の駒もそろったようで、攻守のバランスが取れた本当に強いチームでした。日本一を決めたシーズンオフの読売のドン・渡邉恒雄の「原巨人でV9を超える第二黄金期を目指す」という宣言も、まんざらウソではないぞと思わせられました。
 そして始まった今ペナントレース。風のたよりでは、今年は序盤から巨人がブッチギリで独走の気配。大の“アンチ巨人”の私などは、『あーぁ、つまんねぇーな。今年も巨人が間違いなく優勝、日本一だぁ』と、早々とあきらめかけていたのです。

 しかしそれがどうでしょう?オールスターゲームに差しかかる前半折り返しの頃には、巨人、阪神、中日の差が見る見る縮まり、さながら三つ巴の様相。それに高田監督休養後にわかに勢いづいたヤクルトも参戦し、セ・リーグが俄然面白い展開になってきました。
 ペナント終盤の巨人の息切れは誰の目にも明らかで、代わって去年までパリバリの大リーガーだった城島捕手が加わった真弓阪神が優勝をうかがう勢い。しかし落合監督が常日頃「キャンプの練習量はウチが一番。これが終盤の大事なところで必ず生きてくる」と公言していたように、最終盤では遂に中日が首位に躍り出たのでした。

 私などは今年の中日の戦いぶりから、『中日はホントにそんなに強いのか?』と不思議でなりません。勝っても、巨人のビックイニング・一発攻勢のような華々しさがなく、気がついたら勝っていたというように、とにかく地味なのです。それでいていつの間にかするすると頂点にまでたどり着いてしまう。それこそがやはり、自慢の投手力を中心とした「守り勝つ野球」の本領というものなのでしょう。

 落合監督は、現役時代日本プロ野球界で前人未到の三冠王3回の輝かしい実績があります。また04年中日の監督になってからでも、リーグ優勝3回、日本1回。監督としても、押もしも押されもせぬ名監督の一人と言っていいのではないでしょうか?

 日本シリーズの相手は、パ・リーグ3位からCSを勝ち上がってきたロッテです。パ・リーグ優勝のダイエー相手に、1勝分のハンデがありながら接戦に持ち込んで日本シリーズ進出を決めたのは立派です。その勢いは決して侮れないはずです。
 そんな勢いのあるロッテに対して、落合中日はどう戦うのか?チェンや浅尾といった自慢の投手陣が、ロッテの勢いをストップできるのか?
 今シリーズ、視聴率はあまり期待できないそうです。それはともかく、なかなか面白いシリーズになりそうで今から楽しみです。

 (大場光太郎・記)

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