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日本列島御神体論

 日の本の国は神の国、神の肉体、汚してはならんとこぞ。(『日月神示』より)

 今回は先日の『日本雛型論』『続・日本雛型論』に引き続いての、「トンデモ言説」です。同論をさらに一歩進めた論考ということになります。

 10余年前、時の森喜朗総理が不用意にも「日本は天皇を中心とした神の国」発言をして、当時大いに物議をかもしたことがありました。「象徴天皇制」と「主権在民主義」とを明らかに謳っている現日本国憲法下で、同憲法の第一の遵守者であるべきはずの総理大臣が、そのようなことを口走ったことに、多くの国民が強い違和感と不快感を抱いたのです。

 当時の森総理発言ならずとも、戦後65年余も経過した現日本で、このような問題に触れることの危うさを私も重々承知しているつもりです。ただ当ブログは弱小ブログです。開設以来これまでも幾度となく際どいことを述べてきたように思いますが、いずれの場合も大過なく過ぎてきました。
 それに今我が国は、バブル崩壊後の20余年間右肩上がりの経済成長は完全にストップし、それに代わる新たな価値観や国家ビジョンを持てずにいます。国内外的に国民全体が自信喪失、アイデンティティ喪失気味なのです。
 そんな昨今、それを取り戻す手がかりの一つになるのではないだろうか?という思いもまたあります。

 この際、森元総理発言の「天皇を中心とした」という部分は、論じ出すと難しいことになりますので触れないことにします。よって今回取り上げるのは、「日本は神の国」ということについてです。
 『日本雛型論』『続・日本雛型論』では、「日本は世界五大陸の雛型、縮図である」ということを見てきました。すなわち日本列島の各州は「北海道-北アメリカ大陸、本州-ユーラシア大陸、四国-オーストラリア大陸、九州-アフリカ大陸、台湾-南アメリカ大陸」と相似形をなしているのでした。

 冒頭掲げました『日月神示(ひつくしんじ)』によりますと、さらにその上「日本は神の国、神の肉体」だとのお示しです。これはどういうことなのでしょう?
 端的に申し上げれば日本列島は、『大本神諭(おおもとしんゆ)』以来の“大本神話”では、地球神界の国祖(こくそ-最高神)である国常立大神(くにとこだちのおおかみ)の御身体そのものだと言うことなのです。
 その謂われを明らかにしたのが、出口王仁三郎(でぐち・おにさぶろう)による、世界有数の奇書『霊界物語』です。同書によりますと国祖・国常立大神は、30万年という超太古に、そのあまりにも厳正無比な神政に耐えられなくなった悪神たちが、協議の結果国祖を地球の艮(うしとら)であるこの日本に押し込め、幽閉したことに始まると言うのです。

 その時の影響はあまりにも激甚で、地軸が現在23.27度傾いているのは、それが原因だったと言うのです。(「世の立替え・立直し」には、地軸が真正に立ち直ることも含まれる?)
 それはともかく、出口直(でぐち・なお)のお筆先『大本神諭』で、神が当初「艮の金神(うしとらのこんじん)」を名乗ったのはそういう謂われだったことが、後に判明したわけです。
 またその時、国常立大神の妻神である豊雲野大神(とよくもぬおおかみ)は、地球の西南(ひつじさる)にあたる「エルサレム」にご隠退になりました。このように「日本とユダヤ」は深いところで結びついており、それが戦前の「日ユ同祖論」ともなり、出口王仁三郎時代の「大本神業(おおもとしんぎょう)」は、そのことをも踏まえた幾重にも重層的な神劇であったのです。

 国祖・国常立大神は、別名「黄金龍神」とも言われます。マルコポーロの『東方見聞録』中の「黄金の国・ジパング伝説」は、こんなところにも起因していそうです。
 とにかく日本列島は「黄金龍神列島」と言えそうです。戦後ロシアに占領され続けている北方四島は、黄金龍神の“角(つの)”にあたります。今は大切な角をもがれた状態なのですから、近未来日本は何としてもロシアから同四島を取り戻さなければなりません。

 また本州最北端の青森から最南端の山口まで、黄金龍神の背骨のように、中央に脊梁山脈が途切れることなく続いています。「青森から尾根伝いに一度も麓に降りることなく山口の下関まで辿り着ける」と言う人もいるくらいです。
 事実そのルートを利用して、本州の北から南まで秘密裏に自在に移動していたのが、“役の行者(えんのぎょうじゃ)”を始祖とする、修験者ネットワークであったのです。
 さらに日本列島は、東北から西南に細長く斜めに伸びており、このラインを「艮線(うしとらせん)」と呼ぶ人もいます。

 「日本雛型論」同様、こちらも肯定、否定自由に解釈されてけっこうです。が万一仮に「日本列島御神体論」が事実だったとしたら?昭和19年8月の「汚(けが)してはならんとこぞ」とのお示しにも関わらず、特に戦後は、どこぞの悪政党の高度経済成長政策のどさくさで、国土の乱開発、海洋汚染などなど数限りない罪万死にあたります。
 このような尊い国土の上に生かされている感謝もなしに、かかる罪を犯しましたこと、気がついた者から、まだ気がつけない各界の指導者や国民になり代わってお詫びをしていかなければなりません。
 それでなくても、天運循環して「今この時」は超太古からのご隠退を終えられ、国祖がいよいよ地球神界に復帰されるご時世なのですから。

 (大場光太郎・記)

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コメント

ごあいさつ。世があけました。夜が明けました。ですね。
うしとらの神。
秦野 気導術

投稿: うしとらの神 | 2010年10月12日 (火) 04時32分

 総体的に、今の世は「夜明け前」の様相でしょうね。そのため国々、処々、家々、人々、難問山積の状況ですから。「夜明け前が一番暗い」のです。ただそんな中で、個人的には既に「夜明け」を迎えている人もおられることでしょう。

投稿: 時遊人 | 2010年10月12日 (火) 11時13分

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