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第五検察審査会新たな疑惑

小沢一郎民主党元代表に対する「起訴相当」再議決を出したのが東京第五検察審査会です。同検察審査会については、審査会そのもの、議決内容、あまりにも若すぎる審査員の平均年齢の疑惑等について、当ブログでもたびたび問題にしてきました。今回は『植草一秀の「知られざる真実」』の10月31日付『検察審査員が不正に再任された濃厚な疑惑』という、驚くべき内容の全文を以下に転載致します。 (大場・記)

               *

ネット上ではすでに多くの指摘があるが、検察審査会の審査員選定に大きな疑問が投げかけられている。
 
 保坂展人元衆議院議員畠山理仁氏がブログに記事を掲載している。
 
 そのポイントを以下に列挙する。
 
 10月4日に、検察審査会事務局は小沢一郎氏に対して2度目の起訴相当の議決をした東京第五検察審査会の11人の審査員について、その平均年齢が30.90歳であると発表した。平均年齢が30.9歳になる確率は極めて低く、本当に無作為に抽出した審査員であるのかどうかとの論議を引き起こした。
 
 ところが、検察審査会事務局は、この発表について、10月12日に、37歳の審査員1名の年齢を足し忘れていたことを公表し、平均年齢が33.91歳であると訂正した。しかし、30.9を11倍して37を加え、その合計値を11で割っても33.91にはならないために、計算間違いではないかとの問い合わせが殺到した。
 
33.91
1137330.91137376
 
 すると、検察審査会は、10月13日に、もう一度平均年齢の発表数値を訂正し、平均値が34.55歳であるとした。検察審査会の説明によると、審査員の誕生日が来て、計算数値が変化したということだという。34.55歳が平均年齢だとする検察審査会の最終発表をもとに、11人の年齢合計を計算すると次のようになる。
 
34.55
11380
 
合計値は380ということになる。
 
ここで、もうひとつだけ計算値を示す。10月4日に検察審査会事務局が発表した平均年齢30.9歳に11をかけたものに足し忘れの37を加えた総合計値を11で割ってみるのである。
 
30.9
11340 
340
37377
377
1134.27

となる。
 
 検察審査会事務局が発表した、1回目の起訴相当議決を示した東京第5検察審査会の審査員11名の平均年齢は、すでに34.27歳と発表されている。
 
 2回目の起訴相当決議を示した審査員11名の平均年齢について、当初発表の30.9歳をもとに、37歳の1名の審査員を足し忘れていたとの事務局の説明に従い再計算して得られる平均年齢は、第1回目の起訴相当を議決した審査員の平均年齢と完全に同一になるのである。

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 これをどう解釈するか。
 
 もっとも有力な仮説は次のものである。
 
 第1回目の議決をした審査員と第2回目の議決をした審査員は同一である。
その平均年齢は本年4月27日時点で34.27歳だった。
 
 2度目の決議をしたのは9月14日だが、この時点で、11人の審査員のうち、3人が4月27日から9月14日までの間に誕生日を迎えた。その結果、年齢合計値が377から380に増えた。
 
377を11で割ると 34.27
380を11で割ると 34.55

になる。
 
 第1回目の議決をした審査員と第2回目の議決をした審査員がまったく別の11人であり、かつ、このような現象が生じることは、常識的には考えられない。その確率を専門家が計算すれば、恐らく、天文学的な数値分の一の確率ということになるだろう。
 
 つまり、第一回目の決議と第二回目の決議は、同じ審査員によって行われた可能性が極めて高いのである。
 
 2回目の審査補助員弁護士に城山タワー法律事務所の吉田繁實弁護士が委嘱されたのは9月7日だとする情報があり、この情報が正しいとすると、9月14日の審査会決議までの時間があまりにも短いことになる。同じ審査員メンバーで、実質的な論議を行わずに議決をしたのなら理解できるということになる。
 
 これまで伝えられてきた情報では、7月末で審査員の任期が満了になり、11人の審査員全員が新しい審査員に交代になったというものである。ところが、実際には、いったん任期満了を迎えた審査員全員がそのまま再選任されたということになる。
 
 問題は、このようなことが、現行の検察審査会の運営上、許されているのか、実際に行われることがあるのか、ということである。
 
 今回、検察審査会が扱っている問題は、日本の政治の根幹に関わるものである。実際、小沢一郎氏は昨年5月まで民主党代表の地位にあり、昨年3月3日の大久保隆規氏の逮捕(三三事変)がなければ、内閣総理大臣に就任していた人物である。
 
 また、本年9月14日には民主党代表選が実施され、当選していればやはり内閣総理大臣に選出されていた人物である。風説によれば、民主党代表選では検察審査会の決議が起訴相当になるとの情報が小沢一郎氏支持議員のひきはがしに使われたともいう。
 
 そのような重大な意味を持つ検察審査会であることを踏まえれば、その運営は透明、公正でなければならないはずである。
 
 国会が開かれているから、国政調査権を持つ国会は、今回の検察審査会の全貌について、徹底した事実解明を行うべきである。最重要のポイントは、検察審査会の審査員が本当に交代したのかどうかである。
 
 また、審査員の選任が本当にくじだけで決められているのかどうか。また、検察審査会の議事内容の公表も誰がどの発言をしたのかを伏せて行うべきである。
 
「天網恢恢疎にして漏らさず」
の言葉がある。
 
 不正があれば、必ず明らかになるものである。

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 (以上転載終わり)

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時事問題」カテゴリの記事

コメント

この度も小沢支援の記事を取り上げて頂き、「小沢一郎議員を支援する会」メンバーの一員として御礼申し上げます。手作りで立ち上げた「支援する会」も多くのご支援を頂き輪が拡がり、11月24日(水)に第3回シンポジウムを大きな会場:豊島公会堂にて、平野貞夫氏主宰の「平成一新の会」との共催で開催するまでになりました。今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。
又、勝手なお願いですが、第3回シンポジウムの拡散支援もお願い致します。

「小沢一郎を支援する会」第3回シンポジウム
日時:平成22年11月24日(水) 午後6時会場、6時半開始
場所:豊島公会堂〔豊島区東池袋1-19-1〕
講演者:辻恵氏(衆議院議員)、三井環氏(元大阪高検公安部長)、戸田邦司氏(元参議院議員、日本一新の会顧問)
司会:小沢遼子氏(評論家)
参加費:1,000円
尚、集会の全過程を岩上安身氏が Ustream で録画配信下さいます。
詳細は「小沢一郎を支援する会」HP〔http://minshushugi,net〕を参照願います。

投稿: KAD | 2010年11月 2日 (火) 11時47分

 後ほど「拡散」致します。ところで『杉並からの情報発信です』の管理人氏も、お仲間でしたか?小沢氏をめぐっては、検審議決の不当性などにつき「全国的なデモ」の計画などもあるようですね。とにかく小沢氏強制起訴回避に向けて、“無知な”国民大衆への大アピール運動の展開が必要なようです。

投稿: 時遊人 | 2010年11月 2日 (火) 13時07分

拡散の件、有難うございます。宜しくお願い致します。
『杉並からの情報発信です』の管理人氏も世話人の御一人で、積極的に活動されて居られます。第1回シンポジウムに裏方として参加した際、準備中の合間に種々お話しを伺いましたが、膨大な情報をお持ちの方と感じました。

投稿: KAD | 2010年11月 2日 (火) 20時52分

《加筆・訂正》
「小沢一郎議員を支援する会」第3回シンポジウムに関する件で加筆訂正させて頂きます。
加筆:講演者に『川内博史氏(衆議院議員)』を加筆致します。
訂正: Ustream で録画配信は未確認でした。
以上、お詫びして加筆・訂正致します。

投稿: KAD | 2010年11月 2日 (火) 21時23分

 記事としての転載、公開、昼過ぎと夕方2度試みましたが、パソコン不調なのか送信がままなりません。当パソコン、当ブログ既記事の分量、他のストックなどで過積載状態が原因のようです。これから再チャレンジしてみます。
 (追記)上記理由ではない、ほかの原因が分かりましたので、公開させていただきました。

投稿: 時遊人 | 2010年11月 2日 (火) 23時47分

この記事へのコメントは終了しました。

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