これが3号機の現在の姿 !?
-国民には知る権利がある。政府も東電も包み隠さず情報公開すべきだ-

上の画像は、福島第1原発3号機の21日現在の状況のようです。これを取り上げたのは、
http://twitpic.com/4bsdm5
です。そこには以下のツィートがあります。
論より証拠。この3号機を見てまだ大丈夫だと思っているとしたらそれが「茹で蛙症候群」。予備知識無しにいきなり見せられたら同じ感想を持つだろうか。
さらにその元になったサイトが2つあり、現在そのサイトは削除されてしまっています。どうしたことでしょうか?菅総理は11日つまり今回の大震災が起きた日、どさくさに紛れてネット規制を指令したと言われていますが、このケースもあるいは「不都合な真実」を隠すために削除されたものなのでしょうか?
しかしこの画像を『阿修羅掲示板』に「土佐の酔鯨」さんがいち早く『論より証拠。この3号機を見てまだ大丈夫だと思っているとしたら』記事としてそのまま転載し、続いて阿修羅掲示板そのものもこの画像をトップ面で掲載しています。天下の大掲示板に堂々と公表されてしまった以上、菅政権もどうすることもできないことでしょう。
そして今回当ブログでも「拡散の要あり」と感じ、再転載するものです。
この画像の出所は東電とも言われていますが、真偽のほどは分かりません。あるいは現場で命がけの作業を命じられている東電の下請け社員が、東電や政府の隠蔽発表、マスコミの大本営報道に怒りと良心の呵責を感じ、内部告発的にリークしたものでしょうか?
それにしても、各テレビ局が横並びで放映している上空からの映像では、決して窺い知ることのできない驚愕の画像です。3号機を覆っていた建屋は、ごく一部の海側側壁骨組みを残して、ほぼ完全に吹き飛んでしまっているように見受けられます。
確か「プルトニュウム入り」使用済み核燃料の保管プールは、建屋上部にあることになっていたかと思いますが、この状態で本当にプールが残っているものなのでしょうか?門外漢がうかつなことは言えませんが、プールなどとうになくなっていて、むき出しの燃料棒をとにかく対処療法的に冷やすため、東京消防庁などのスーパーレスキュー隊は一所懸命放水しているのではないでしょうか?(→「同原子炉断面図」)
だとすると燃料棒がそこにある限り(どこか完全に安全な所に移管できない限り)、一定温度以下に冷却するためには、今後際限なく放水作業を続けなくてはならないということなのでしょうか?
こんな状態でも、電気系統を同機に接続させることが出来て、後は冷却装置が自動的に稼動して冷却してくれるものなのでしょうか?
第一こんなありさまでは、原子炉(炉心)そのものが大丈夫なのだろうか?と大いに懸念されます。
しかしそれにしては、各地の放射線量の数値がまあまあのところで落ち着いているのが不思議です。中には個人レベルでガイガーカウンターをお持ちで、各自計測している人もいることでしょう。もしどこかの場所で異常な数値が出ていれば、そういう人は先ずもってネットに発表してくれるはずです。
今のところそういうケースは皆無のようです。この大惨状にして現在の数値。まったくもって奇跡としか言いようがありません。
としても、この画像を見る限り、事態は依然「予断を許さない」ものがあるようです。
(大場光太郎・記)
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