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菅政権退陣秒読み?

 -通常の総理なら総辞職だが、何せ“異常”総理だから「ブチ切れ解散」も?-

 小沢一郎元代表の「党員資格停止」処分が提起され、親小沢派の誰だったかが「執行部は自爆装置をセットした」というようなことを漏らしていました。これは「この処分によって、現政権は崩壊する」と暗に言っているようにも思われました。
 同時に『いくら何でもそこまでは…』とも思いました。というのも、昨年の「6・2政変」以来「反小沢」「脱小沢」を日に日に強め、閣僚、党要職などから悉くスポイルされ、さんざん陰湿な締め付けに合いながらもじっと隠忍自重、菅政権幹部たちに対して抵抗らしい抵抗を示してこなかったかったからです。

 しかし17日、事態は急変しました。『なるほど“自爆装置”とはこういうことだったのか !』と思わせられる事態が起りました。
 親小沢派の比例区当選衆院議員16人(会長:渡辺浩一郎衆院議員)が、「今の菅政権は、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」として、岡田克也幹事長に衆院会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱届と、新会派「民主党政権交代に責任を持つ会」の結成届を提出したのです。 

 会派代表でもある岡田幹事長や、党代表の菅総理は、今回の十六義士(中にはたおやかな女性-にょしょう-もいますが)の決起に大慌て。今日の深刻な党分裂を招いた元凶である仙谷由人代表代行らと善後策を急遽協議するなど、にわかにドタバタ周章狼狽ぶりです。
 かといって、アメリカ様にも見放されつつある10%台支持率の「泥船政権」に、有効な対策は見出せず、強硬手段で十六義士を封じ込めることもできず。結局党として離脱は認めない、したがって新会派結成も認められない、しかし特段十六義士へ処分も申し渡すことも出来ず、ただ茫然と今後の成り行きを見守るというのです。

 (以下戯画的に)アンタら、小沢元代表を処分することによって生じる、各方面での「影響評価」をまったくしていなかったわけ?仙谷由人という政界随一の名軍師(?)がついていながら、何たるザマだよ。(やっぱり迷軍師だったんだな)
 16人が予算関連法案反対に回れば、すべては水の泡じゃん。菅総理が「葬式うつ病」「パニック症候群」に陥るほど、自業自得の「衆参ねじれ」にのた打ち回り、公明党に色目を使い、たちあがれ日本に秋波を送り、社民党を再び抱き込む、「衆院2/3再可決」に向けた今までの苦労は何だったの?

 党内の半分の勢力をとことん苛(いじ)め抜き、そのくせ外(野党)にはヘラヘラ追従笑い。バカだねえ、菅さん、仙谷さん、岡田さんらは。その結果の今回の十六義士の決起じゃないの。事態を沈静化させようといくら見守っても、一度挙がった「倒閣」の火の手は決して収まることはありませんよ。
 むしろ二の矢、三の矢、次々と。「小沢ガールズ」や「小沢側近」など、まだ影も形も見せていないんだから。それに菅直人に政権を渡した途端、小沢グループと共に冷や飯食らいの鳩山グループ。9・14“イカサマ”代表選で菅直人に投票した多くの議員が今では後悔し、菅総理から離れていっているというし。
 「小沢離党となってもついて行くのはわずか数人だよ」とぬかしていたのは、どこのどいつだ?仙谷、貴様だったな。このヘボ軍師が。

 3月政変どころか、2月政変も視野に入ってきました。ということは通常の総理大臣なら、諸般の事情を考慮して、区切りで潔く自ら総辞職の道を選ぶものです。しかし相手は連合赤軍的セクト主義に凝り固まった、小泉純一郎以上に狂気な菅直人です。世の常識が通用しない御仁だけに、すんなり総辞職といくのかどうか…。

 今回の会派離脱の動きは、当人は否定していますが小沢元代表も了解しているとみて間違いないでしょう。じっと息を潜めていた“豪腕”が、「いよいよここが勝負時」と見て一気に仕掛けてきたのではないでしょうか?「政界再編」に向けて“壊し屋”の本領発揮?
 その小沢元代表は、「異常なところのある菅さんは何をするか分からない。近々解散があるかもしないから、そのつもりで準備を進めるように」と、つい最近も一年生議員らに話したそうです。

 仮にもしそうなったら「連戦連敗」の菅民主党を捨てて、志しを共にする同志たちと集団離党、即新党結成でしょう。それに原口一博前総務相が立ち上げた「日本維新の会」、河村たかし名古屋市長、橋下徹大阪府知事らが加われば、みんなの党や公明党など軽く抜く一大政党となります。
 「日米対等、自主独立」「国民の生活第一」などの真民主党の理念を掲げて、「対米隷属」「米国、官僚、財界が第一」の菅直人の悪民主党、自民党などと対立軸を鮮明にすれば、政界再編の要、二大政党の一方になれること必定です。

 加えて最近当ブログでも取り上げていますとおり、ネットから生まれた「草の根市民運動」も全国的広がりを見せ、底辺から「小沢」民主党をサポートしつつあります。
 戦後65年にも及ぶ「米国支配」のこの日本でも、その間たまりにたまった巨大なマグマが、今まさに噴出しようしているように思われるのです。

   天の怒りか地の声か
   そもただならぬ響(ひびき)あり
   民(たみ)永劫(えいごう)の眠りより
   醒(さ)めよ日本の朝ぼらけ        (『青年日本の歌』六番)

 (大場光太郎・記)

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