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2011年4月

「真実の近現代概略史」転載を終えて

 -ユダヤは、この過てる現歴史を解体してくれる「悪の御用」とは言いつつも…-

 転載に当り私は勝手に『真実の近現代概略史』としましたが、元の正式なタイトルは『「日本が知らないニッポン」隠されてきた歴史から読み解く世界の成り立ち』です。ともかく10回にも及ぶ転載シリーズ、何とか完結致しました。
 ( 原文全文 http://www.thinker-japan.com/thinkwar.html )
 私はこの長論文で示されているアウトラインは、以前から知っていたつもりです。それでも正直なところ、この論文を読むまで全く知らなかった個別の情報も数多く含まれており、私自身大いに刺激を受けながら読み進めました。

 何度も繰り返しますが、私たちが今まで学校の教科書などで教わってきた「表の世界史」では到底うかがい知れない、それを裏面から動かしてきた勢力の驚くべき実態について、かなり詳しく述べられています。
 特にアメリカ独立戦争(1776年)、フランス革命(1789年)という、世界史的に見て近代の始まりを告げる大きな出来事以降、近現代史の大イベントには必ずといっていいほどロスチャイルド家などの暗躍があったことは間違いのない事実のようです。

 「歴史」を意味する英語の「History」とは、「He‘s story」であるとはよく言われることです。この場合の「He(彼)」とは、言うまでもなく2千年間西洋社会に絶大な影響力をふるってきたユダヤ教、キリスト教の「神(ヤハウェ、ゴット)」を指すわけです。
 つまり欧米流の歴史とは、彼らにとっての「神の物語」に他ならないのです。そこでは旧約聖書の『創世記』から、2千年前のイエス・キリストの出現、『ヨハネの黙示録』まで、歴史的タイムテーブルが厳然と存在すると捉えるのです。
 彼らからすれば、私たち日本人が考えているように「現歴史はどこに行き着くかまるで分からない」というようなものではないのです。

 今回の論において特にクローズアップされているのが、ロスチャイルド、ロックフェラーという世界的財閥です。両財閥は言わずと知れたユダヤ系です。
 真偽のほどは分かりませんが、ロスチャイルド家の方は、イエス死後数十年してローマ帝国に滅ぼされ(西暦70年)ヨーロッパにディアスポラしてきた(真正)ユダヤ人の末裔。方やロックフェラー家は、中世に中央アジアで大挙してユダヤ教に改宗し、その後ヨーロッパに移住した遊牧の民タタール人(偽ユダヤ人)の末裔などと言われています。
 いずれにせよ、この両財閥の拠って立つ基盤は「ユダヤ教」であるのです。
 
 そこから彼らは、「自分たちこそ地上における“神の代行者”である」という不遜な考えを抱いているとしてもおかしくはありません。
 そんな彼らにとっての「裏聖書」があります。『タルムード』というユダヤ教徒にとっての生活法を定めた基本的律法書です。その中に異教徒は「ゴエム」と蔑称されているのです。その意味は「家畜」ということです。
 当ブログで最近『有色人種40億人殺戮キャンペーン』シリーズを公開しました。つまり地球上に増えすぎた「ゴエムたち」はどうせ家畜なのだから、彼らと彼らの息のかかった世界的機関の手によって、いくらでも削減、殺戮しても構わないという発想です。

 米国には「聖書の言葉は一言一句誤りがない」とする「聖書原理主義者」(ファンダメンタリスト)たちが存在します。つまりは「新しい天と地、(天から降りてくるという)ニューエルサレム」を招来するため、積極的にハルマゲドンを引き起こすべきだと公然と主張しているのです。「一神教原理」の恐ろしさです。
 「40億人」は、現在の地球人口約70億人の2/3弱に相当します。大地震、大疫病、最終戦争というハルマゲドンによって、2/3の人々が死滅するという『ヨハネの黙示録』預言とピタリと符合するから不気味なのです。

 今回の論で明らかになったとおり、我が国は幕末、明治維新期以降今日まで、ユダヤ系両財閥の強い影響を受け続けてきたのでした。「裏世界史」から捉えた場合、日本はどういう位置付けとなり、今後この国はどうなっていくのか、これがこの論のメーンテーマなのでした。
 それによると米国を中心とした現下の世界的金融危機は、遂には米ドル崩壊を招き、膨大な米国債を買い支えてきた従属国・日本の国家経済は破綻し、IMF管理国に転落するという恐ろしいシナリオなのでした。
 しかしこれは実は、小泉政権初期の頃から日本でも囁かれていたシナリオです。財務省高級官僚はとうに織り込み済みです。悪魔的なこの連中は、そんな状況下でも、彼らと彼らの官僚機構だけは守り通せると考えているのです。

 その上このたびは、3・11大震災という予期せぬ大災厄がこの国を襲いました。大震災、大津波、福島第1原発事故という国難級の大三重苦に見舞われているのです。
 当ブログでは、今回の一連の大災厄は多分に(ロスチャイルド、ロックフェラーを頂点とする)「闇の勢力」によって引き起こされた可能性があることに言及してきました。(人工地震、人工津波、福島原発爆破)
 「(世界の真中の国)日本から改めるのざから、その覚悟良いか」(『日月神示』)
 この国の「立直し」は、闇の勢力の出先機関である我が国マスコミが連日呼びかけている「がんばろー、日本 !」式のスローガンでどうにかなるというような生易しいものでないことは確かだと思われます。

 この論文の結論部で筆者は、「両財閥を“悪”と捉えてはいけない」という意味のことを述べています。
 確かに「ユダヤは立替えの御用、日本は立直しの御用」という日月神示預言から見てもうなずけます。ロスチャイルド・ロックフェラー両財閥などユダヤ勢力は、過てる現歴史を根本からぶち壊し、一旦まっさらになったところから日本が新しい世を建設するという、両民族の使命からそうなるわけです。言わばユダヤは「悪の御用」なのです。

 しかし明治期以来、先の大戦では戦争に引きずり込まれ悲惨な敗戦は味わわされるは、戦後は戦後で日本国民の尻の毛までひん抜かれるは、この度は大震災で少なく見積もっても数万人の民族同胞の無辜の命を奪われ、大量の放射性物質を空中、地中、海中に撒き散らされるは…。
 善悪を超越した「真(まこと)の神」の視点なら、彼らは欠かすことの出来ない「悪の御用」です。なまじの者では悪の御用は務まらないですし。しかし人間的視点からすれば、到底許すことの出来ない魔の所業です。この国の隷属機関と隷属者たちとともに…。

 (大場光太郎・記)

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開設満3年を迎えて

 08年4月29日に、当ブログ『今この時&あの日あの時』を開設しました。ですから、きょうでちょうど満3年を迎えたことになります。

 「開設しました」と、さも自分自身の力で立ち上げたかのようですが…。もういいでしょう。当ブログ開設時の裏話をお話します。
 当時の私にはブログ開設のノウハウなどまったくなかったのです。当時私の拙い文章力を評価されたある方より、その1ヵ月ほど前「ご自身のブログをお作りになってはいかがですか」というお勧めをいただきました。折角おっしゃることなので、私もいつしかその気になって「ブログ作成要領」をココログで調べ、相当量印刷もし読んでみました。

 しかし「読む」と「いざ作る」とでは大違い。難しそうで、どこからスタートしていいのか皆目分からないのです。遅々として進まぬ状況を見かねたその人から、「私が代わりに作ってあげますがいいですか?」というご提案がありました。
 どうせこのままでは、百年河清を待つような悠長なことですから、お願いすることにしました。パソコン有効活用術や英会話など多数の著書あり、当時から有名な音楽サイトを主宰されているその人の“裏技”とはー。
 都内にお住まいのその人に、私のパソコンに一時的に入っていただき、遠隔操作で一からブログを作るという手法です。たった一日程度で当ブログを立ち上げていただき、「はい、できました」とお渡しいただいたのが、すなわち3年前の4月29日だったというわけです。

 いやはや。そんなお恥ずかしい次第ですから、今もって私に出来るのは、記事作成と季節ごとにブログ背景の模様替えくらい。今もし当ブログを全削除されて「一から自分で作ってみろ」といわれても、果たして作れるものやら、甚だ心もとない状態です。
 最近ではさすがに、特定の画像を記事内に取り込むことが出来るようになりました。格段の進歩(苦笑)です。でも規格外に大きい画像を適宜縮小して、というような高度なことはとてもとても。ましてやいまだにデジカメすら持ってはいません。
 そんな私ですから、より多くの訪問者を呼び入れるため、ブログ自体を派手目にデコレーションするなどは夢のまた夢のお話です。

 当今大流行の「ツイッター」。どのブログもそうでしょうが、最近ではツイッターと連動した機能になっているようです。『これが活用出来れば面白いし、訪問者アップにもつながるのかな?』と思いつつ。何ヶ月か前、またぞろココログのツイッター機能活用法のページを開き、プリントアウトしました。が、ロクに読みもしないでそのままほっぽり放しです。

 私はかくも“メカ”に弱く、その上生来諸事飽きっぽい「ものぐさ太郎」ときています。そんな私が、曲りなりにも3年間もブログ更新を続けてこられたとは。今思えばまるで奇跡のようです。
 これはこれまでも折りに触れて述べてきたことですがー。やはり文章を作ることがさほど苦にならないこと、人間は常に何らかの「自己表現」の場なり機会を求めるものですが、私の場合ブログがまさにうってつけの場だったということ。
 「このブログを通して、出来るだけ多くの人に、さまざまなことを発信していきたい」という欲求も十分あります。

 ここ1、2年ほどはすっかりご無沙汰しておりますが、いい加減な形で中途で放り出しては、当ブログを立ち上げていただいたその方に申し訳ないという気持ちもどこかにあります。

 わずか3年前のことですが、自分なりの視点から捉えた身辺雑記や自然観察文などを一所懸命記事にしていたこと、その割りには訪問者がなかなか伸びず悩んだことなど。あの頃のことが今となっては懐かしく思い出されます。
 以前「一記事入魂」などと大それたことを述べました。しかしそれだけ一つ一つを打ち込んで記事にしていたことも事実です。
 その点最近はおかげ様で、1日平均500人くらいの純訪問者(3・11大震災からしばらくは1000人超/日)があり、少し気の緩みとともに、マンネリ気味であることを反省しなければなりません。

 思いみれば4月29日は、以前ならば「(昭和)天皇誕生日」「みどりの日」、当今では「昭和の日」。風薫る麗しい、その名もゴールデンウィークの初めの日に当ります。このような佳き日に毎年「開設記念日」が迎えられることは慶ばしいことです。
 若々しい若葉が、さらに大きくつやつやと伸び広がろうとするように。当ブログ、今後とも着実な伸びを心がけていきたいと思います。

 当ブログとともに、まずもって私自身が一歩ずつでも進歩、進化出来ればと考えます。これも以前紹介しましたが、「友よ。生きればますます学ぶ」(ラーマ・クリシュナ)
 学習意欲をなくし脳内シナプスを閉じて、ボケたくはありません。「神は常に新鮮な喜びである」(パナマハンサ・ヨガナンダ) 加齢など気にすることなく、常に好奇心と瑞々しい感性を保ち続けていきたいものです。

 当ブログ今後ともご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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真実の近現代概略史(10)

ユダヤは「立替え(破壊)の御用」、日本は「立直し(建設)の御用」 (『日月神示』より)

さて、これまで振りかえってきたように、世界の歴史も日本の歴史も、また今後の未来まで含むすべてが、一部の支配者の計画によって作られてきたものだということが理解できたかと思います。

また、ここで強調したいのですが、誤解してほしくないことがあります。 みなさんに、この世界の支配者である「彼ら」を敵や悪者として、とらえてほしいわけではありません。
彼らが、世界中の戦争や金融危機を意図的に演出していることは事実です。
しかし、その一方でいくら人道的に間違っているとはいえ、今ある「人類の文明の歩みをリードしてきた人たちである」という側面もあります。私たちは、彼らに支配される一方で、お金や文明の発達など、彼らの恩恵に浴してきたのです。ただ、これまでの現実を根本的に変えていくには、より多くの人々が、「現実とは何か」を知る必要があると考え、彼らの存在について、伝えているわけです。

「お金」と「武器」と「情報」のすべてを握る一部の人と、一般市民との間には埋めようのないギャップがあります。” コントロールする者 ” と ” コントロールされる者 ” 、また ” 操作する者 ” と ” 操作される者 ” というように。あまりにも彼らの住む世界との間に大きなギャップがあるため、私たちには「世界で本当に何が起きていて、何が起きていないのか」毎日の生活のなかで、知りようがないというのが現状です。

その結果として起きる一番の悲劇は、「戦争」です。
戦争が起きて、現場で加害者になるのも犠牲者になるもの私たち一般市民です。支配者が実際に手を下すことも、その犠牲者になることもありません。

血の気の荒い人々が「対テロ」「自由」「平和」「民主主義」で踊らされ、その他の国民も「世界平和のための国際協力」として殺人の片棒を担がされる現実があります。
しかし、ここでよく考えてみてほしいのは、彼らの計画を止めることは不可能とはいえ、それを実行しているのは私たちですから、もし、みんなが真実を見抜き、殺し合いの一切を拒否したら……。
戦争は完全になくなります。しかし、彼らはマスメディアのすべてを握り、ありとあらゆるもっともらしい大義名分で人を戦争に駆り立てます。

世界中、特に日本のニュースは独占され、情報操作されている

世界中のニュースは独占され、情報操作されています。
全米を中心に世界121カ国を網羅するAP通信は、約5000のテレビ・ラジオ局と約1700の新聞社を含む通信網を持っています。

また世界のニュースを独占する「ロイター通信」(現トムソン・ロイター)は、イギリスに本拠地を置き世界150カ国に支局を持つ世界最大の通信会社です。現在主要マスコミのほとんどはロイターと契約し、そこから情報を得て、一般に流しています。
そして、現在このAP通信とロイター通信の2社でほぼ世界のニュースを独占している状態です。そして、いうまでもなくAP通信はロックフェラー財閥の企業であり、ロイターはロスチャイルド財閥の企業です。

また、残念なことに明治以来、英米の強力支配にある日本は、欧米より厳しい情報統制下にあるため、先進国にも関わらず、教養人でさえ世界情勢の裏側を知る人が大変少ない状況にあります。
本当の現実を知るにはテレビや新聞はほとんど当てになりませんから、世界情勢を詳しく知るには、自らインターネットや本、質の高い定期刊行物などから積極的に幅広い情報をいれ、照らし合わせ、自分の頭で考えていくことより他に道はありません。

ニュースは伝えてきます。
「テロリストが攻撃してくる」「北朝鮮が攻めてくる」「温暖化で地球が沈んでしまう」「イランが核爆弾を作っている」など。
しかし、よく考えてください。
テロリストや北朝鮮に武器を売ったり、資金を提供しているのは誰でしょう?
CO2による地球の温暖化が事実だと宣伝しているのは誰でしょう?
またイランが持っているかもしれない核の原料であるウランはどこから来るのでしょう?
アフリカのウラン鉱山はすべてロスチャイルド財閥が所有しているはずです。

ここまで、世界が危ない、地球が危ないと毎日のニュースで連呼する理由は何でしょう?
彼らは私たちにお互いに警戒しあい、戦ってほしいのです。殺し合ってほしいのです。
互いに愛し合ってほしいとは露ほども願っていません。

お金は「無」から生み出され、その「お金」を握っているのは一部の人です。
明治時代から、その「お金」に振り回されてきた「日本の歴史」そして、「私たち」。
維新・戦争・不景気・成長・バブル崩壊、そして、今の景気後退。全てのことが、偶然などではなく、支配者の手のひらの上で起きてきたゲームでした。

これから私たちに求められている生き方

これまで私たちは、どれほど彼らの操る「お金」と「情報」に振り回されてきたでしょうか?
お金とニュースに絶対の信用を置き、それらに依存し、生き方を決めてきたように思います。
これからは、そのような生き方からシフトする時代ではないでしょうか。

もちろん、お金は大切です。資産を守るため預金封鎖前に預金を下ろしておくとか、金やレアメタルを買っておくとか、対策も必要かもしれません。しかし、もっと大切なのは来るべき時代にむけて、個人がどのように「お金」と「情報」に過度に頼らない、縛られない生き方をしていくかです。それは、一人ひとりが考えて答えを出していく問題です。

その中で、誰にも共通していえることは、これからの生き方は、「お金」のためでなく、本当に好きなことをしていくことです。
「これから起きる ” ドル崩壊 ” や ” 経済恐慌 ” などの怖いシナリオをさんざん伝えておいて、好きなことをやれって?」と思われるかもしれませんが、これからの時代、何が起きるかわかりません。 ” 生活 ” さえできれば、あとは本当に好きなことをしたらいいのです。それが、ここまで調べてきて、率直に感じたところです。

      You must be the change you want
            to see in the world

           世界を変えたければ
        あなた自身が世界に望むような
        「変化」とならなければならない

                 マハトマ・ガンジー
                 インド独立の父(1869-1948)

最後にガンジーの言葉をプレゼントしたいとおもいます。

つい最近(2010年2月初頭)にも、アメリカ政府は、「3ヶ月から半年以内にテロリストによる攻撃が行われる可能性がある」と発表しました。
近々、どこかでテロリストの犯行が起き、それがイランのせいだとされ、戦争が起きる可能性が極めて濃厚となってきました。そうなれば、石油価格は暴騰し、ドルが崩壊し、日本経済も崩れていくでしょう。また、イランは日本にとって第二の石油輸入国。つまり、世界で起きていることは、私たちに関係のないことではないのです。そのまま直結してきます。

ですから、私たち市民が、世界で起きていることに関心を持つことが必要です。他国の出来事、他人事、専門家の領域としないでください。市民一人一人が目を光らせ、世界で起きていることを監視すること。それが彼ら、 ” 支配者 ” の暴走を食い止める抑止力になります。また、そうするのは、他でもない、私たち自分自身のためなのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
エンディングビデオ 「Us and Them」をご覧ください。

お奨めの本-『「国家破産」以後の世界』についての紹介

追加・国家破産時の心構えとして、とても貴重な本がありますのでご紹介します。

「国家破産」以後の世界

藤井 厳喜・著 光文社 2004年12月刊 より抜粋

国家破産という大変動で、最後にあなたを救うのはいったいなにか、ということになる。財産を守りたい。少しでもお金があれば助かる。あなたがそう考えるなら、筆者はなにも言うことはないが、はたして、それであなたは本当に幸せであろうか?

国家破産ではほとんどの国民が大損害を被る。おそらく、いまから確実に計算し、資産を守り抜いた資産家だけがその被害を免れる。また、戦後の復興期の日本でもそうであったように、抜け目なく稼いで財をなす人間も出現する。旧日本軍の資産を横流ししたり、進駐軍の物資を横領して儲けたり、あるいは闇取引で儲けたりというようなことと同じことが起こるだろう。
しかし、それでうまくいったとして、あなたは、多くの国民が苦しんでいるのを見て幸せだろうか?
自分だけは助かったと、笑っていられるだろうか?ロシアのルーブル危機のことを思い出してほしい。ロシア人たちは、どうしてあの厳しい冬の寒さを乗り越え、餓死することなく生きてきたのか? それは、国家官僚を信じず、家族や親戚、友人同士で助け合ったからである。子供は親の面倒をみて、家族同士は助け合って働いた。ルーブルは紙くずになったが、彼らは物々交換で日常生活の物資を融通しあった。

つまり、いくらお金や資産を持っていようと、あなたを支えてくれる周囲の人間がいなければ、あなたは助からないのだ。もちろん、お金や資産があれば助かるが、それだけであなたは幸せにはなれない。筆者はこれまで「国家破産本」を批判してきたが、それはこうした考えに基づいている。

最後にあなたを救うのは、守り抜いた財産や資産ではけっしてないのだ。あなたを救うのは「誠」の精神であり、あなたの信用である。それによって築かれた人と人の絆であり、もっと言えば「愛国心」であろう。  -  完  -

【付記】
 本シリーズは(1)冒頭に掲げましたとおり、『阿修羅掲示版』に転載された記事を再転載したものです。元々の『THINKER』サイト本文には、要所要所に図解入りとなっており、より理解しやすくなっています。

  http://www.thinker-japan.com/thinkwar.html

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真実の近現代概略史(9)

今現在の日本の立ち位置とは?

さて、ここで幕末・明治以降の日本を振り返り、いま現在、私たちはどこに位置しているのかをみてみます。
左が「日本における出来事」右が「支配者から見た計画」で、大局的にみるために支配者からの視点でみていきます。

幕末に、日本の端に反乱分子を育て上げ、明治維新で彼らに幕府を転覆させ、支配しやすい明治政府を創設します。
次に、その明治政府に資金と武器と提供し、外国と戦わせ、疲弊させます。疲弊しきったところに、直属の国家であるアメリカを侵攻させます。その後、占領統治し、経済国家として繁栄させます。経済が豊かになったところで、金融崩壊(バブル崩壊)を起こし、国家としての国際競争力を削ぎ落します。この後の計画では、競争力の落ちた日本を中国主導の地域統合体である「アジア連合」へと誘導していきます。

そして、今の私たちのいる位置は、「金融崩壊が引き金となって起きる国家破壊」の段階です。その前触れとして起きているのは、90年代から続く不景気であり、外資による日本企業の買収です。さらに本格的に、今後起きてくる金融崩壊にはどのようなものがあるのか、その可能性を探ってみました。

現在進行中の金融崩壊の先にあるのは「米ドル崩壊」

迫りくる本格的な金融崩壊のなかで、最も注意しておくものにアメリカの「ドルの崩壊」があります。何の裏づけもなく、無尽蔵にドル札を刷ってきたアメリカは国家破綻寸前です。

そして、日本はそのアメリカから国債を800兆円ほど購入しています。つまり、アメリカは日本に800兆円あまりの借金があるのです。この多額の借金から逃げるためにアメリカは、ドルの価値を10分の一ほどに暴落させ、帳消しにしてしまうという計画を持っています。これが「クラッシュプログラム」。文字通り「ドル崩壊計画」です。

しかし、これはイラン戦争などを誘発して、石油価格を暴騰させた後、その結果、自然に起きた物価上昇対策として仕方なく行われる政策のように演出される可能性も大きいため、注意して世界情勢をみておく必要があります。

また、ドル崩壊後の準備として、アメリカ政府内では、すでに新通貨が作られているという情報があります。

上の写真、これは「アメロ」と呼ばれる通貨です。 この画像は、2008年に元・FBIエージェントであり、現在はインターネット放送局をもつハル・ターナーという人物によって、インターネット上で公開されました。彼によれば、これはアメリカ政府が裏で中国に送金したとされる8000億アメロの中の一部であり、この通貨が、ドル崩壊後の新通貨として使用される可能性があるとのことです。
彼は、「アメリカ政府は近いうち、現在のドルを10分の一の価値に暴落させるだろう」と言っています。

このアメロの存在については、北米連合の統一通貨になる可能性のあるものとして、米大手テレビ局のニュースでも報道されました。
(※上記写真のアメロ通貨の画像については、偽作であるという情報 もインターネット上にあるため、真偽のほどは不明です。北アメリカの共通通貨が画策されているということが話のポイントです。追記:2010年8月7日)
実際にドル崩壊後の新通貨として、このアメロが使用されるか、不明ですが、明確にいえることは、「ドル崩壊」が差し迫っていること。これは多くの経済予測の専門家が指摘するところであり、必ず起こるとみて間違いないようです。

そこで次は、「ドル崩壊」がもし起きたら・・・・・・。そんなことが起きるとは信じたくないですが、万が一のことを知っておくことは大切です。

ドル崩壊が起きれば連動して日本経済は破綻、IMF管理国に転落する

その後に続く最悪のシナリオを想定してみました。

アメリカによるクラッシュプログラムでドルが崩壊すると、日本の800兆円を超える米国債の価値も暴落します。また、円の価値も連動して暴落し、国家財政が急激に落ち込み、日本経済が破綻する可能性が濃厚です。
そして、国家が破産すると、国連の機関であるIMF(国際通貨基金)が介入してきます。つまり、破産した国家に手を差し伸べるという形で、高い金利の付いた融資が行われるのです。その結果、IMFに介入された国家の経済は、再建がさらに難しくなる立場に追い込まれます。

現実に、日本は過去にも2度、国家破産しています。明治後期から大正にかけての第1期と大戦中の第2期です。

ここで、国家が破産したらどのような事態が起きるのかを過去の例から予測してみます。
昭和21年の「金融緊急措置令」が実施されたときには、

・預金封鎖(生活費・会社の事業費以外の銀行預金の払出し禁止)
・手持ちの財産を一定額以上は銀行に強制預金させられる(財産の取り上げ)
・財産税の創設(財産に高率の税金が課せられる)
・国債は紙切れに・・・・・・
さらに、郵便貯金は10年間の引出し禁止、実質戻ってこなかったということがありました。

そして、アメリカ政府内では、日本の国家破産時の対応に関して、「日本経済再建計画」を始めとする報告書がいくつも書かれています。中でも注目すべきは、「ネバダ・レポート」と呼ばれる
IMF(国際通貨基金)の破産処理計画です。

2002年の国会では、民主党の五十嵐文彦議員が、この「ネバダ・レポート」について触れています。その内容は、

① 公務員の総数の30%カットおよび給料の30%カット。ボーナスはすべてカット。
② 公務員の退職金は100%すべてカット。
③ 年金は一律30%カット。
④ 国債の利払いは5~10年間停止=事実上無価値にする。
⑤ 消費税を15%引き上げて20%へ。
⑥ 課税最低限度の年収100万円まで引き下げる。
⑦ 資産税を導入する。不動産は公示価格の5%を課税。債券・社債は5~15%の課税。株式は取得金額の1%を課税。
⑧ 預金は一律、ペイオフを実施するとともに、第2段階は預金額の30~40%を財産税として没収する。

このように日本の国家破産後のシナリオはすでに用意されているのです。
ちょうど、原爆が投下される前から国連創設のシナリオが用意されていたように・・・・・・。  (以下次回につづく)

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触るるばかりに春の月

                中村 汀女

  外(と)にも出よ触るるばかりに春の月

…… * …… * …… * …… * ……
《私の鑑賞ノート》
 中村汀女(なかむら・ていじょ) 1900年(明治33年)熊本県飽託郡画図村(現熊本市江津)に斉藤平四郎・ティの一人娘として生まれる。平四郎は村の地主で村長も務めた。1912年(大正元年)、熊本県立高等女学校(現熊本県立第一高等学校)に入学。1918年(大正7年)同校卒業。このころより「ホトトギス」に投句を始める。
 1920年(大正9年)に大蔵官僚の中村重喜と結婚。以後、夫の転勤とともに東京、横浜、仙台、名古屋など国内各地を転々とし、後に東京に定住した。
 1934年(昭和9年)ホトトギス同人となり、最初の句集『春雪』を発表。戦後の1947年(昭和22年)には俳誌『風花(かざはな)』を創刊・主宰した。1980年文化功労賞、1984年(昭和59年)日本芸術院賞受賞。名誉都民。
 星野立子・橋本多佳子・三橋鷹女ともに4Tと呼ばれた。1988年(昭和63年)9月20日死去。享年88歳。 (『ウィキペディア』より)

 これは、一年中「月」の移ろいを眺めている人にしてはじめて詠める句のような気がします。そう思われるほど、この句は見事に「春の月」の核心を掴んでいます。

 「ちょっと。外に出てみてよ。ほらっ、何とも見事なお月さま。手を伸ばせば届くようじゃない?」
 ある春の晩、中村汀女は先に外に出ていて、空を見上げて、そこにぽっかり浮かぶ大きな月を認めたのです。まるで「触るるばかり」に間近く感じ、感嘆のあまり我を忘れて、家人にそんな呼びかけをしたことが想像できます。

 この句は特別な技巧など凝らさずに、そういう経緯をそのまま一句として詠んだものです。そのことによって逆に、名句と呼ぶにふさわしい一句となっているようです。
 
 こういう名句が生まれるそもそものきっかけは、汀女の自然万物に純粋に向き合い、かつそれに感動できる感性です。これを詠んだ時の汀女は、もうそこそこの年齢に達していたと考えられます。したがって、これまで同じような月を何度も目にしてきたことでしょう。がしかし、汀女は「真新しい月」をこの時見出したのです。

 この句ではただ「春の月」とあるだけです。では春といっても三春のいつ頃か、時刻は何時頃なのか、月の大きさはどんな具合かなどは分かりません。しかし類推は可能です。
 私が思いますに、時期はこの句の月の感じからしてまさに盛春の頃。時刻は月が東の中空くらいに昇っている夕方、それも日没直後くらい。であるからには、この月は当然満月かそれに近い月ということになります。

 と言うのも、例えば早春の月ではまだ、この句のような豊かな感じはありません。また夜半過ぎ中天にかかった月では、最早「触るるばかりに」とはいきません。さらに夕刻に西の方(かた)えに傾いている眉月(びづき)でも、こうはならないのは明らかです。
 したがって自ずから、盛春の夕の東の中空に大きく浮かんでいる春満月以外にはないはずなのです。

 良い句というのは、このように大変シンプルでありながら、読み手が読み取.る意思さえあれば、句全体の情景がまごうかたなく浮かび上がってくるものです。

 (大場光太郎・記)

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真実の近現代概略史(8)

この世界統一政府では、お金も法律もすべて統一管理される、文字通り世界はひとつ!になるわけです。

「地球温暖化」説に基づく「CО2削減」キャンペーンの欺瞞

「地球が危ない」「地球を守れ」あらゆる名目の「環境保護活動」「二酸化炭素が悪い」
これらのスローガン、照らし合わせてみると、何かと似ていますね?
「世界平和が危ない」「テロから世界を守れ」「平和運動」「イスラムのテロリストが悪い」
それはさておいて、現在、地球環境を守るために世界が一致団結し、協力の動きを見せています。ご存知のとおりの「ストップ地球温暖化」です。子供までがテレビで、地球の未来のためにその必要性を訴えています。

この「ストップ地球温暖化運動」をわかりやすくまとめてみます。

CO2のせいで地球が温暖化→このままいけば南極の氷が解ける→海の水位が上がり、地球が沈んでしまう。それをストップするために世界が協力してCO2の排出を少しでも食い止めなければいけない。だから、CO2の排出量を条約で取り決めて、規定量を超える企業や国家は、権利をよそから買わなければならない。このルールを作れば、CO2を削減させる方向に社会や技術が進展していくだろう、というわけです。
そして、この世界的環境保護活動のシンボルとなっているのが、エコバック、かわいそうなシロクマ、ヒマラヤだったりするわけです。

しかし、この「地球温暖化」は、「数ある説のひとつ」にすぎないのです。

まず、疑惑説の1つめ「地球は寒冷化している」。この説を唱える科学者によれば、「地球は長期的に寒冷化と温暖化のサイクルを繰り返しており、今は一時的に温暖化しているだけで、今後、長期的には寒冷化していく」という見解です。

2つめは、「人間の活動によるCO2の総排出量は温室効果ガス全体のうちわずかであり、気候変動に影響しない」とするものです。具体的にいえば、温室効果ガスの90%は水蒸気で、残りの10%のうち数%がCO2、そのCO2全体の中でも海や動植物から出されるものがほとんどで、工場や自動車の排気といった人間の活動から出るもの全部合わせても地球全体から出るCO2総量の中で占める割合はとても低いという見解です。

3つめは、「南極の氷は中心では増えている」という意見です。みなさん、一番気になるのが、南極の氷が解けて地球が沈んでしまうというシナリオですね。この見解を示す科学者によれば、「実際には南極の中心で測定される氷の量は増えている」ということです。

4つめは、「CO2が増えるから温暖化するのではなく、温暖化が起きた後にCO2が増える」という見解です。つまり、地球が暖かくなると、動植物の働きが活発になり、運動量が増え、繁殖して個体数も増えることにより、排出されるCO2も増えるという仕組みです。

そして、最後5つめは、「温暖化の原因は、CO2ではなく、太陽の黒点運動と関係がある」とする見解です。この他にも二酸化炭素による地球温暖化の通説と異なる見解は数多くあります。

地球温暖化説の科学的な裏付けとその対策に大きな影響力を持つ組織にIPCC(気候変動に関する政府間パネル)という組織があります。
この通説を唱えるIPCCの人々は約2500人(一般人と科学者の混成)である一方、疑惑説を唱える科学者は約31000人(うち9000名が博士号を持つ専門家)います。私たち一般人が、本当に地球環境問題に関心を払う気持ちがあるとしたら、後者の見解にも耳を傾けることが大事ではないでしょうか。

ところで、地球温暖化対策の元になっている「 気候変動枠組条約」は、1992年に国連が制定したもので世界の155カ国が署名しました。この条約の原則として「予防的アプローチ」というものがあります。これは、温室効果ガスによる地球の温暖化が、 ” 科学的に不確実性があること ” を理由に対策を先延ばししてはならないという原則です。つまり、国連はこの原則に基づいて、たとえ温暖化が二酸化炭素によるものでなくても対策を進めています。

またこの条約の中の第2条に「大気中の温室効果ガス濃度を危険でないレベルに安定化させる」とあります。しかし、明記されているのは、各国が対1990年比・何%のCO2削減をいつまでにすべきかという数値のみで、温室効果ガス濃度をどのレベルまで最終的に持っていくかという具体的な数値目標を掲げないまま、17年以上も対策が推し進められています。

CО2による温暖化説で最もメリットを享受しているのはどこか?

なぜ、気候変動の真の原因を究明せずに、「CO2削減」だけを推進しているのでしょうか。
CO2による温暖化説は、ロスチャイルド・ロックフェラー両財閥にとって、いくつかの利点があります。

まず、CO2(二酸化炭素)排出権です。CO2排出権は国や企業に割当てられ、割当量以上のCO2を排出する国や企業は、それ以外の国や企業から排出権を買うことになります。つまり先進諸国は工業を維持するためにアフリカ諸国などの後進国から排出権を積極的に買うことになるわけです。その結果、これから伸びる後進国は排出権を買い上げられてしまい、発展できなくなります。このようにして、豊富な天然資源国である後進国の経済発展をさせないまま支配下に置くことができるという利点が排出権取引の裏にはあります。

エコビジネスによる企業との連携

環境保護の名のもとに、企業は新たに様々なビジネス展開します。そこから得られる莫大な利益のため、企業は自動的に「CO2削減運動」のパートナーとなるばかりか、強力な推進役となります。

原子力エネルギーの推進 

両財閥の独壇場である原子力エネルギー※は、重大事故の際には地球規模の被害を生む危険性があるにも関わらず、二酸化炭素を出さないクリーン・エネルギーとして、推進されます。
(※原料のウランの鉱山はロスチャイルド財閥が、ほぼ独占。ロックフェラー財閥は石油を支配するばかりでなく原発の建設に深く関わっている)

そして、2009年12月にデンマークのコペンハーゲンで行われたCOP15(第15回気候変動枠組条約締約国会議)では、世界統一政府の核となる組織(High Panel Board)が設立され、この組織の財源となる炭素税が世界中の条約締約国に課されました。(GDPの2%と2-10%炭素燃料税)このような世界中から税金を集めるシステムが作られたのは、人類の歴史上はじめてのことです。

つまり、「CO2削減」のスローガンは地球温暖化対策のためではなく、「世界統一政府の創出とその財源確保」のためにあったと読み取れます。  (以下次回につづく)

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真実の近現代概略史(7)

まだまだある9・11の不可解な謎

またさらに一番不思議なのは、イギリスの大手テレビ局BBCが、第七ビル(通称:ソロモンブラザーズビル)の崩壊約20分前に、生中継のニュースで「ビルが崩壊したようです」と先に流したことです。このニュース報道終了5分後に、第七ビルは実際に突然、音を立てて大崩壊するわけですが、このビルには旅客機も激突していませんでした。
生放送のニュース映像です。女性キャスターの右後ろにまだ第七ビル(ソロモンブラザーズビル)が建っているのが確認できます。
また、最後のコメント中に、突然中継が切られてしまうという不可解な映像です。当のBBC放送局は、「映像を紛失してしまったのでコメントできない」としています。この映像は当時のニュース映像を録画していた一般視聴者がインターネットで公開したものです。

これほどおかしな点の多い世界的な事件ですから真相を究明する人たちがあらゆる方面で資料を提供しています。
9.11テロについての疑惑を検証するDVDです。
この事件について、政府発表と食い違う科学的な証拠が800件ほどあるといわれています。

科学者や建築設計士などの専門家だけでなく、真相を求める犠牲者の遺族の方々、またテロを事前に予告されていた内部告発者など数多くの人々が米政府に対し、事実の公表を求めて、9年たった今も日々活動しています。
同じく、9.11テロの疑惑を検証する本の数々です。

アメリカ政府同様、日本政府の公式見解は、テロの首謀者はビン・ラディン率いるアルカイダの犯行としています。
しかし、最近のアメリカのNYタイムズとCBSの共同調査によると、政府の公式見解をそのまま信じている人はわずか16%、政府が何か隠していると思う人が53%、政府はまったく嘘をついていると思う人が28%、つまり、テロの当事国のアメリカ人でさえほとんどが、政府発表を信じていないのが現実です。日本の私たちはどうでしょうか?おそらくいまだに過半数の人が、政府発表のアルカイダ犯行説を信じているのではないでしょうか。

9.11テロ以来、世界の目の敵となったアフガニスタンとイラク。
とくにイラクはアメリカ主導の国連加盟国の連合軍による一方的な攻撃により、瞬く間に壊滅、占領されました。いまでも治安が安定しない現地では、連合軍の軍隊が駐留し続けています。

イラク侵攻というブッシュ政権の犯罪行為を支持し続けた小泉政権

当時のアメリカのブッシュ大統領と日本の小泉首相は、大の仲良しで、ともに「対テロ戦争」をスローガンに一致協力しました。

日本政府は、テロ対策特別措置法を制定し、2001年から2010年1月15日まで海上自衛隊の補給艦と護衛艦をインド洋に派遣し、米英をはじめとする国連・多国籍軍の艦船に対して、洋上補給(給油)を行なって支援してきました。
もともとこの法律に基づく給油は、アフガニスタンにおけるアメリカの活動支援が目的であるとされていましたが、実際にはほとんど(8割以上)の燃料がイラク戦争のために使われていたことが米海軍の情報で明らかにされました。つまり、日本はイラク攻撃に大きく関与していたのです。

これは「9.11テロからつながるイラク戦争への流れ」を動画 でまとめたもので、映画「なぜアメリカは戦争を続けるのか」(原題:WHY WE FIGHT)からの抜粋 です。
ちなみにこの「イラク攻撃」は、9.11テロのわずか4日後に議会で発案されていました。

最後にブッシュ大統領は、「9.11テロとフセインは、まったく関係なかった」と発言しています。
つまり「大量破壊兵器」も「アルカイダとの関係」も始めから「まったくの根拠ない嘘」だったわけです。

ここでざっと、9.11後のアメリカの動きを整理して追ってみます。
テロの「容疑者であるビン・ラディン氏が潜んでいる」また「彼を匿っている」としてアフガンが攻撃されました。
次に「大量破壊兵器を持ち、アルカイダを匿っている」としてイラクも攻撃されました。去年には、パキスタンの米兵も増兵し、戦闘の準備を整えました。そして、中東では珍しい親米国のサウジアラビアには多くの米軍基地があります。

イラク戦争同様「イラン戦争」も規定路線?

あと残るのは、真ん中にはさまれた「イラン」のみです。

2007年には国連安全保障理事会が、満場一致でイラン核活動に対する制裁決議を可決しました。つまり、「核兵器を作る恐れがある国家」として、世界中がイランを非難することになったのです。国連安保理は、これ以降4度もイランに対して、制裁決議を行っています。
国連は全加盟国にも同様の経済制裁を要請し、EUは続く2008年にイランが核開発の停止を拒んでいるとして、関係者及び企業の大手銀行の資産を凍結するなど経済制裁を始めました。 

アメリカは、2007年以来、ことあるごとに同様の経済制裁を行い、2010年に入ってからも新たに追加制裁を行う動きです。同様に日本政府も、2007年からイラン対して経済制裁を実施しています。イランは相次ぐ、世界からの貿易停止措置と海外資産の凍結などの経済制裁で窮地に立たされています。
また戦争に向けて軍事訓練も開始して準備を整えています。イラン戦争は、いつ始まってもおかしくないという状態が続いているのです。戦争になれば、瞬く間にイランは侵攻され占領されてしまうのはいうまでもありません。

映画「なぜアメリカは戦争を続けるのか」(原題:WHY WE FIGHT)からの抜粋

アメリカは、自国の覇権のために世界中の戦争に介入してきました。その裏側には、アメリカという国家でさえも自由に操り、自分たちの世界支配のコマとしている人たちがいるのです。
イランを支配し、中東制圧が完了したら、有力な国連非加盟国はなくなり、世界をほぼ国連の支配下に置いたことになります。

世界支配者は経済による世界統一も同時に進めている

真の世界支配者は、武力による世界征服を進める一方、経済による世界統一も進めています。

その世界統一の前段階にあるのが、「地域統合体」です。 地域統合体は地域の国々を一つにまとめるものです。 目標として掲げるのは、地域の「経済発展」であり、具体的に実施することは、以下のとおりです。

①国家間での関税(貿易時にかかる税金)の撤廃
②国境の撤廃
③通貨を統一  
その後に
④法律を統一

よくいえば、経済の発展のための地域統合ですが、別の側面から見たら、国を壊して管理しやすいように、お金と法律を統一してひとつの大きな国にしてしまうことです。
これは、すでに世界の各地域で始まっています。

世界的な地域統合の動きは世界統一政府樹立の重要なステップだ

まず、欧州連合(EU)です。通貨統合と政治統合を目的に1992年に設立されました。 
現時点で、加盟国は27カ国までに増えています。
EU 法は国内法に優先するなど世界に先駆けて、通貨統一をはじめとする、国境の撤廃、法律の統一を実施しています。2009年12月には、ベルギーの首相を兼任するEU初代大統領も選出されました。まさにEUは、ひとつの国になったのです。

アフリカ連合は、2002年にEUをモデルとして政治・経済的統合を目的に発足しました。
将来的にはアフリカ合衆国までも視野にいれています。つまり、アフリカもひとつの国になっていくのです。現在のアフリカ連合議長は、リビアのカダフィ氏です。

さて一方、カナダ・アメリカ・メキシコの3国による北米連合ですが、これらの3国とも「北米連合」のような政治・経済の地域統合の予定はないと公式には認めていませんが、2005年には、「北米の安全と繁栄のためのパートナーシップ」(SPP)という組織を立ち上げ、2010年までの地域統合を目標に掲げています。
それを証明するかのように2008年には、公式に知られていない「北米統一通貨の流出事件」やカナダからアメリカをまたいでメキシコまでつながる、「NAFTAスーパーハイウェイ」(高速道路)が既に建設されているなど、その動きは、国民の知らない間に水面下で進行しています。

またアジアに目を向けるとどうでしょう?2010年1月1日から中国がASEAN(東南アジア諸国連合)加盟国との関税撤廃を開始しました。
その結果、東南アジア諸国では人民元が大量に流通しています。今後、アジアの経済は中国の「元」を中心に発展していく動きです。
また航空券を値下げし、アジアの人々が国家間を移動しやすくするなど実質、国境の撤廃ともいえる方向に動く中国は、未来の「アジア連合」のリーダーになるのはどうやら確定のようです。

日本のファミリーレストランをはじめとする外食産業やコンビニエンスストアをみてもそこには、多くの中国人留学生たちが働いています。今後、ますます多くの中国の人々が日本に移住してくるのは間違いありません。 彼らの中には、日本語も英語も話せる人材も多く、今後の中国企業の国際競争力を担う有能な人材になっていくでしょう。
中国はさらに大きな飛躍を遂げていくのです。

今後のアジア連合は、おそらく中国主導で現在ある東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国に日本・韓国・中国が加わっていくと予測されます。これは、ASEAN+3(アセアン・プラス・スリー)と呼ばれるものです。
またアジア連合にオーストラリア・ニュージーランドなどの太平洋の国々が加盟したら、太平洋連合(パシフィック・ユニオン)という形の地域統合体になっていくでしょう。

世界中でここまで進行している地域統合ですが、いずれにせよその先にあるのは……。各地域の地域統合体が形成され、安定すると、その後、統合され世界統一政府ができます。
「平和」という大義名分で戦争し、国際連合が創られたように、現在は「地球環境のため」という大義名分で、この「世界統一政府」の母体が形成されようとしています。  (以下次回につづく)

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スーちゃん、驚きの訃報

 -スーちゃんの死により、キャンディーズは永遠の思い出の領域に入ってしまった-


         田中好子さん

突然の訃報が飛び込んできました。アイドルグループ元キャンディーズのメンバーの一人で、女優の田中好子さんが21日、都内の病院で乳がんのため死去したというのです。享年55歳。あまりにも若すぎる死です。

 おそらく多くの人が知らなかったのではないか思いますが、田中好子さんは、小達一雄氏と結婚した翌年の1992年には、乳がんの最初の兆候が見つかったのだそうです。その後再発するなど、治療を続けながら女優業をしていたことになります。
 しかし昨年秋に十二指腸潰瘍で再入院、その際肺や肝臓などへのがんの転移が発覚し、既に多臓器不全だったといいます。

 田中好子さんの闘病生活は過酷なものだったようです。今年に入ってナレーションの仕事のため、病院から直行ということもあり、ここ2、3ヶ月は事務所のマネージャーが付きっ切り状態で、足をさすったりていたといいます。
 容態が急変したのは1ヵ月前からだそうです。
 「スーちゃんは気の毒なほど痩せてしまい、腹水もたまってとてもつらそうでした。そんな時に小達さんは医師から余命について聞かされ、涙を流していました。小達さんはスーちゃんの闘病生活が長かったこともあり、お互いにつらいのを承知で余命について伝えたと聞いています。ただ、彼女は最後まで希望を捨てず、“先生、この治療をやったらよくなるんですよね”と言っていたそうです」(交友の長い芸能関係者)

 先週から容態が急激に悪化し、それまではフルーツやヨーグルトをよく食べていたものの、今週になって点滴だけになったといいます。
 病状の悪化を知った、キャンディーズの元メンバーの伊藤蘭が夫の水谷豊と駆けつけ、病室に通されたランちゃんが涙をこらえながらスーちゃんを励ましたそうです。 

 私のイメージの中では、とうの昔に解散したとは言えキャンディーズの「スーちゃん」のままでした。伊藤蘭(ランちゃん)、藤村美樹(ミキちゃん)の3人の中でもスーちゃんは、確か一番年下だったはずです。ランちゃんはしっとりした美人タイプ、ミキちゃんは知的でしっかり者タイプなら、スーちゃんはどこか天然ボケしたかわい子ちゃんタイプ。
 よりによって3人のうちで健康優良児といわれていたスーちゃんに、キャンディーズ解散後こんな病魔との過酷な闘いが待ち受けていようとは。

 スーちゃんは女優としても、89年の映画『黒い雨』(今村昌平監督)では、原爆の悲劇に見舞われたヒロインを演じ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など多くの賞に輝きました。
 何の偶然か、福島原発事故が深刻化する中で、最近この映画がよく引き合いに出されていました。

 しかしやはり私などの世代にとって忘れられないのは、『春一番』『年下の男の子』『やさしい悪魔』『わな』などを歌って、ステージで躍動していたキンディーズ時代のスーちゃんたちの輝きの姿です。
 あのむくつけき「軍事おたく」の自民党政調会長・石破茂でさえ、スーちゃん急逝の報に接し、「高校生の頃、一生懸命、ポスターとか筆箱とか下敷きとか、そういうもの(キャンディーズグッズ)をコレクションしていた。(田中さんの訃報は)私だけではなくて、同時代を生きてきた者の何万人という人が持っている残念さだと思います」と語っています。

 ああ見えて慶応高校、慶応大学出身の石破茂、さすがは的確なコメントです。「同時代を生きてきた者の何万人」のうちに、少しばかり年長ながらこの私も加えさせていただきましょう。何せキャンディーズ解散コンサートのポスターをさるレコード店からもらってきて、しばらく部屋の壁に貼っては眺めていた口なのですから。

   春一番が掃除したてのサッシの窓に
   ほこりの渦を踊らせてます

   机 本箱 運び出された荷物のあとは
   畳の色がそこだけ若いわ

   お引っ越しのお祝い返しも
   済まないうちに またですね

   罠にかかったうさぎみたい
   いやだわ あなた すすだらけ
   おかしくって 涙が出そう
   1 2 3(ワンツースリー) あの三叉路で
   1 2 3 軽く手を振り
   私達 お別れなんですよ   
     
    (作詞:阿木耀子、作曲:穂口雄右『微笑がえし』より)

 スーちゃん、あなたはこの世界で十分過ぎるほど走り続けてこられました。どうぞ新しい世界でしばらく安らかにお休みください。
 田中好子さんのご冥福心よりお祈り申し上げます。

 (注記)本記事は、4月23日付『日刊ゲンダイ』(9面)などを参考、引用してまとめました。

 (大場光太郎・記)

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真実の近現代概略史(6)

国連と核兵器の関係

ここで、国連と核兵器の関係について話しておきます。

大戦後の核の拡散について。世界にどのように核兵器が広まっていったかの経緯です。
表向きには、一部の科学者がアメリカの核独占(一極集中)の危険性に危惧し、良心からソ連に技術を持ち出したとされていますが……、実際には、意図的に行われた行為でした。つまり世界支配と利益のためです。

ソ連の核開発には、アメリカのロックフェラー財閥配下にある外交問題評議会(CFR)のメンバーであり、またルーズベルト政権では大統領主席補佐官を務めたハリー・ホプキンスが、意図的にソ連に原爆技術を移転したという、レーシー・ジョーダン少佐のアメリカ議会委員会での宣誓供述があります。

このようにまず初めにアメリカからソ連に核開発の技術が輸出され、次にイギリスとフランスへ、そしてソ連から中国へと5大常任理事国に核が計画的に分配され、世界中の約200の中小国すべてが核を持つ常任理事国の支配下に置かれるという構図です。
その後、核開発技術は中国からインドとパキスタンへ。またアメリカからイスラエルへと輸出されていきました。さらに、水爆までもが、ひととおりこれらの5大国に配備されました。

国連の常任理事国に原爆・水爆がひととおり完備された後、1970年にある条約が締結されます。核拡散防止条約(NPT)です。
この条約は、常任理事国以外の国には核保有を禁止するものです。
表向きは、核廃絶を訴える国と平和運動団体によって核廃絶を目的に制定されたことになっていますが、その真意は、この条約を根拠に「国連非加盟国」を「核を持とうとしている国」などとして批判し、場合によっては国際世論を味方につけて、攻撃できるという体制を整えることです。

最近、この条約と国連誘導の国際世論の攻撃の的にされているのが、「アフガニスタン」「イラク」「イラン」です。
これらの国は、「テロの温床」また「テロリストを匿う危険な国」とされたり、「核を持っている疑いがある国」という容疑をかけられ、国際社会から非難されています。
その実態は、これらの国々はいずれも「国連非加盟国」であり、さらにはロスチャイルド財閥の支配する「中央銀行がない国」なのです。

「核武装疑惑・テロリスト国家」=「国連非加盟国」=「中央銀行のない国」=「両財閥の敵」ということなのです。

そして、彼らを一気にまとめて総攻撃するきっかけとなったのが、あの「9.11テロ事件」です。全世界を震撼させた大規模テロ攻撃です。この事件をきっかけに世界は一変しました。
このあと、世界は「イスラムの過激派テロリスト」におびえ、彼らをつぶすためには、とことん戦わなければならないという幻想にとらわれることになったのです。

9・11事件についての米国政府発表への多くの疑問点

まず、9.11テロ事件を振り返ってみます。

この事件は2001年9月11日、アメリカ本土において、オサマ・ビン・ラディン率いるイスラム過激派組織のアルカイダのテロリストが旅客機をハイジャックし、ニューヨークの世界貿易センターに乗客もろとも自爆テロを決行したという事件です。

この他にも……。
アメリカ国防省ビル(ペンタゴン)に一機が激突し、ピッツバーグ郊外に一機が墜落しました。 さらにツインタワーから数百メートル離れた第七ビルは、数時間後に崩壊。以上が9.11テロの概略です。
しかし、この同時多発テロ事件。全てがアルカイダの仕業によるものであるというアメリカの政府発表には、多くの疑惑があります。

まず、はじめに容疑者とされるビン・ラディン氏の一族は、ブッシュ大統領の一族とは、30年来のビジネスパートナーの間柄です。
ビン・ラディン一族とブッシュ家は石油会社を共同経営するなど、とても密接な関係にあります。そもそも氏は、洞窟に潜むテロリストなどではなく、アラブの大富豪の子息です。
ビンラディン一族は、ブッシュ家の仲立ちでアメリカの誇る大手軍需産業・カーライルグループに 巨額の投資をしており、その仲介者がブッシュ家なのです。
そして、9.11テロ後のアフガン侵攻・イラク戦争などの「対テロ戦争」で莫大な利益を上げたのは、他ならぬカーライルグループでした。

ツインタワーは、航空機の衝突後、わずか1~2時間後に完全に崩壊しています。
あまりにも速いスピードで、大爆発とともに真下に崩れたのです。このビル自体は外壁に網の目の鉄板が配され、旅客機何台分もの衝撃に十分耐えられるように設計されていたと、このビルの建設プロジェクト責任者であるフランク・マルティニ氏が証言しています。
さらにあまりにも速いスピードで、大爆発とともに真下に崩壊し、事前に階下での爆発音を聞いた多くの一般市民や消防士の証言もあります。またビル崩壊時の映像を再生してみると、崩壊するより早く階下で爆発している箇所がいくつも確認できます。

アメリカ国内で外国人組織が同時に4機ハイジャックすることでさえ難しいはずなのに、ビルを解体するくらい強力な爆発物を事前に多数、仕掛けておくなど、これほど大規模なことが、アラブの一テロリスト組織に可能でしょうか?

さらに、アメリカ国防省ビル(ペンタゴン)の激突現場に残された穴は、大型旅客機が突っ込んだ穴にしては小さすぎるという指摘があります。
建物が、主翼の幅に相当する損害をまったく受けていないのです。(※写真の飛行機は合成イメージ)そして、機体のほとんどは蒸発してしまったとされ、遺体も一つも見つかっていません。

同様に、ユナイテッド93号機の墜落事故現場においても機体のほとんどが蒸発したとされ、機体の大部分が見つかっておらず、遺体もひとつもありません。機体がほとんど蒸発し、遺体が一つも見つからないような旅客機墜落事故は、前代未聞であり珍事件です。それが二つも同時に起きたとなると、そもそも本当に航空機自体がこれらの事故現場に墜落していたのかと問いただしたくなります。

これほどまでに疑わしいアメリカの政府発表ですから、日本の国会でも追及した人がいました。

2008年1月の参院外交防衛委員会で民主党参議院議員の藤田幸久氏が、先ほどあげた疑惑以外にも、ハイジャックに使用された航空機の会社(ユナイテッドとアメリカンエアライン)の株取引が9月11日寸前までに、まるで事故を知っていたかのような不可解な売買が大規模に行われ、莫大な利益を手にした人がいることにも言及しています。
これらが、アラブの洞窟に潜む一テロリスト組織に可能なことではない!として、もっとはるかに巨大な世界的規模の組織の関与を示唆しています。

藤田氏は詳しい内容を本に書いて出版しています。  (以下次回につづく)

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散り際の美学

   敷島の大和心を人問わば朝日に匂う山桜花   

 春は野山に木の芽がいっせいに芽吹き山笑い、街角や家々の庭先などの草花も色とりどりの花を豊かに咲かせる季節です。この麗しい蘇りの季節、我が国にあって特に注目すべきは何といっても桜です。

 その桜、今年は3月寒い日が続き、全国的に例年より少し遅い開花だったようです。神奈川県県央の当地では開花が4月上旬、10日前後がピークで、先週末にはあらかた散ってしまいました。
 そんな折りの本20日夕、市街地付近の遊歩道を歩いていました。すると染井吉野とは違う桜の木が何本かあり、さすがに盛りは過ぎ葉もちらほら見られるものの、まだ花もけっこう残っていました。

 近寄って見てみますと、枝々から真っ白い花びらが次々に落花しています。それに何ともいえぬ風情を感じ、私は立ち止まりその落花のさまを見ながらそこで一服することにしました。
 本夕は曇り空です。風はほんのそよ風程度、そのためか花はほぼ真下に落ちてくるのです。それもいっせいにということでもなく、一つが地面に降り切ると別の枝からまた一つはらりという具合です。

 今や桜の代名詞のような染井吉野なら、いくら風が強くなくてもこうはいきません。花びらの一片一片ですから、ひらひら流されながら定めなく落ちていくものです。ところがこの桜は花全体、四枚ほどの花弁がそのまま真下にすとんと落花しています。
 そしてさらに驚くことに、皆々きちんきちんと花弁を上にして地面に着地するのです。まるで意思あるもののように、散り際を心得ているような見事な落花です。

 その様を感心して見ているうちに、冒頭の和歌を思い出しました。桜花は、古来日本民族の心の奥深くに刻み込まれてきました。それは爛漫と咲き誇っている桜とともに、このような散り際の風情に得も言われぬ共感を覚えたものなのでしょう。国学者の本居宣長のこの歌も、この花の持つ「散り際の美学」を前提として鑑賞すべきです。

   風さそふ花よりもなほ我はまた春の名残りをいかにとやせん

 「殿中でござるぞ」で有名な、浅野内匠頭長距の辞世の歌とされるものです。
 時は元禄14年(1701年)3月14日、絢爛と花開いた江戸元禄の世を震撼させた、赤穂浪士の吉良邸討ち入りの序曲となる江戸城中での刃傷事件が起りました。朝廷の勅使饗応役を仰せつかった浅野内匠頭が同日午前、上役の吉良上野介義央の仕打ちに我慢ならず、松の廊下で吉良に斬りつけるという狼藉を働いたのです。

 同日午後一番で浅野内匠頭は、陸奥一関藩主・田村建顕の江戸藩邸預かりの身となります。預かった田村家は、うすうす事情を察し、いくらご法度行為とはいえ喧嘩両成敗、そんな重い処断は下るまい。浅野内匠頭殿、まあごゆるりと長逗留遊ばされよ、というような見立てだったようです。
 ところが、刃傷事件の報告を受けた時の「お犬様将軍」徳川綱吉が意外にも強硬だったのです。綱吉は尊王の心篤く、勅使をもてなすという朝廷がらみの儀式を台無しにされたことに怒り心頭、「内匠頭は即日切腹、浅野家五万石は取り潰しとせよ」という沙汰が下ったのです。

 内匠頭切腹の場は田村家の庭、夕方5時頃だったとされます。旧3月14日は新暦で4月21日、今より開花が遅かった当時、ちょうど庭先の桜花も散り際を迎えている頃だったのかもしれません。時に内匠頭35歳。
 ただ内匠頭辞世と言われ、ご存知『忠臣蔵』の名場面で詠まれるこの歌、今日ではどうも当人の作ではないとされています。内匠頭の直筆記録が残されていないのです。
 あるのは切腹の場に副検使として立ち合った多聞伝八郎の『多聞筆記』にのみ。そこから多聞が内匠頭の心中を慮(おもんばか)って後に詠んだものが、後々内匠頭自作として伝わったのではないかと言われています。

 話変わって、ずい分昔のことながらー。娯楽に乏しかった昭和30年代前半、『少年画報』『冒険王』『少年』と言った少年漫画月刊誌が全盛でした。小学校3年生くらいだった私は、その頃は漫画大好き少年。当時お世話になっていた母子寮で、毎月定期的に各戸に回ってくるそれらの雑誌が待ちどおしくてたまりませんでした。
 そんなある時『少年画報』か何かのグラビア見開きで、この内匠頭切腹の場面があったのです。それは美麗な絵でした。中央に端座した白装束の美男の内匠頭が、今しも短刀を己の腹に突き刺さんとする場面です。画面の上からは、桜がはらはらと散りこぼれています。

 それを見て私は、ぞくぞくするような妖しいときめきを感じたのです。というより、見てはならない春画をのぞき見ているような後ろめたい興奮すら覚えました。
 今も昔も「その気(ホモっ気)」はないばずですが、いや人間とは得体の知れぬもの。無意識的な心の奥底には、そういう情動が蠢いているのかもしれません。
 私のとんだ「ヰタ・セクスアリス」の一端を披露しての、この一文のお終いです。

 【補記】
 くだんの桜の落花を見やりならが、実はまったく別の事も去来していました。「散り際の甚だよろしくない」御仁のことです。そこでこの一文は当初、桜の散り際を導入として、それとは正反対の“ぶざまな御仁”のことを述べようと考えていました。
 しかしいいでしょう、これは。折角のこの一文が穢れますから。

 (大場光太郎・記)

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真実の近現代概略史(5)

アメリカは真珠湾攻撃を事前にキャッチしていた

それは、真珠湾攻撃から始まりました。

日本軍が突然の奇襲攻撃でハワイのパールハーバーの米・太平洋艦隊と米軍基地に先制攻撃を仕掛けました。この奇襲攻撃に全米国民が怒ります。「姑息な日本人!やっつけてしまえ!」これを機にアメリカとの全面決戦に突入しました。
しかし、これが本当に日本軍の奇襲だったかというとそうではありません。
当時のアメリカ軍は日本軍の暗号をすべて解読しており、アメリカ側は日本軍の攻撃の予定も熟知していました。しかし、日本との戦争をのぞんでいたため、知らないふりをしたのです。

当時の米大統領ルーズベルトは、不景気だったアメリカをニューディール政策で持ち直すことができず、経済不況を打開するには戦争しかないと考えていました。また、戦争に反対だったアメリカ国民を戦争に駆り立てるためには、日本からの先制攻撃がどうしても必要だったのです。

そのため、彼は、日本軍の奇襲計画を傍受した部下から数々の報告を受けてもすべて無視しました。また、 ソ連のスパイでもあった近衛首相の側近・尾崎 秀実(ほつみ)からの通報で、12月上旬の開戦を知っていたともいわれます。またハワイに太平洋艦隊を集結させておくことに反対したリチャードソン太平洋艦隊司令長官を更迭、後に事情を知らないキンメル提督を任命するなど、先制攻撃を誘い込むような動きを見せています。
「私は宣戦しない。戦争を作るのだ。」は彼の言葉です。

また、日本側の真珠湾攻撃の首謀者は山本五十六・連合艦隊司令長官でした。彼こそは、日本の軍人というイメージがありますが、実は大の親米派でした。
過去にハーバード大学に留学し、ほか駐米武官などの滞米経験も豊富であり、当時の日米の国力の差が10倍以上あることなど、誰よりもアメリカの国内事情に精通していた人でした。

また軍内で、戦争を可能に見せるため会議に提出するアメリカのデータを過少に書き換えることまでしていたのです。その後、軍上層部全員が反対する中、真珠湾攻撃を立案、決行します。しかも決定打を打たずに退却という不審な行動。その動きは悉くすべてアメリカの利益になるようなものばかりでした。その真意はまったく謎です。

一説には完全なスパイそのものだったとも言われています。彼は戦前当時、近衛首相に、「初めの半年や1年の間は暴れてみせます。しかし、2年3年となれば全く確信は持てません。だから、できれば日米開戦は回避してほしい。」と伝えている反面、自分の指揮で開戦した後は「短期決戦・早期和平」を目指していたようですが、結果として日本は悲惨な結末を迎えます。

原爆開発を裏からコントロールしていたのが、ロス・ロク両財閥だった

「このまま戦争が続けば米軍側にさらに犠牲者が出るから、あれは仕方がなかった。」
また、「姑息な奇襲攻撃で先制を仕掛けた日本には、これぐらいやって当然!」
「リメンバー・パールハーバー!」
真珠湾攻撃の復讐をされて当然、という論法で、国際社会では、いまだに正当化されている広島・長崎の原爆投下。

当時の日本はすでに惨敗状態で、とても戦えるような状態にありませんでした。1945年3月に和平協定も申入れましたが、却下されています。
ここで考えてほしいのは、なぜ日本に原爆の投下が必要だったのか?それも2回もです。さらに広島に投下されたものと長崎に投下されたものは異なる2種類の原子爆弾でした。

まず、原子爆弾の開発にはロスチャイルド・ロックフェラー両財閥の大きな力が働いていました。原子爆弾の開発に必要な20兆円にも上るといわれる莫大な資金は両財閥から提供されていました。それはすべて、大戦後に「核の脅威」を用いて世界を支配するために、核がどれほど凄まじい威力をもった兵器かを国際社会に見せつけておく必要があったからです。つまり、広島・長崎は核の威力を世界に知らしめるための人体実験であったといえないでしょうか。

大戦の勃発、原爆の開発と投下、国連の創設など、すべては両財閥の計画

このような世界中を巻き込む悲劇が二度と起きないようにと戦後の1945年、世界平和のために国際連合が創立されました。
国連本部ビルは米・ニューヨークにあります。これは、ロックフェラー財閥が寄贈した土地に建てられました。また主要ポストはロスチャイルド財閥の人脈(血縁者)とロックフェラー財閥関係者で占められました。いまでも国連の主要ポストは両財閥の関係者で占められています。

つまり、振り返ってみると、「第二次大戦の勃発から、原爆の開発と使用、そして、戦後の国連の創設に至るまで」、すべてが両財閥の計画だったのです。

原子爆弾に必要な原料であるウランは、戦前からロスチャイルド家所有のアフリカのウラン鉱山から採掘され始めていました。またH・L・メンケン氏は、その著書『アメリカン・ランゲージ』の中で「国際連合」という名称は、日本による真珠湾攻撃の前からアメリカのルーズベルト大統領とイギリスのチャーチル首相の間で決定されていた、と述べています。

さて、みなさんは「国際連合」といえば、学校で習ったり、一般常識で知っているとおり、世界平和のための公益法人の組織であると理解されているかと思います。
実際にそのような側面もありますが、現実には、世界約200か国をまとめて支配するために、一部の財閥が出資してできた私的機関という側面も強いのが現実です。
常任理事国であるアメリカ・ロシア・中国・イギリス・フランスのみが拒否権を持ち、他の国は持ちません。

日本は国連にアメリカ(4億9000万ドル・2007年)に次ぐ第二位の財政負担(3億3000万ドル)をしており、この額は残りの常任理事国4カ国の財政負担額の合計と同額です。にもかかわらず、日本には何の決定権も与えられていません。
ここで、誤解してほしくないのは、国連職員の方の多くは、心から平和のために働いている人々であり、事実、国連は数々のすばらしい国際援助活動をしています。

その一方で、国連平和維持軍(PKO)は、時として、カンボジア・ユーゴスラビア・ルワンダなどの紛争当事国へ武器密輸をしていた実態も(ニュースでは報道されない)あるのです。ここでお伝えしたいのは、「表と裏の両面がある」ということなのです。  (以下次回につづく)

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真実の近現代概略史(4)

ロスチャイルド家の視点から見た明治維新

明治維新をロスチャイルド家の視点からみてみるとこうなります。

初め、日本と貿易を始めたロスチャイルド家の代理人(グラバー)は幕府の体制が古いため、なかなか効率よく取引ができません。そこで地方の若者(この場合、薩摩藩・長州藩の下級武士)に資金と武器を提供し、クーデターを起こさせます。
自分たちが教育し、支援した若者たちが政府を転覆し国を乗っ取ります。彼らを通じて日本を支配し、有利な関係を結びます。
明治新政府はこのように創設されました。

しかし、所詮イギリスの後押しでできた傀儡政権ですから、その明治新政府に不満を持つ者も多く出てきます。
そこで、内戦が起きます。戊辰戦争です。薩摩と長州を中心に作られた明治新政府を相手に、不満を持つ旧幕府軍が戦いました。
多くの悲劇を生んだ明治初期の内戦です。

戊辰戦争は、まず新政府軍 V.S 幕府軍の主導権争いの京都「鳥羽・伏見の戦い」 に始まり、次は「東北戦争」、さらに北上して、旧幕府軍の最後の抵抗となる「箱館戦争」で幕を下ろしました。

当初、京都の戦いでは両軍の兵力は、新政府軍の約5000人に対し、 旧幕府軍が15000人。旧幕府軍側が3倍ほど数で上回っていました。
しかし、朝廷が薩長軍を官軍と認定し、錦の御旗(みはた)の使用許可を与えると形勢が逆転します。この錦の御旗は、下級公家であった岩倉具視が密造したものでしたが、朝廷の許可を得て戦地で掲げると、「天皇には逆らえない」と旧幕府軍の戦意は低下します。慶喜が軍を捨てて京都から江戸に逃走したことも重なり、新政府軍の圧勝に終わります。 これにより、地方の下級武士と下級公家によるクーデターは完遂したのです。

また江戸では、新政府軍の司令官である西郷隆盛と幕府側代表の勝海舟の話し合いにより、幕府側から新政府側に江戸城が明け渡されました。争うことなく、無血開城した江戸城でしたが、その裏には、後の貿易への支障を恐れたイギリス側から、新政府軍に「江戸城は攻撃するな」という指示がありました。

この幕末から明治維新にかけて、日本の背後では、イギリスが薩長倒幕勢力を通じて南方からの日本支配をもくろんでおり、フランスは幕府を通じて日本の支配をもくろんでいたのです。
またさらにその上には、それぞれ英・ロスチャイルド家と仏・ロスチャイルド家の存在がありました。
戊辰戦争を振り返って見ると、以上のようになります。

英のロスチャイルド家と仏のロスチャイルド家が二手に別れ、薩長倒幕勢力と江戸幕府の両方を資金と武器で支援します。その後、両者を戦わせて、どちらが勝っても支配権と利益を手に入れます。

日露戦争におけるロスチャイルド家の暗躍

さらにこの後、明治政府を作らせた後に今度は、外国と戦わせます。

日露戦争です。小国の日本が大国ロシアを相手に戦いました。
この戦争は、有色人種が白人相手に勝利した初めての戦争ということもあり、 当時の日本国民はおろか、白人の支配下にあった東南アジアをはじめとする植民地の国々は狂喜乱舞しました。

当時の日本は、この戦争の戦費を調達するために、増税に次ぐ増税を国民に 課しました 。それでも足りず、ひいては国債まで強制的に国民に買わせる始末で、市町村は係員に一戸一戸、訪問させていたほどです。
買わない者は、国家への忠誠心を問われる雰囲気だったそうです。この頃の日本は軍事国家街道をまっしぐらで国家予算のうちの軍事費の占める割合が51%を超え、世界一になっていました。

さらなる戦費の調達に困っていた当時の日本銀行副総裁、高橋是清は日本の国債を外国に買ってもらうために、イギリス・アメリカへと渡ります。
アメリカでは、ロスチャイルド家と血縁関係のある大銀行家ジェイコブ・シフから500万ポンドの国債を買ってもらいました。
国債を買ってもらうということは、後で利子をつけて返す、つまりお金を借りることと同じです。

同様にイギリスではロスチャイルド支配下の銀行団から500万ポンド、後にロスチャイルド本家からもさらなる融資を受けます。
このように戦費を調達した日本は、ロスチャイルド系列の軍需企業から主力戦艦・三笠(英・ヴィッカーズ社製:当時のお金で88万ポンド)などを購入し、ロシアと戦争をします。

日露戦争もロスチャイルド家の視点からみると、イギリスやアメリカのように、まだ支配下にない大国ロシアを、育て上げた日本と戦わせ、封じ込めるための戦争だったのです。 そのために日本に戦費を貸し付け、自分たちの会社の武器を買わせ、ロシアと戦わせ、ロシアを叩いた上で日本からも巨額の利子を取り上げるという構図です。

形として、戦争には勝ったものの戦勝国の利権である賠償金はロシアから一切もらえませんでした。その結果、政府はロスチャイルド家とシフ家に高い利子と元金を払い続ける羽目になりました。おかげで、国家財政は火の車、不満を持った国民が東京で暴動を起こし、戒厳令が敷かれたほどです。

ロシアは戦争に負け、日本は経済的な大打撃を受けるだけに終わり、結局この戦争で勝ったのは、ロスチャイルド家だけだったのです。

ロスチャイルドなど国際金融権力によって日米開戦を仕組まれた日本

当時すでに中国と戦い、戦況も泥沼化していた日本が、さらにアメリカとも戦争を始めます。一度に二つの大国と戦うという無謀極まりない戦争で、大敗します。この戦争については、「侵略戦争」だった、または「自衛のために仕方なく起こした戦争」だった、もしくはその両方の面があるなど、いろいろな見方があります。

いずれにせよ、日本に一番の衝撃を与え、いまだその影響を与え続けている出来事であることは間違いありません。

開戦当時、ロスチャイルド・ロックフェラー・モルガン一族などの一部の国際金融権力者だけで世界の富の80%を所有していたと推測されます。
つまり、彼らはその膨大な富を使い、政治家を操り、武器を売り、世界中のどの国でも戦争をさせることが可能でした。

事実、彼らはヨーロッパにおいては、イギリス・アメリカ連合国の敵国であるドイツのナチス党に裏側で資金を提供し、支援して大きく育て上げ、戦争を起こすことに成功していました。ヒトラーを支援したのは、ロスチャイルド家から意向を受けたアメリカの財閥でした。細かく言えば、ロックフェラー財閥のスタンダードオイル社が石油を提供し、資金を提供していたのはブッシュ元大統領の祖父・プレスコット・ブッシュ氏です。

ヨーロッパで第二次世界大戦を勃発させた後は、アジアにその火種を広める準備が着々と整っていました。  (以下次回につづく)

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聞かせてよ愛の言葉を

 突然ですが。『聞かせてよ愛の言葉を』(原題『Parlez-moi D‘amour』)というシャンソンの名曲をご存知でしょうか。今回この歌を取り上げる気になったのは何でかといいますとー。
 先々週のいつだったか、深夜たまたまNHK総合テレビを見ていました。その時番組の間に、NHKBSだかの紹介コーナー(NHKお得意の自局CM?)が流されました。

 それは昔の名画(名映画)を放映している番組紹介のようでした。児玉清扮する渋い老賢人が、若い身空のお嬢さんに名画について薀蓄を披露するというようなものでした。その中で流れていたのが『聞かせてよ愛の言葉を』だったのです。
   
Parlez-moi D'amour  パルレ モア ダムール
Redites-moi des choses tendres  ルディット モア デ ショーズ タンドル
Votre beau discours  ヴォートル ボー ディスクー
Mon c?ur n'est pas las de l'entendre  モン クー ネパ ラ ドゥ ランタンドル
Pourvu que toujours  プービュ ク トゥージュー
Vous r?p?tiez ces mots supr?mes : ヴ レペテ セ モ シュプレーム
"Je vous aime"  ジュ ヴ ゼム
 ・・・・・・・・
(日本語訳1番-訳詞:五味比左志)

 聞かせてよ 甘き愛の言葉を
 いつの日も変わらぬ あの言葉
 わが胸にやさしく 囁いて言葉を
   聞かせてよ 愛の言葉を
   囁いてやさしく
   たとえ夢でいい
   恋に傷ついた この胸に熱く
   わたしの魂を やさしく包まん

 リュシェンヌ・ボワイエ(Lucienne Boyer)が歌うこの歌は、児玉清役の老賢人とお嬢さんが対面している、アンティークでシックな部屋の雰囲気にとてもマッチしていました。

 私がこの歌を初めて聴いたのは今から25年ほど前、30代前半頃のことです。それはメロディだけのものでしたが、初めて聴いた時から、甘美でノスタルジックなメロディに強く惹きつけられたのです。
 私はシャンソンといえば、ほかに『枯葉』『ラ・メール』『愛の賛歌』などほんの数えるほどしか知りません。そんな私が言うのは口はばったいですが、『聞かせてよ愛の言葉を』は、私的にはシャンソンを代表する歌として確固たる地位を占めているのです。

 リュシェンヌ・ボワイエがこの歌を歌ったのは、もう80年以上前の1930年のことだそうです。1930年(昭和5年)といえば、その前年ニューヨークのウォール街の株暴落に端を発した大恐慌が世界に拡大していた時代です。
 我が国もモロに影響を受け、米国頼みの生糸などの輸出は減少、株は大暴落し大手企業の倒産が相次ぎ、社会不安に乗じて時の浜口雄幸首相が東京駅で襲撃されるなどテロが横行し、軍部の急速な台頭を許す暗い時代に突入していきました。
 さらにこの頃頻発した冷害・凶作が東北の農村に追い討ちをかけ、いつぞやの『娘ことごとく売られし村』記事のような身売り、欠食児童などが深刻な社会問題となりました。

 先進国を巻き込んだ世界恐慌はフランスも例外ではなく、すべての仏経済指標が恐慌が進行中であることを示していたようです。
 そんな中パリはどんなだったのでしょう。巷には失業者が溢れていたことでしょうが、恐慌などお構いなしに芸術の都・パリには外国の芸術家たちが大勢押しかけ、大車輪の活動を繰り広げていたようです。
 ただ『聞かせてよ愛の言葉を』には、そこはかとないメランコリーとアンニュイが漂っているように感じられます。やはり当時の時代状況が反映されているのでしょうか。
 
 なおこの歌でリュシェンヌ・ボワイエはディスク大賞を授賞、後の世界的大ヒットにつながりました。(作詞、作曲:ジャン・ルノワール)
 また日本では早くも1933年(昭和8年)に佐藤美子が我が国初となるシャンソン・リサイタル『パリ流行歌の夕べ』を開き、その中でこの歌を初演しました。また1935年(昭和10年)にはボワイエの歌でコロンビアから発売されました。

 以下はユーチューブで視聴できる、この歌のお奨めバージョンです。それぞれに違った味わいがあります。

 リュシェンヌ・ボワイエ (1930年)

    http://www.youtube.com/watch?v=rIAQWr34De0&feature=related

 ジュリエット・グレコ (1967年、ベルリンでのライブ版)

         http://www.youtube.com/watch?v=PtXzVFYPkyc&feature=related

 ナナ・ムスクリ (年代不詳)

    http://www.youtube.com/watch?v=BnXKRwezQaw&NR=1&feature=fvwp

 須佐卓郎作成によるMP4曲

         http://www.youtube.com/watch?v=BYTIh-Dt1Ww

 (大場光太郎・記) 

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真実の近現代概略史(3)

ロスチャイルドおよびロックフェラー両財閥の、桁外れの巨大さ

この写真をみてください。6名の歴代アメリカ大統領です。
彼らは、すべて任期中に暗殺未遂もしくは暗殺されています。そして、もうひとつ共通して言えることは、通貨発行権を取り戻そうとしたことです。
たとえば、ケネディ大統領は、1963年6月に通貨発行権を取り戻し、政府発行紙幣を流通させますが、半年後には暗殺され、政府紙幣は即座に回収されました。それ以降、通貨発行権を取り戻そうとする大統領は出てきていません。
ことの真相はわかりませんが、いずれにせよ通貨発行権は世界の根幹に関わることに間違いなさそうです。

さて次に、ロスチャイルド財閥、および、ロックフェラー財閥の巨大さをみていただきます。

ロスチャイルド一族は、世界中の多分野の巨大企業を所有しています。ここにあるものは、その中で代表的な一部です。
専門分野である銀行業、保険業など金融関係はもちろんのこと、資源、エネルギー産業、マスメディア、工業分野、エンターテイメント、食品、薬品産業まで、その分野は生活に関わるほぼ全てといっても過言ではありません。
また、戦争に必要とされる「お金・石油・原子力・武器・世論形成に必要なメディア関連企業」なども所有しているということです。中でも「ロッキード・マーチン社」は航空機の会社として有名ですが、軍需産業分野で売上世界一の会社でもあります。

一方、こちらはロックフェラー財閥系列の巨大企業の代表的な一部です。 こちらもあらゆる分野の巨大企業を所有しています。
石油分野はもちろんのこと金融関係でも巨大企業を所有しています。数が少なく見えるかもしれませんが、最近の経営統合で巨大になったメガバンクです。「メリル・リンチ」は現在、ロスチャイルド系の「バンク・オブ・アメリカ」に吸収されています。
ロスチャイルド財閥同様、ロックフェラー財閥も戦争に必要な「お金・石油・武器・世論形成に必要なメディア関連企業」すべてを所有しています。また、ボーイング社も航空機の会社として有名ですが、軍需産業の売上で世界トップ3に入る企業です。

この表は2007年、世界の軍需産業収益ランキングです。
戦争を起こすときに欠かせない軍需産業は、空母やジェット戦闘機、高性能爆弾などの他戦闘に必要なすべてのものを供給しています。
世界のナンバー1,2がロスチャイルド財閥とロックフェラー財閥の企業であることは注目に値します。

次に見ていただきたいのは、アメリカの軍需産業の実態です。この動画は、2005年サンダンス映画祭グランプリ受賞作である映画「なぜアメリカは戦争を続けるのか」(原題:WHY WE FIGHT)から抜粋したものです。冒頭で語られる「ロッキード・マーティン、マクダネル・ダグラス、ボーイングの3社」とありますが、マクダネル・ダグラス社は現在ボーイング社に吸収されているので、ロッキードとボーイングの2社のことになります。

この言葉は、初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり、国際銀行でヨーロッパを支配した5人のロスチャイルド兄弟の母であるグートレ・シュナッパーのものです 。

近代に起きた世界中の戦争はすべて、彼女の言葉通り、彼女の息子たちが支配する国際金融権力によって、立案され、計画されました。当事国に必要な「資金と武器」の供給にいたるまで全ての支援を受け、意向を受けた政治家が両国に配されます。戦争は、用意周到に意図的に起こされてきました。

ロスチャイルド財閥は、明治以降の日本にも大きな影響を及ぼしていた

これほどまでに巨大な力を持つロスチャイルド一族は、欧米ばかりでなく日本にも大きな影響を与えてきました。それでは、次に「日本の近代の歴史」を振り返っていきましょう。

明治以降から現在に至る歴史の中で、特に戦争とお金の分野では、いつもロスチャイルド家またロックフェラー家が、深く関わっていました。
彼らはけっして歴史の表舞台に出てくることはありませんが、日本の歴史上の大事件の裏には、いつも彼らの存在があったのです。
明治以降の日本の歴史は、ロスチャイルド家およびロックフェラー家、また彼らに仕える国内の政治家によって起こされてきた戦争の歴史であるといっても過言ではありません。

明治維新は、「文明開化」といわれるように今の近代化された日本の出発点です。
人々のファッションが変わり、考え方、 政治、経済、法律、 宗教にいたるまで、すべてが近代化の名のもとがらっと一気に西洋化していきました。
この歴史に残る一大事件を成し遂げたのは、地方の侍でした。おもに薩摩藩・長州藩・土佐藩など地方の下級武士たちです。

中でも代表的な維新の三傑といわれるのが、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允(旧名:桂小五郎)ですが、当時、敵対していた両藩を結びつけたのが坂本龍馬であるとされています。
この両者が結び付いた軍事同盟である薩長同盟の結果、倒幕運動が功を為し、明治維新に至ったとされています。今でも語り継がれる坂本龍馬による大手柄です。しかし、実際には……。

その背後にトーマス・グラバーというイギリスの武器商人の存在がありました。
グラバーは、ロスチャイルド家の系列会社であったマセソン商会の社員として中国の上海に派遣され、その後、日本代理人として長崎に赴任し、グラバー商会を設立します。来日当初は、生糸や茶の卸売をしていましたが、幕末の混乱に着目して薩摩・土佐藩士など倒幕派を相手に、武器や弾薬を売り始めます。
当時、幕府に敵対していた長州藩は、長崎のグラバーから武器を買うことを幕府から禁じられていました。そこで、龍馬はグラバーから分けてもらった武器を薩摩藩名義で、長州に流すことで両者を和解させることに成功したのです。

実のところ、これは龍馬を使って薩長を結びつけ、その後、両藩を支援して幕府を転覆させるというグラバーの計画でした。
また、それ以前にも敵対していたとされる薩摩藩の五代友厚や長州藩士の伊藤博文など、両者ともに交流のあったグラバーは、彼らにイギリス留学を斡旋し、当地で交流させます。
つまり、龍馬が両者をつなぐ前に海の向こうではグラバーの仲介で、薩摩と長州はすでに結びついていたのです。

なかでも、グラバーの手引きによりイギリスに密航し留学した長州藩の5人の若者たちは「長州ファイブ」または「マセソンボーイズ」と呼ばれました。というのも、今の価値で10億円とも推測される彼らの留学費用の大部分を負担したのはグラバーの勤めるマセソン商会の社長、ヒュー・マセソンその人だったからです。
さらにヒューマセソンの上には、世界一の金融王ネイサン・ロスチャイルドの息子であるライオネル・ロスチャイルドがいました。
ライオネルやマセソンにかわいがってもらった5人の若者たちは日本に帰り、明治新政府ができた後、日本の最高指導者となります。

いわば、ロスチャイルド家当主の子分であった若者たちによって、明治の日本が作られていたわけです。  (以下次回につづく)

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真実の近現代概略史(2)

世界を動かしてきたのは「お金」。紙幣の成り立ちまでー

世界の仕組みをしっかりと把握するために、何を元に探っていくかというと……
お金です。

お金は世界のすべてに関わっています。前述した「国内の不景気・円高・国家財政赤字・世界の経済不況」これらは、すべてお金の問題です。
また戦争にもお金が深く関係しています。戦争は一見すると、「政治・民族・宗教・国家間の問題」にみえますが、戦争を始めるには、大量の武器と兵隊を用意しなければなりませんから、大量のお金が必要です。
逆にお金がなければ、戦争をしたくても、戦争そのものが起こせません。

また一見無関係の環境問題でさえ、二酸化炭素排出権というお金の取引の問題です。これについては、また後ほど話します。

つまり、世界の問題はすべて、「お金」の問題なんですね。
そこでお金の流れから世界を探ってみます。すると複雑にみえる世界の諸問題の原因が、不思議なくらい簡単に浮かび上がってくるのです。

では、そもそも「お金」とは何でしょう?古くから、人々は生活に必要なモノを手に入れるための 「物々交換」には不便を感じていたようで、世界各地で、「価値を表す」ための様々な素材でできた「貨幣」を考案し、取引の際に用いてきました。
石でできたものから貝殻、金、銀、銅、また木製や陶器製のものまで作られていました。
中には刀の形をした刀銭というものまであったようです。

日本の歴史を振り返ってみても、「絹糸」「紙」「お米」「古代中国(明や宋)の銅貨」
「金の小判」や「銀の粒」など様々な素材の貨幣を流通させてきました。
そして、時代を経て、国々が貿易により交流が深まると、世界中で通貨システムが統一されていったのです。

現代の世界の国々で共通する通貨システムといえば、「紙幣とコイン」です。
どこの国も高額通貨には、「紙幣」を用い、低額通貨に「コイン」を用いていますが、 主役は何といっても「紙幣」です。
そして、この現在につながる紙幣による通貨システムは、中世ヨーロッパに起源をもちます。
紙幣が発明される以前のヨーロッパ諸国では、各国の国王や支配者が金・銀・銅でできた延べ棒やコインを発行し、国民はそれらで商取引をしていました。

中でも価値の高い「 金」は、柔らかいためにすり減ったり、盗まれる危険性があるために人々は丈夫な金庫を持った金庫番(当時の金細工職人や両替商)に自分の「金」を預けました。
そして、「金」を預けた代わりにその証明書として預り証を受け取ります。 そして後に、この「金」の預り証が、紙幣になっていくのです。

銀行の始まりと、銀行家としてのし上がっていったロスチャイルド家

人々は、自分の「金」が必要な時に預り証を持って、金庫番の所に引き取りに行っていましたが、やがて、経済が発達してくると、商取引の際にいちいち金庫番のところに行くのが煩わしくなってきます。
そこで、人々は預り証でじかに取引をするようになります。預り証でモノを買ったり、モノを売ったときに預り証を受け取ったり……。
このように元々は、「金」の預り証であった「紙」が通貨としての機能を持ち始めたのです。

街の人々は、預り証で取引をするのが、あまりにも便利なため、ますます多くの預り証が市場に出回ります。こうして、預り証は人々の信用を得て、金庫番のところには、誰も自分の「金」を引き取りに行かなくなります。

その結果、自然と金庫番は、有り余るほどの「金」を手にするようになったのです。
そこで、金庫番は、はたと気づきます。
「ちょっと、待てよ。人々が一度に全ての金を引き取りに来ることはない。だから、預り証を勝手に発行してもばれないぞ!」
こうして元々は、「金」を預かる代わりに渡していた預り証。金庫番は、これを「金」を預けていない人にも発行し、利子をつけて貸すようになりました。これが銀行の始まりです。

その後、金庫番は一般市民に貸すより、国王に貸付するほうがはるかに儲かることに気がつきます。戦争のたびに、各国の国王は多額のお金が必要なため、銀行家に借りるようになりました。
戦争は、銀行家にとって一番うまみのあることでした。
もし国王が戦争に負けて借金を返せなくても、借金の担保である国王の財産・土地・建物・税金が銀行家のものになるからです。
こうして、戦争のたびに財産を増やし、力をつけた銀行家は、やがて王族と血縁を結び、いつのまにか貴族になっていったのです!

貴族となった銀行家は、さらに大きな権力をもち、手持ちの「金」よりずっと多くの紙幣を発行する権利を国王に認めてもらいます。
つまり、何の価値の裏づけもない紙切れに価値をつけて、人々にどんどん貸し出す権利を手に入れたわけです。
ただの「紙切れ」を貸す代わりに、人々からは家、お店、車、貴金属、宝石、家畜など価値のあるものなら何でも担保に取っていきます。それらは全て銀行家の財産になっていきます。

これが現在でも行われている「紙幣」と「銀行」の仕組みです。

この「お金の仕組み」がわかると、今の「世界の仕組み」と「本当の支配者」が理解できます。
そして、この現実の世界で、「紙切れの貸付、利子と担保の取り上げ」によって、世界中の富を手中に収めている代表的な銀行家が、「ロスチャイルド家」です。

世界の金融の支配者・ロスチャイルド財閥

ロスチャイルド家のことを簡単に説明します。

中世ヨーロッパの銀行家の中でも国王より、はるかに大きな権力を手に入れたロスチャイルド一族。初代マイヤー・アムシェルは1764年、ドイツでロスチャイルド商会を創設します。1800年代に入ると5人の息子をヨーロッパ諸国に派遣し、各国で銀行を創設させます。
固い結束で結ばれた5人の兄弟は、ヨーロッパ中を特製の二重底の馬車と高速艇で行き来し、世界一素早い情報のネットワークを確立し、現在の国際銀行の基礎を築き、ヨーロッパの金融を支配します。

中でも注目すべきは、イギリスに渡った三男のネイサン・ロスチャイルド。
彼は、1810年にロンドン証券取引所の支配者となり、「世界一の金融王」として君臨。
ヨーロッパ中の同盟国を相手に貸付をするまでになります。
さらに驚くことに、その5年後の1815年、イギリス連合軍とナポレオン率いるフランス軍との戦いに出資して、当時の財産300万ドルをさらに2500倍の75億ドルに一気に増やします。
戦果の情報をいち早く手に入れたネイサンは、他の投資家を出し抜き、一人勝ちしたのです。

これで、ほとんどのイギリスの大金持ちや名家を破産させ、ヨーロッパの金融を独占し、今のロスチャイルド財閥の世界支配の礎を築きました。

わずか100万円持っていただけでも2500倍したら、25億円にもなります。すでに世界一の金融王が、その財産をさらに2500倍に殖やしたのですから……。
今の金額で、想像もつかないくらいですが、いずれにせよ、彼はロスチャイルド財閥の礎を築いただけでなく、今に続く一族の世界支配権を確実なものにしたことは間違いありません。
つまり、世界の未来は、200年前のこのときすでに決まっていたのかもしれません。

有り余る富を手にしたロスチャイルド一族は世界最大の財閥を形成し、自分たちの強力な代理人であるJ・P・モルガンとJ・シフを支援し、アメリカに巨大なモルガン財閥、シフ財閥を形成します。さらに彼らから支援を受けたJ・D・ロックフェラーは石油王、ハリマンは鉄道王となり、それぞれ巨大財閥を形成します。
なかでも注目すべきは、J・D・ロックフェラー。彼は1882年にはアメリカの石油をほぼ独占して、そこを元手にアメリカ最大の財閥を築きあげました。

ここで大事なのは……
ヨーロッパを代表するロスチャイルド財閥とアメリカを代表するロックフェラー財閥。
世界の2大財閥です。

彼らについてよく知る専門家・研究家によれば、
「今は、力を増したアメリカのロックフェラーが世界を支配している」
「いや、今でも世界を実質、支配しているのは本家のロスチャイルドだ」
「彼らはいま敵対している」
「いや、本当は上の方で、手を組んで世界を支配している」
など諸説ありますが、いずれにせよ、世界のすべてが、彼ら世界の2大財閥の意向で動いていることは変わりません。さて、話はロスチャイルド家に戻りますが、彼らの持つ権力の中で一番大きな力が「お金を発行する権利」です。

みなさんは、「お金」は国が作っているもので、国の持ち物だと思っているかもしれません。
しかし、実際は、このお金を刷る権利は政府のものでは ありません 。
ロスチャイルド一族のものなのです。
先ほどの絵で説明した「中世ヨーロッパのお金の歴史」は作り話ではなく今も続いている現実です。 国には、中央銀行があります。中央銀行は国の通貨を発行し、利子をつけて政府に貸し付けます。

ロスチャイルド一族は、1815年にイングランド銀行を支配下に置き、1913年には、アメリカ連邦準備制度(FRB)、つまりアメリカの中央銀行をその支配下に置いています。
世界の基軸通貨ドルを発行する権利は、ロスチャイルド一族のもの(一部ロックフェラー家・モルガン家が所有)であり、アメリカ政府のものではありません。

これほど大きな力を持つロスチャイルド一族ですから、もちろん日本も大きな影響を受けています。日本の中央銀行である日本銀行は、持ち株の55%は政府が所有することになっていますが、残りの45%の株式の所有者は非公開となっています。うちロスチャイルド家が20%から40%(それ以上という説もある)は所有していると推測されます。

わかりやすく見るとこうなります。
ロスチャイルド一族は、国の中枢である中央銀行を所有し、そこからお金を発行し、政府に貸し付けて支配します。旧約聖書にこのような言葉があります。 
-借りるものは貸すものの奴隷となる-
これをよく表しているのが、初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの言葉です。
お金を発行する権利を持つ者こそが、実の支配者であり、一国の政府や支配者、政治家でさえもその力の前ではひれ伏すしかないのです。  (以下次回につづく)

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真実の近現代概略史(1)

 本シリーズは、最近「阿修羅掲示板」に掲載された一文の転載です。
 
 4月9日に投稿されたこの一文は、同掲示板ではあまり上位にランクアップされなかったようです。しかし見逃すことのできない、大変優れた内容だと私は思います。
 学校では決して教わらない近現代史の裏面、つまり真実の近現代史の概略をうかがい知ることができるからです。

 欧米中心で回ってきた近現代史を、本当の意味で動かしてきた原動力はいったい何だったのか。それを手中にしてきたのはどんな勢力だったのか。この勢力は、近現代の主だった出来事を裏からどのように動かしてきたのか。
 9・11に至るまでの世界史的出来事、のみならず明治維新以降の近代日本、今焦眉の急の我が国原発とこの勢力とのただならぬ関係も述べられています。

 このように「他のソースを引っ張り出す」と、また一部の方からお叱りを受けそうです。これについては少し前述べましたように、ここのところ自前の文章で記事作成する時間が取れないことが大きな理由です。
 しかし他のソースを転載する場合は、私なりのハッキリした基準があります。それは「その内容が、当ブログで取り上げる価値があるかどうか」ということです。私なりに判断し、仮に同じテーマで私が述べようとしても、それ以上優れたことは述べ得ない、こう判断したもののみを掲載するように心がけているつもりです。

 今回ご紹介する一文は大変な長文です。これを一挙に全文掲載すれば、多くの方は嫌になって途中で読むのを投げ出してしまいかねません。そこで、いつもの私自身の記事の分量くらいに分けて掲載させていただくことに致します。
 原文はけっこう行が空いていますが、適宜行詰めをし、また少しでも読みやすいように勝手に見出しをつけたりしています。
 それでも8~9回シリーズくらいにはなるかもしれません。

 この一文は、出来れば印刷して何度も読み返すくらいの価値があります。1年余前の講演の書き下ろし文のようですが、現在日本が直面している深刻な危機についても、新たな視点が得られるかもしれません。
 前置きが長くなりました。途中別の記事を挟んだりしながら続けていくつもりです。本シリーズ終了後、私自身の所感を述べられたらと考えます。 (大場光太郎・記)

                       *

このコンテンツは、2010年2月に名古屋国際センターで開催された講演内容を編集したものです。
「日本人の知らないニッポン」 オープニングビデオ ”UNION”

THINKER "Union" from manon film worx on Vimeo.

「日本人が知らないニッポン」 -隠されてきた歴史から読み解く世界の成り立ち-

今回のテーマである「日本人が知らないニッポン」では、世界から見た近代・日本の歴史を振り返りながら、現在の世界の流れを読み解いていきます。

前回のイベント「新型インフルエンザ・ワクチンは打ってはいけない」同様、今回もこれまで慣れ親しんできた一般常識からかけ離れた内容や、テレビまたは新聞のニュースでは伝えられていない情報がたくさん含まれています。これまで一度も耳にしたことのない事柄や中にはとても信じられないような情報もあるでしょう。もし、そのような事柄に疑問をもたれたら、これを機会にご自分で一度調べてみるようお薦めいたします。いずれにせよ、このイベントから、世界を見る新しい視点を身につけていただけたら幸いに感じます。

それでは、本編に入っていきます。

国内的、世界的に難問山積。これを解く鍵はあるのか?

2010年2月の時点で、最近日本の ニュースに出てくるものといえば、何でしょうか? 「普天間の米軍基地再編問題」「長引く不景気」「円高」「国家財政赤字」
「地球温暖化対策」また「JAL再建問題」など、問題が山積みです。 一方、世界に目を移してみても、よく耳にするのはアフガン・イラクにおける長引く
「対テロ戦争」「イランの核開発疑惑」「温暖化をはじめとする環境問題」
「波乱含みの今後の世界経済動向」など。
国内同様、世界にも問題は山積みです!問題の多さと複雑さゆえに、世界中のすべての問題が解決する日が来るのだろうか……と疑問に感じます。

専門家ですら解決できないこれらの問題、ましてや一般市民の私たちにできるわけがない。到底、無理なことだと、考えることさえあきらめてしまいがちです。「私たちには、所詮、関係ないと……」
でも本当にそうなのでしょうか?

たしかに、世界に起きている問題をひとつひとつ別々に見ていくと難しくみえます。
とても解決できないようにみえます。
また、日ごろのテレビのニュース番組を見ても、表面的なことばかりを専門家が難しそうに議論しているだけで、問題の「本当の根源」にふれることはありません。

歴史を探っていくと、過去・現在そして未来をつなぐ「一本の線」が見えてくる

そこで、今回は、あらゆる世界の問題の「本当の根源」を明らかにするために歴史を探ってみました。すると、大変驚いたことに「過去」「現在」そして「未来」までもが、一本の線で繋がり、とてもシンプルに掴むことができました。
そう、この言葉のとおり、まさに ” 歴史の中に未来の秘密があった ” のです!
歴史をさぐると言っても、学校で習う歴史や一般常識で耳にする歴史は、単なる「ひとつの説」また「ひとつの見方」に過ぎません。しかし、歴史上の出来事にはいろいろな見方があります。

例をあげると、「明治維新」
一般には、幕末の侍が、倒幕側と幕府側の敵味方に分かれて戦い、最終的には手を結び、近代化した今の日本の礎を作ったという美談。壮大なドラマになっています。
しかし、よく調べてみると、維新の背後には大勢の外国人や外国製武器の存在があります。これら外国の存在なしに維新は起きなかった、といえます。
「明治維新」は、日本人だけで成し遂げたことでは、なかったのです!

どうやら、私たちには、自国の偉人を美化したい気持ちのあまり、自分自身のことが冷静に見えてないところが、あるようです。この時代を舞台にしたドラマが流行り、そのストーリーが真実であるとされがちですが、事実を大局的にとらえるには、あまりにも視野が狭いと感じます。

下の世界地図で見るとわかるとおり、現実に日本は世界の中ではこんな小さな国にすぎません。
世界の中ではこんな小さな島国の日本。私たちには、世界から日本を眺めてみる視点が必要です。そこでまず、世界のことをよくつかんで、それから日本を振り返っていくことにします。  (以下次回につづく)

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小沢氏倒閣の狼煙か !?

 -菅政権存続では本当に日本沈没。やはり引きずり下ろせるのは“豪腕”だけ?-

(4月14日付『日刊ゲンダイ』(5面)より転載)

小沢-痛烈な菅批判 「原発処理、オレなら手がある」

 さすがに黙っていられなくなったのだろう。「東日本大震災」後、沈黙していた民主党の小沢一郎元代表が、菅首相をロコツに批判し始めた。
 きのう(12日)鳩山由紀夫と会談し、政府が原発事故の深刻度を「レベル7」に引き上げたことについて「俺は最初からチェルノブイリ並みだと思っていた。それを今更なんだ」と批判。鳩山との共同で、菅政権を批判する声明文をまとめる調整に入った。

 さらに、民主党議員20人と自宅で懇談し「首相官邸の一部の人間が右往左往している。与党の国会議員を総動員して国民が安心できる態勢を整えないといけない」と語った。
 親しい議員には「原発は夏までに収束するのか。俺ならいくつもの手はある」と漏らしているという。

補正予算成立後に民主党内政変

 「小沢グループに限らず、民主党内には菅首相に対する不満が充満しています。被災者対策も原発対応も後手後手でまったく前に進まない。その結果、政権与党の存在感を示せず、民主党の支持率まで下落し、4月1日の統一地方選は大惨敗だった。系列の県議を次々に落選させてしまった。このままでは4月24日の統一地方選の後半戦も苦戦間違いなしです。菅首相が最悪なのは、野党に連立を持ちかけたり、民間の学者を参与にするだけで、400人の民主党議員を活用しないことです。これではモノが動くはずがない。小沢さんはこうした党内の声を代弁したのでしょう」(民主党若手議員)

 共同声明文の原案は菅政権の原発事故の対応について、「深刻な惨禍を招きかねない」、地方選の結果は「国民からの警告」と主張。「菅首相では日本はおかしくなる」ー小沢は本気でそう思いはじめているという。

 「不満を強めている民主党議員は、震災対策の補正予算が成立したら、一気に菅降ろしに動く。その時、中心になるのは、地元が震災地の岩手で、東北人のことを誰よりも思っている小沢しかいない。世間も認めますよ」(政界関係者)
 決起すべきだ。

(4月13日18時50分付『東京新聞 TOKYO Web』より転載)

小沢氏、文書で首相批判 「無責任内閣さらなる災禍も」

民主党の小沢一郎元代表は13日、東日本大震災や福島第1原発事故をめぐり「菅直人首相自身のリーダーシップが見えないままの無責任な内閣の対応は、今後さらなる災禍を招きかねない」と批判する見解をまとめ、支持派議員に配布した。

 統一地方選敗北にも触れ「大敗は国民からの菅政権への警告だと強く受け止めている」との認識を示した。菅政権への揺さぶりを一段と強めた格好で、今後、「倒閣」にまで発展するのか動向が注目されている。

 見解はA4判1枚で、表題は「東日本大震災への政府の対応について」。地震、津波などの被災者対応が「遅々として進んでいない」ことや、原発事故の「初動の遅れ」をそれぞれ指摘し、「被害に遭われた方たちは、本当にわれわれの暮らしやふるさとを復活させてくれるのかと強い不安を抱いている」としている。

 同時に「政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか」と疑問も呈した。

 小沢氏は12日、鳩山由紀夫前首相と都内で会談し、菅政権では震災に対応できないとの認識で一致した。周辺は「何らかの意思表示が必要と判断し、見解公表に踏み切った」と説明している。

 これに関し小沢氏支持派の中後淳衆院議員ら約20人は13日、枝野幸男官房長官を官邸に訪ね、原発事故の態勢強化を求める緊急提言を手渡した。枝野氏は「みんなで知恵を出し合うべきだ。参考にさせてもらう」と応じた。

 (以上転載終わり)

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ネット規制という名の言論統制

 -戦時中のような暗黒の言論弾圧国家にさせぬよう、国民の「逆監視」が必要だ-

 菅政権は大震災のドサクサに紛れて、先日「コンピュータ監視法案」を閣議決定したということです。これは捜査当局が裁判所の捜査令状なしで、インターネットのプロバイダに特定利用者の通信記録保全を要請できるというものです。
 つまり早い話が、今回の大震災や福島原発事故に関して、「流言飛語」のたぐいを流しているとみなされたネットに対して、捜査当局はプロバイダに記事の削除やネットの閉鎖を要請できる権限を得たということです。

 これに関して総務省(大臣:片山善博)が、以下の要請文を出しています。
                       *                                                  
                                      平成23年4月6日

東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する電気通信事業者関係団体に対する要請

 総務省は、本日、電気通信事業者関係団体に対し、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。

 本日、「被災地等における安全・安心の確保対策ワーキングチーム」において、「被災地等における安全・安心の確保対策」が決定されました。
 同対策においては、東日本大震災後、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請し、正確な情報が利用者に提供されるよう努めることとされています。
 同対策を踏まえ、総務省では、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサービス協会、社団法人日本インターネットプロバイダー協会及び社団法人日本ケーブルテレビ連盟に対して、東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語について、各団体所属の電気通信事業者等が表現の自由に配慮しつつ適切に対応するよう、周知及び必要な措置を講じることを要請しました。

別紙:東日本大震災に係るインターネット上の流言飛語への適切な対応に関する要請

                       *
 政府→捜査当局から要請を受けたプロバイダなどは、どういう基準で「流言飛語」という判断を下すのでしょうか?そのためのしっかりしたガイドラインがなければ、捜査当局のさじ加減でいくらでも拡大解釈されてしまう恐れが生じてきます。
 つまりは時の政権(今の場合菅政権)にとって不都合な政権批判を展開しているブログ等を、反政府的サイトとみなして片っ端から削除、閉鎖の対象にしてしまいかねないのです。

 これを避けるためには、実施以前に国民になぜネット規制が必要なのかを広く告知し、明確なガイドラインも予め提示するべきです。しかし実際にはこのような当然踏むべきプロセスなしに、現に幾つかのサイトが閉鎖に追い込まれてしまっているのです。
 私も最近、あるサイト記事で掲示されたURLから、そのサイトへの訪問を試みてもアクセスできないということが多く、どうも変だなとは思っていました。その裏にこういう事情があったとなると疑問氷解です。

 こういう問答無用の規制実施に、菅政権の暗い性格が端的に表れていると思います。現在の日本国憲法で保障されている「言論の自由」(第21条等)に抵触しかねない大問題を、党内論議や野党協議などの手続きを経ず、ТPP問題などがそうだったように閣議決定だけで決めて実施してしまうのです。
 これは開かれた議会制民主主義のルールから逸脱した、「閣内密室政治」さらに言えば「一党独裁政治」そのものなのではないでしょうか?

 ただネット規制の問題は、菅民主党政権の今あらためて顕在化したというだけで、自公政権の時から長く論議されてきた問題のようです。確かに時の権力側にとって、拡散性抜群で瞬時伝達性を有するネット情報は脅威であることでしょう。「ブログ言論」は今や権力側も無視できず、何らかの強い規制の網をかぶせることを企てても不思議ではないのです。
 裏を返せばブログ言論は、今や権力側も無視できないほど大きな影響力を持っているということの証明でもあります。

 ネット規制では、我が国の宗主国アメリカが既に先鞭をつけています。9・11直後の2001年10月に成立した『愛国者法』施行によって、米国では反政府的とみなされたブログの閉鎖が日常茶飯事に行われているといいます。(『植草一秀の「知られざる真実」』-「言論の自由が脅かされるいま」参照)
 そして我が国でもブッシュ米国隷属だった小泉政権以降、植草氏冤罪事件が端的に示すように、言論弾圧の流れを確実に受け継いでいます。08年頃からブログ運営会社によって、ある特定の政治ブログが予告、警告なしに突然丸ごと削除されるというケースが起きているのです。

 今回の福島原発事故などでは、確かにネット上で流言飛語があることも事実です。その意味で玉石混交とは言え、今や「真実情報」はネットでしか知ることができないのが実情です。これに規制を加えることは、国民の「真実を知る権利」を奪う、最悪の言論封殺と言うべきです。
 これが行き着く先は、戦前、戦時中のような国家による言論統制、言論弾圧という暗黒国家の再来です。その結果正義の言論、真実の情報は影をひそめ、国民は政府公認の新聞・テレビによる大政翼賛的な歪曲情報しか受け取れなくなりかねないのです。

 今後ネット規制問題がどの範囲まで及ぶのか、私を含めたネット市民は注意深く推移を見守っていく必要がありそうです。

 (大場光太郎・記)

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大震災から1ヵ月

 -3・11大震災以来、国民の心の中の風景は大きく変わってしまった-

 なべて厳しい修羅闘諍のこの娑婆世界、時には思い出したくもない悪夢のような出来事を各人経験することがあるものです。しかしこの度は「国民丸ごとの悪夢」的出来事が起きてしまいました。
 今からちょうど1ヶ月前の3月11日の東日本大震災です。またその直後には、大震災と大津波によって引き起こされたとみられる福島第1原発の各号機事故が起きました。

 国民の多くが、こんな事態が起りえようとはおよそ想像もしていなかったと思います。かく言う私自身、同日午後2時46分の最初襲った揺れにまずびっくりしました。ニュースによって後で知ったことには、当地とは二百数十キロ以上離れた宮城県沖が震源でしたが、震源はすぐ近くでは?と思わせられるような、激しくかつ2、3分も続いた長い横揺れでした。大地そのものが大波のように揺れている、こんな長周期振動を初めて経験しました。
 地震後30分ほどして、当市の各所に設置されている防災無線スピーカーから、今回の地震は震度6弱であるとの放送があり、なるほどそうだったかと妙に納得させられた次第です。

 その後テレビ各局がぶっ通しで流し続ける直接の被災地のようすには、心底驚愕させられました。分けても身震いしたのは、地震によって引き起こされた巨大津波の惨状です。大津波によって車も大型船舶も次々に流され、あらぬ所に運ばれていくようすが、リアルタイムに映し出されていたのです。
 それはおよそ起りえない非現実的かつ衝撃的光景でした。

 しかし日を重ねるごとに、宮城県、岩手県を中心とした太平洋沿岸の被災地の大惨状が次第に明らかになっていきました。軒並み十数メートル、最も高い地域では三十メートル超もの巨大津波が襲い、一つの市や町が根こそぎ壊滅させられたというのです。
 それは杜甫の『春望』の「国破れて山河あり」を彷彿とさせる無残な光景です。さながら廃墟と化した町を一望できる小高い丘の上で、茫然と立ち尽くす中学生の兄と妹かの後姿の写真がありました。思い出がびっしり詰まっているであろう、かつてのわが町の変わり果てた姿を、この兄妹はどんな想いで見つめていたのだろうか。両親は無事だったのだろうか。

 そういうことが一町、一市ではないのです。死者、行方不明者の数がいったいどのくらいに上るのか、各市町村ともまだ十分には把握できていないのが実情です。
 辛くも命は助かったものの家を失い肉親を失い、1ヵ月間もの長い避難所生活を余儀なくされている方々は15万人にも上るということです。
 死者十数万人を出した大正12年9月1日の関東大震災では、時の内務大臣・後藤新平がいち早く帝都復興院を立ち上げ、周囲の猛反対にも関わらず超大型予算を組み、新都市計画などを次々に打ち出し着実に実行していったそうです。
 また平成7年1月17日の阪神大震災でも、時の村山富市内閣は対策の遅れを非難されたものの、それでも震災の3週間後には被災地救援プランが具体的に動き出していたといいます。

 この両震災に比して、今回の復興対策は決定的に遅れているのではないでしょうか?例えば仮設住宅一つ取ってみてもそのとおりです。寒冷だった東北の3月に暖房も満足に取れない、しかもプライバシーのない体育館のような所に、被災者たちは1ヵ月間投げ込まれているのです。私が当事者ならとっくに発狂しているかもしれません。事実お年寄りたちが次々に避難所で亡くなったり、肉親を失い将来を悲観した自殺者も出ているといいます。
 せめて仮設住宅への一日も早い移転が強く望まれます。が、およそ6万戸の必要数に対して、現在建ち上がったのはわずかに数百戸のみ。申し込み倍率が数十倍になるのも当然です。一事が万事このとおり。震災地復興が何年先になるのか、まったく見通しが立たない状態です。

 大震災の被災地はかくのごとく難問山積です。それに輪をかけて国民全体の心に重苦しく圧しかかっているのが、直後に起った福島第1原発事故です。震災直後から事故が起きることが懸念されていたのに、対策を講じていなかったという話もあります。菅総理のヘリによる上空視察パフォーマンスが、東電の初動作業を決定的に遅らせ、その後の水素爆発などを引き起こす一因となったという指摘もあります。

 こちらは震災地復興問題より遥かに深刻です。同原発の各号機が今後どうなるのか、東電幹部も菅政権も原子力専門家もおよそ予測がつかない状態です。とてもこれで収束に向かっているなどとは信じられない不気味さがあります。
 仮に収束方向だとしても、チェルノブイリがそうであるように、本当の解決までは数年、数十年の歳月を要します。いな極端な話、放射性物質の半減期がすべて消滅する数万年オーダーで取り組まなければならない超深刻な問題です。

 既に放射能汚染水の海への放出で国際的信用を落としたように、今後また緊急の事態に立ち至れば、それこそ小沢一郎元代表の言う「原発がこのままでは日本は沈むぞ」という状況に追い込まれるのは確実です。
 それやこれやの問題の根底にあるのが、菅政権もっとハッキリ言えば菅直人総理の無為無策、リーダーシップの欠如、復興ビジョンの欠落にあるのは明らかです。その菅総理は震災直後、「よし、これでオレの内閣は2年間は大丈夫だぞ」と側近に漏らしたのだとか。菅直人は人間性も最低です。

 10日そんな菅直人および菅政権に、国民の「レッドカード」が突きつけられました。統一地方選第一ラウンドで、民主対自民一騎打ちとなった東京都をはじめとした3つの知事選に敗北、与党でありながら41道府県で1つも第一党を取れないという歴史的大惨敗を喫したのです。
 通常「災害時政権」は圧倒的に有利なものです。しかしこの無残な結果。全国規模での今統一地方選で、国民はハッキリ「菅総理の下での震災復興、原発対策は無理だ」と見切ったということです。

 国民が菅総理の退陣を強く望んでいるのです。辞書に「辞任」という文字のない菅政権幹部が、いかに辞任をぐずっても早晩退陣に追い込まれるのは必至でしょう。
 真の震災復興はそこからしか始まりません。疫病神のような菅政権の一日も早い退陣が、この国にとって最も望ましい「幸福」です。

 (大場光太郎・記)

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読者とのやりとり+所感

 先の『国自体のメルトダウンが始まっている !?』への日本人様のコメント、それに対する私の返信を転載します。加えて私の補足の所感を述べていきます。
                       *

いい加減 国民の不安を煽る他人のソースを引っ張り出して 騒ぐだけのブログは もう辞めにしませんか?

投稿: 日本人 | 2011年4月10日 (日) 09時30分

 申し上げておきますが、私は「国民の不安を煽る」ことが目的で、当ブログに記事として公開しているものではありません。「国民」というのか、当ブログをご訪問くださる少数の方々に、少しでも私が「真実だと思う情報」をお伝えしているだけです。後はどう判断されるか、それは読み手の「自己責任」です。政府や東電や大手マスコミの大本営発表ばかりうのみにしていたら、それこそ「茹で蛙症候群」で後で痛い目に遭わされると思いますが、それで良いんですか?
 なお最近「他人のソースを引っ張り出して」いるのは、なかなか自分自身の言葉で一文を作成する時間がとれないという、諸般の都合によるものです。
 以上の内容でまだご不満でしたら、どうぞ当ブログ訪問は取りやめていただき、他の立派なブログをご訪問ください。 (時遊人)
                       *

 当ブログにはもともとあまりコメントが寄せられません。そしてコメントをお寄せになられた方には大変申し訳ない言い草ながら、「わが意を得たり !」と感じるコメントは多くありません。今回の日本人様コメントにも正直、『何だよ。たまにコメントが来ると非難中傷のたぐいかよ』と思ってしまいました。
 そのため私の返信は、そういう思いに駆られた「売り言葉に買い言葉」的なものになってしまったかもしれません。

 時節柄、東日本大震災・福島原発事故関連記事が多くなっています。上記返信で述べたことを繰り返しますが、私は決して「国民の不安を煽る」ために公開しているものではありません。ただ私が「真実情報だ」と信じることを少しでも多くの方に知っていただればと考えているだけなのです。
 当ブログ開設間もない頃、「このブログは本音を述べるブログにしていきたい」と言明しました。特に時事問題では、当たりさわりのないことは書きたくないのです。 

 政府や東電が、今福島原発関連で起きていることを包み隠さずその都度情報公開し、そのための万全な対策を講じてくれているのなら何の問題もありません。
 しかし多くの国民は「政府や東電は何か隠してるんじゃないの?」と疑心暗鬼になっています。また各国も「日本政府発表は信用できない」と、自国と自国民防衛のため、各研究所などで「フクシマデータ」の独自の入手と分析、解析に大わらわです。

 「真実」は時ににがく厳しいものです。だからと言ってそれを避け、テレビなどの「大丈夫。政府と東電に任せておけば何の心配もありません」「がんばろー日本 !」式の、耳ざわりのいい情報を真に受けていてよいのでしょうか?

 昨年1年間追及してきた、「小沢一郎土地購入問題」は格好の見本になるものです。この国の明治以来の制度の抜本的改革を目指す小沢氏に対して、「米官業政電」一体となった“世紀の冤罪事件”の構図は、その一角を占める新聞・テレビ報道からはまったく読み取れません。
 大マスコミは検察リークに悪乗りして「政治とカネ」と大騒ぎするだけで、では同問題のどこに事件性があるのか?という肝心な検証報道はほとんどしていないのです。その結果国民には「小沢一郎 = クロ」がしっかりと刷り込まれ、いつ世論調査しても「小沢氏は議員辞職すべきだ…60%以上」というようなバカげた数字をはじき出すのです。
 とにかく「国内的にも世界的にも、ドエライ謀略が進行中である」というのが、私の偽らざる実感です。

 小沢問題と同じスタンスで臨んでいるのが、今回の福島原発問題です。一連の記事をお読みになっておられる方々は既にお察しかと思いますが、その前提にある私の基調は「全国に50基以上ある既設原発は直ちに廃止すべきだ」ということです。
 『福島原発に愛と感謝を』の冒頭でご紹介しました、プレアデス存在のメッセージが伝えるように、「今この時」はウランなどを元の鉱脈に戻すべき時なのです。そうでないと第二、第三のフクシマが起きかねないのです。
 「そんなこと言われても、日本経済そして国民生活にとって大きなマイナスだし…」。そんな悠長なことを言っている場合ではありません。原発新建設などもってのほか、既設原発自体をこの国から直ちに全撤去すべきです。 

 なお近々もっと詳細に明かすことになろうかと思いますが、世界中のウランなど核資源鉱山のすべてを押さえているのがロスチャイルド財閥、世界中の原発建設を一手に握っているのがロックフェラー財閥であるようです。
 “日本人”様。このユダヤ系両財閥そしてこれらに首根っこを押さえられている菅政権に、あなたの生命を全託しても大丈夫だとお思いですか?

 (大場光太郎・記)

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空は本

                        寺山 修司

   空は本それをめくらんためにのみ雲雀もにがき心を通る

 …… * …… * …… * …… * …… * …… * ……
《私の鑑賞ノート》
 寺山修司(てらやま・しゅうじ) 略歴などは『ふるさとまとめて花いちもんめ』『身捨つるほどの祖国はありや』参照のこと。

 空は本?いったい頭のどこをひねれば、こんな言葉が出てくるのでしょう。若い頃の寺山修司には、このように常人には思い浮かばないような非凡な着想の詩や短歌がまヽ見られます。
 「空は本」という着想は、おそらく先行する知識から導き出されたのでなく、ある時無意識のうちにポンと飛び出してきたものだと思われます。冒頭のこのような意表を衝く詩的言語によって、読み手はいつしか寺山ワールドにはまっていってしまうのです。

 こだわるようですが、「空は本」とはどんな本なのでしょう?寺山の心でとらえたその本には、どんな言葉で何が書いてあるのでしょうか?
 しかもその本を読むのは「雲雀(ひばり)」だと言うのです。
 だからこの本は、人間たちが本の概念として持っている「言葉」「活字」が記されているものではないのかもしれません。それとは別の言語、つまり「イメージ」あるいは「直観」でなければ読み取れないもの…。

 雲雀(雲のすずめ)と言うくらいですから、その空は雲の多い空なのでしょうか?それならば空の色のほかに、雲の形、色、大きさ、流れ行く方向や早さなどから読み解くべき不思議な書物で、それらを総合的に判断して、この地上世界と寺山自身にフィードバックさせながら読み進めなればならないものなのでしょうか。

 ただこの短歌の後半の「雲雀もにがき心を通る」に至って、にわかに現実に引き戻されてしまいます。つまり、雲雀とはメタファー(暗喩)であったことが分かるのです。何のメタファーか?飽くことなく本すなわち「知(ち)」を求めてやまない人間の、何より寺山修司自身の。
 
 この短歌が収められているのは、昭和33年刊の第一歌集『空に本』です。寺山修司22歳。寺山は直前まで病気療養のため入院しており、そのため2年前早稲田大学国文学科を1年足らずで中退を余儀なくされています。
 しかしそれは寺山の「知の断念」を意味してはおらず、かえって同世代人の誰よりも「知への欲求」が強まったものと考えられます。だからこそ「空 = 本」という連想にもなるのです。そして雲雀は囀(さえず)りの声はすれども、空の高きにあって姿は見えず。ここから雲雀は、寺山の上昇志向の強さの象徴と思われるのです。

 そうなると寺山が想い描いた「空は本」は結局、この世の知を得るための活字の書物に過ぎなかったことになります。

 そしてこの世の「知の果実」は、エデンの園でアダムとイヴが食べた善悪の木の実のように「にがき」ものなのです。特に西洋近代原理に基づく「現代の知」というものは。
 若き日の寺山も、うすうすそのからくりを感じているわけです。しかし皮肉な逆説として、禁断の木の実は余計食べたくなるものです。

 (なお寺山修司は、昭和40年代前半『書を捨てよ、町へ出よう』を出し、アングラ劇団『天井桟敷』を結成するなど前衛芸術の分野に進出していくことになります。)

 (大場光太郎・記)

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国自体のメルトダウンが始まっている !?

 -国民は、無能菅政権に“地獄の一丁目”まで付き合わされることになるのか?-(4月9日付『日刊ゲンダイ』2面、3面から転載)

拡大する放射能汚染に打つ手なしの東電と政府

 止まらない放射能汚染は一体、どこまで広がるのか。ネット上では、これまで放出された放射能について「広島型原爆の数個分」なんて専門家の試算があり、ツイッターなどで大騒ぎになっている。一刻も早く食い止めるしかないのだが、政府は完全にお手上げ状態だ。環境ジャーナリストの天笠啓祐氏が言う。
 「原子炉の燃料棒の問題が解決するにはまだ10年はかかるでしょうし、飛散防止剤の散布は一定の成果はありましたが、対処療法にすぎません。土壌から汚染を除去する有効な方法はなく、放射能を吸収する菜の花を咲かせるくらいしか手がないのです。海はもっと深刻。大量の放射能が漏れたのは人類にとって初めての経験で、対策なんか何もない。残念ですが地上も海も半減期という“時間の経過”に頼るしかありません」
 せめて汚染水のダダ漏れの危険を食い止めなければならないが、これまでの東電と政府の対応を見る限り、絶望的になってくる。
 東電は初動で海水の注入をためらって炉心溶融を招き、あわてて水をかけたら、それが高濃度汚染水になってあふれた。
 そんなことは誰にでも予測できたことなのに、今になってあわてふためき、全国から10~40㌧収容のタンクをかき集めている。こんなドロナワをやっていたら、いつまた高濃度の汚染水が海に流れ出すかわからない。
 「この調子だと、原発から半径30㌔圏内は長らく立ち入り禁止区域になります。政府も東電も、現場で何が起きているかを完全に掌握しきれていないのです。目の前の問題処理に必死で、長期的な打開策を冷静に考える余裕がないのだと思います」(天笠啓祐氏=前出)
 国民が安心できる日は来るのか。

この原子力汚染は今から30年後まで日本国民にどう影響するのか

 原発事故は日本と日本人の国際的な信用を地に落とした。国際社会での地位は損なわれ、発言力もない。先進国としての誇りもズタズタだ。
 サルコジ仏大統領のブレーンでもある作家ジャック・アタリ氏の提言は強烈である。米紙に「リビアと同様日本に介入しなければならない」と書いた。ならずもの国家と同じ扱いである。
 福島の事故をテーマにしたIAEAの特別討議でも、日本はつるし上げられた。立ち見が出るくらい世界の注目を集める中、再臨界の可能性を疑われたり、安全対策の甘さを突っつかれたりと、集中砲火を浴びている。こうなると、多くの放射能物質が半減期を迎える30年後ぐらいまで、日本は鼻つまみ者だ。何を言っても相手にされない。世界の二流国、三流国に成り下がったのだ。
 「日本は全人類の管理下に置かれてもおかしくない」と言うのは、外交評論家の天木直人氏。
 「日本は世界中から重大な情報を隠しているとみられています。絶対的な情報量が少なすぎるし、それすら訂正する。これほどいい加減な国に事故対応を任せられますか。状況説明も不足しています。各国の在日大使館が放射能汚染水の放出を知らされたのは東電の発表後。周辺国のロシアや韓国が、“事前通告しろ”とカンカンになるのは当然です。弁解の余地はありません。唯一の被爆国という看板もボロボロです。原爆反対で平和を訴えても、“加害者”になっては説得力がありません。この国と国民が受けたダメージは、計り知れないのです」
 技術立国の根幹も揺らいだ。暴走する原発を一国では止められず、米仏にオンブにダッコである。「メード・イン・ジャパン」の技術力では、手も足も出ないのだ。
 経済大国の肩書きだって風前のともしびである。IMFのストロスカーン専務理事は、世界不安の一番の要素を「日本における悲劇だ」と指摘した。
 関心が高まる環境問題への取組みでも、汚染を広げる張本人では発言権はない。世界中で歓迎された日本人観光客も、被曝を恐れた現地の人たちに毛嫌いされ始めている。
 「日本」というだけでアウト。そんな時代になってしまったのだ。

北半球は危ないといわれるが本当なのか

 「フクシマから流出した放射性物質は偏西風に乗って拡散し、北半球を覆い尽くす」ー。
 日本の気象庁は放射能の拡散予測をヒタ隠しにしてきたが、海外の研究機関や気象当局はこの間ずっと、独自の分析結果を公表してきた。その多くが、こんな衝撃シミュレーションを行っている。
 ドイツのケルン大環境研究所が公開しているセシウム137の拡散アニメーション(写真省略)を見ると、放射性物質がどういうルートで広がっていったかが分かる。太平洋を横断し、まずアメリカ西海岸に到達。その後、東海岸を抜け、ヨーロッパ、北アフリカ、ロシア、インド、東アジアの順に拡散し、4月6日には北半球をグルリと覆い尽くした。
 フランスのIRSN(放射線防護原子力安全研究所)のシミュレーション(写真省略)はさらに怖い。チェルノブイリ時の観測結果をもとに計算した予測だが、北半球はすき間もないほど、ビッシリと放射性物質に汚染されてしまっている。
 事実、放射性物質はすでに各地で観測されている。3月18日に米西部のカリフォルニア州、26日にフロリダ州など東海岸でも検出された。29日には英国で通常の27倍の濃度の放射性物質が観測されている。きのう(7日)、雨から6倍の濃度の放射性物質が検出された韓国では、幼稚園や小中学校の多くが休校するパニックになった。
 もはや放射能汚染は日本一国の問題ではない。北半球にあるほとんどの先進国が、福島原発事故に神経質になっているのは当然なのだ。原子力安全・保安院は「これまでの観測データから外国への影響はないと考えている」なんて言っていたが、世界の見る目は極めてシビアだ。
 「海外の研究機関が公開しているのは、拡散予測だけではありません。北半球の地表への放射性物質の堆積シミュレーションもあり、原発事故から日がたつにつれて、濃くなっていくのが分かる。放射能漏れがすぐに収束するなら影響は少ないかもしれないが、長期化すれば、放射性物質は北半球を何十周、何百周もしながら、どんどん地表に降り続けるのです。やはり北半球全体に飛散したチェルノブイリ事故も、何年も周辺国に被害をもたらした。日本政府の言うことは、誰もうのみにしていません」(在米ジャーナリスト)
 日本は先進国の“お荷物”になっている。

菅民主党政権や大連立政権で国民を救うことはできない

 「役人をうまく使えるのは一に亀井さん、二に私、三に仙谷さんかな」
 国民新党の亀井代表と会談した菅は、こんなことを言ったらしいが、ホント、アホだ。未曾有の危機が眼前に広がっているのに仙谷と張り合ってどうするのか。
 こんな調子だから、大連立のラブコールを送ってもあっさり、フラれてしまうのだ。谷垣総裁は7日の記者会見で「菅首相の『政治主導』に疑問を持っているのは紛れもない事実だ」と震災以降封印してきた菅批判を復活させた。被災者そっちのけの権力欲が見透かされたのである。薄汚い自民党にさえ、「一緒にやれない」とサジを投げられた。無能首相に震災復興なんかできるわけがない。
 その証拠にガッカリするのが補正予算の規模だ。少なく見積もっても被害総額16兆円~25兆円という復旧・復興費用なのに、1次補正予算は4兆円。当初の3兆円を「被災者に安心していただけるだけの額を計上する」(岡田幹事長)と言い、1兆円増やしたのはいいが、この期に及んで「国債に頼らない形で組むのが望ましい」(枝野官房長官)とか言っている。
 こういう時に赤字国債を出さないでいつ出すのか。しゃくし定規もいい加減にして欲しい。国債暴落の懸念があるというが、日本国の信用下落につながらないような復興プランを策定し、市場を納得させればいいのである。
 「政治主導と言うなら、非常時の今こそ、役人にはない発想とリーダーシップで、新しい国土の形を見せて欲しい。財源についても財務省の言いなりではなく、新しいアイディアを生かして欲しい。先日、会計検査院の人が新聞で提案していましたが、10年度の決算剰余金30兆円を財源にしてもいい。通常、こうした剰余金は2年後にしか使えないが、すぐ使えるように立法措置をとればいいのです」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
 西岡参院議長がきのう「(菅首相は)やるべきことをやっていない。菅内閣が今の状態で国政を担当するのは許されない」とブチ切れていたが、その通りだ。海岸線を全部、国が買い上げてもいい。そういう大胆な特別立法をやるなら大連立の意味もあるが、自民も財政再建論者ばかりだからどうにもならない。
 菅が首相を続けていたら、大連立を組もうが組むまいが、東北は二度とよみがえらない。 (以上転載終わり)

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「原発がこのままでは日本は沈むぞ」

 -こう予言するのは小沢一郎。その小沢氏の「党員資格停止処分」解除なるか?-

 久しぶりで小沢一郎民主党元代表の話題です。
 東日本大震災後、小沢元代表はあまり表立った活動をしてきませんでした。同震災によって最大級の被害を受けたのが、小沢元代表の地元である岩手県です。それを考えれば、居ても立ってもいられないのが本心でしょう。まして震災後の復興を担っているのが、今の菅政権とあっては。透徹した眼力の持ち主の小沢氏からすれば、「菅らには復興など到底無理だ」と分かりきっているだけに余計その思いは強いことでしょう。

 小沢元代表が今表立って活動できないのは、一つには検察、最高裁、日弁連一体となった「強制起訴」によって公判を待つ身であること。もう一つは党内の仙菅一派によって「無期限の党員資格停止」処分を下されていることです。
 これらが無理筋の謀略による冤罪だとしても、一応この国の建前が法治国家である以上、いかな小沢元代表とてそれに従うしかありません。いわば現在の小沢氏は、政治的に両手両足を縛られて身動きできない状態なのです。

 検察などの霞ヶ関官僚、仙菅現民主党それに大手マスコミによって、小沢一郎が表舞台に登場できないことが、この未曾有の国難的状況下でいかに国家的損失であることか。それが分かっているのは、こんな性根の腐った連中よりはむしろ国民の方です。
 震災直後から心あるネットサイトでは、「菅直人は速やかに去れ。小沢一郎よ一刻も早く登場せよ」という小沢待望論が高まる一方です。また地元の岩手だけではなく広範囲の被災地からも、「小沢氏に復興を担わせてほしい」というメールが、党本部などに続々と寄せらているそうです。その声は被災地のみならず全国的だというのです。官庁、民間を問わず組織の動かし方を知っている“豪腕”小沢氏に寄せる、国民の期待の高さが分かろうというものです。
 

 そんな中川内博史衆院議員が、党幹部に対して「小沢元代表復権」の声を挙げました。百鬼夜行の真っ暗がりの菅民主党内にあって、今や川内議員は森ゆうこ参院議員とともに党内1、2を争う「目明き」議員です。
 5日党の重要事項を決定する「常任幹事会」の席上、川内議員は「震災と原発事故に立ち向かうには、挙党一致が必要だ。…ぜひ、小沢さんにも働く場を得てほしい。倫理委員長である渡部恒三先生は、どう考えているのか、お聞きしたい」と勇気ある提言をしたのです。
 対して渡部恒三は、「岩手の人たちが小沢君に期待しているのは承知している。小沢君に働いてもらえるように結論を出したい」と明言したということです。小沢系ではない議員からも小沢氏の復権を望む声が上がっており、党内世論を無視できなくなってきていることの表れなのでしょう。

 (余談)だから渡部“肛門”様(とはネットでの敬称)。小沢待望論は岩手だけではなく「全国区」だって言うの。それにエラソウに「小沢君」なんて気安く呼ぶなよ。「小沢先生」と呼びなさい。
 それに肛門様、アナタは震災後一度もお得意のテレビ発言がないけど、どうして?アナタのお膝元の福島の惨状は百も承知だよね。いち早くテレビに登場して、福島県民に向かって何かメッセージを出すべきだったんじゃないの?
 ははあ、さては甥の佐藤現知事とともに強力な福島原発推進派だったから、県民に顔向けできないんだな。
 肛門様、アナタはもう福島には帰れないから覚悟しな。

 常任幹事会には岡田幹事長、玄葉政調会長など、菅代表をのぞく党幹部が勢ぞろいし、誰も異論を挟まなかったため、後は菅代表のオーケー待ちだそうです。
 と同幹事会はいかにも順調に推移したようにみえますが、その実川内氏がこれを発言した途端、含み笑いをしたヤツがいます。仙谷由人代表代行です。そのため「何でそんなバカにしたような顔をするんですか !」となって、一時険悪な雰囲気になったそうです。

 仙谷は言わずとしれた「脱小沢」路線を強硬に推し進め、今日に至る深刻な党分裂を生み出した元凶です。その仙谷は震災をこれ幸いとばかりに、いつの間にか官房副長官に復帰し、以後は菅総理を差し置いて官僚などを手なづけ、内閣の実権を完全に掌握しているもようです。
 党務では代表代行として岡田幹事長を差し置いて党費を握っているでしょうし、内閣でも子分の枝野“こだま”長官から官房機密費を取り上げているでしょうし。今や、野党から問責決議を出される以前より、「仙谷政権」の色合いが強まっているのではないでしょうか?

 とにかく狭量で誰かに総理の座を奪われることを恐れている菅直人と、同床異夢とはいえ「殺小沢」で血走っている仙谷由人と。この民主党内の「二大悪人」がいる限り、小沢元代表の復権が本当に確定なのかどうか分かったものではありません。
 全共闘崩れのこの両人が得意なのは、セクトもどきの権力闘争のみ。昨秋起った中国漁船衝突事件での対応の不手際などで、政治的力量の無さは見え見えです。
 このたびの「千年に一度」の国難打開は、中国漁船事件の何十倍、何百倍もの困難を伴います。この両人には解決不可能であることは、早1ヵ月が経過しようとしているのに震災復興も福島第1原発収束も、一向に出口が見えないことでも既に明らかです。

 国力が盛んな国には、2度の元寇を退けた北条時宗のような救国の指導者が現われます、しかし国力が下り坂の国には、先の大戦時の東条英機のような亡国の徒しか出てこないのです。
 
 (大場光太郎・記)

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終末が来た-最終決着は「原発爆発」

 -4月7日付『日刊ゲンダイ』(3面)記事は深刻だ。そのまま全文転載する-

菅政権も東電もすべてウソばかり、真相は語れない恐怖

「低レベル汚染水海へ放出」の次は「高濃度汚染水」も海に放出となる

 
福島原発の事故は最悪の状態を迎えつつある。
 東京電力は放射性物質を含む汚染水を海に放出。原子力安全・保安院は汚染が低レベルのため、原発の半径1㌔のすぐ外で取れた魚を毎日200㌘食べても年間の被曝は0・6㍉シーベルトと説明して国民を安心させようとしている。
 だが放射能拡散の危険性は日ごとに高まっていく。次は高濃度の水を海へということになるだろう。

 今国民は、福島原発災害は最終的にどうなるかという恐怖に怯えている。冷却作業がうまくいかず、どうしようもない大惨事が起きるのではないかと恐れているのだ。ズバリ原発爆発の危険である。
 京都大学原子炉実験所助教授の小出裕章氏が言う。
 「燃料棒の崩壊熱は容易に下がらない性質で、1年でせいぜい半分になる程度。今後1年間は水で冷やし続けなければなりません。一番心配なのはなんらかの事故で冷却がストップすることです。圧力容器内の温度が2800度に達したら、燃料棒内部のペレットが大規模に溶け出し、容器の下で水蒸気爆発を起こす可能性がある。圧力容器を覆っている格納容器はペラペラといえるほど薄いので、圧力容器とともに破壊されて放射能が飛び散ることになります。残念ですが、こうした最悪の事態が起きないとは言い切れないのです」

日本列島は放射能まみれに

 今回の事故で1号機と3号機で水素爆発が起きたが、水蒸気爆発となったらその被害は比べものにならないほど大きい。大爆発が起きれば日本は崩壊にまっしぐらだ。
 環境ジャーナリストの天笠啓祐氏は「チェルノブイリ事故以上の惨事になります」と言う。
 「チェルノブイリのときはオーストリアやイタリアなど半径1500㌔地点まで放射能汚染が進みました。原発事故が起きた場合、日本列島全体が放射能に覆われます。プルトニウムやストロンチウムは重いから遠くで飛散しないとはいえ、少なくとも30㌔圏内は立ち入り禁止になる。最終的にどれだけ土地が無人地帯になるか想像もつきません」
 人類が経験したことのない大惨事が待っているのだ。

 当然ながら海も放射性物質で覆われる。怖いのは海に流れた物質に汚染されたプランクトンを魚が食べるという食物連鎖の中で放射性物質が濃縮すること。これを人間が食べると、がんや白血病を発症してしまう。水俣病と同じ原理だ。
 「放射能は数十年単位で海と地上に残り、魚も野菜も安全なものが激減します。太平洋側の各漁港では今後100年は放射能の測定を続けなければなりません」(天笠啓祐氏)
 原発が日本をぶっ壊し、沈没させることになるのだ。  (以上転載終わり)
 
                        *
 
 低レベルであろうが何だろうが、放射能汚染水であることに変わりありません。海は世界中の国々とつながっています。前代未聞の事態だけに、今後海洋全体や魚介類など海の生態系にどんな影響を及ぼすのか、世界中の誰にも分からないわけです。そこでお隣の韓国をはじめ、中国、ロシア果ては米国まで、今回の我が国政府の窮余の一策には各国が神経を尖らせ批判を強めています。
 上記文のような最悪のケースに至らないことを祈るとともに、政府、経産省、東電、専門家などが知恵を出し合って、国民が本当に安心でき、海外からこれ以上の不信感を持たれない打開策を早急に講じてもらいたいものです。

 「政官業+米」と一体化したマスコミのプロパガンダ報道に騙され、「今後とも原発の続行を望みますか…はい。60%以上」などというバカな数字をたたき出してはいけません。第二、第三の福島原発を急ぎ防止しなければなりません。既設原発の停止、廃止に向けた国民運動を起こしていくべきです。
 いいではないですか、昭和50年代前半あるいはそれ以前まで生活レベルが下がっても。それだって、本当に貧しい国々からすれば十分豊かなのですから。もし嫌なら、原子力に代わる“真のクリーンエネルギー”を、国民の英知を結集して世界に先駆けて開発すればいいのです。

 (大場光太郎・記) 

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藤波心-『非難覚悟で・・・・』

 -14歳美少女タレント・藤波心の、大人顔負けの「原発正論」を転載します-

           
                        藤波心
                       *
14歳の美少女タレント・藤波心(ふじなみこころ)さんが、マスコミの報道に対して怒りをあらわにしている。「安全です」、「風評被害しないで」、「汚染水を飲んでも大丈夫」などのマスコミ報道に不信感を持ち、自身の公式ブログで怒りのコメントを書き込みしているのである。

藤波心さんの発言に対してブログ読者から、「きちんと自分の考えを述べることは素晴らしい」や「まだ若いのに立派な意見! 感動しました」、「芸能人と云う立場で有りながら、この様なエントリーを書く事に感動しました」など、賛同する声があがっている。以下は、藤波心さんのブログの書き込みを引用したものである。
 
・藤波心さんの怒りのコメント
テレビでは、やたらと「安全性」ばかり強調しています。「風評被害」に惑わされないで、「冷静」に対応してと…。汚染された野菜を食べ続けても安心です…。汚染された水を飲み続けても安心です…。個別の数値は低くても、ただちに健康を害することはない量だったとしても、微量とはいえ空気中の放射性物質を吸い続け、微量とはいえ、汚染された野菜を食べ続け、微量とはいえ、汚染された水を採り続ければ…微量+微量+微量イコール → ? しかも、そういう生活が1週間続くのか、1カ月なのか、1年なのか…3年なのか…。計算私あまり得意じゃないけど…影響があることくらい、バカな厨房2年の私でも分かるのに!! テレビは「冷静に対応してください」しか言わない。あまりにも大丈夫すぎて、心配…。

挙句の果てには、ラドン温泉などもあるように、少量の放射線なら体に良い?(笑)とか、「想定外」の1000年に一度の大津波に、これだけ原発は耐えたのだから、やはり日本の原発はすばらしい…? とか、意味不明の原発絶賛? 訳の分からないコメントを言う専門家とかww 想定外だった、想定外だったってみんな口をそろえて言うけど、原発は、事故った時 甚大な被害がでるから、「想定外」はあってはならないと思うんですケド…私言ってること間違ってますかね…。

しかも、最近は、原発の危険性を言う人は、危険をあおっていると、世の中は叩く傾向にあるようで、これは何かおかしい流れだと思うのは私だけでしょうか? 風評被害を辞書で調べてみました。→ 風評被害(ふうひょうひがい)とは、災害、事故及び不適切又は虚偽の報道などの結果、生産物の品質やサービスの低下を懸念して消費が減退し、本来は直接関係のないほかの業者・従事者までが損害を受けること…。実際は大したことないのに、大げさに報道する… → 風評被害を生む報道。実際は大変深刻なのに、大丈夫なように軽く報道する… → これは何て言うんですか?

私は冷静ですよ…。危険をあおっているわけでもありません。テレビはこんだけ安全・大丈夫って言い続けているのでそのうち、「放射能を跳ね返す!! スーパー健康法」とか「放射能にも負けない!! 体質改善・げんき体力づくり」特集とかやりだすんじゃないでスカ?…。そんなの、いくら頑張っても跳ね返したり、勝ったり出来ませんから。なんてったって、相手は放射能ですからね。今の現状、私が思うのは…テレビが言う、安全・大丈夫ではなく、やっぱり「危険」なのだとおもいます。どーんと爆発したり、急に明日何万人何十万人が死ぬということはないかもしれないけど、5年、10年の歳月を経て、じわじわ私たちを蝕むとおもいます。原発のリスクとリターンを考えたら、あきらかに、リスクが高すぎる。(引用ここまで)
                     
 *
 上記文は、以下のサイトから転載しました。
      http://rocketnews24.com/11/genpatu8/msg/600.html
 
 折角ですから作者の藤波心さんについて、簡単に紹介しておきます。
 藤波心は、1996年11月22日生まれ。兵庫県出身で、小学校1年生の時スタジオnew-zYヴォーカルスクール入所。2006年、日本テレビ「歌スタ!!」出演をきっかけに、芸能プロダクョン「エミューエンタテイメント」所属契約。血液型はB型。ピアスは耳だけでなく、臍にもしているごく普通の(?)女の子のようです。

 今回取り上げたのは、藤波さん自身のブログの3月23日付の『非難覚悟で・・・・』という記事の一部です。東日本大震災への気遣いと原発撤廃を訴えたこの記事が、大変な話題になっているというのです。
 賛否両論相次ぎ、現在も炎上状態となっているそうです。賛同しているのは主に「中学生なのにしっかり自己を持っている」とするファンで、否定的なのは「もっと社会を知れ」という意見だそうです。

 このブログ記事は2ちゃんねるやツイッターで拡散され、(最近100億円をポンと寄付して話題になった)孫正義は「同意 !」のほか、坂本龍一、小川和久らもリツィート(RT)し、高橋源一郎は絶賛しているそうです。なおRTは数万件にも及んでいるといいます。
 私も「しっかりした意見を持っている」派に加えさせていただきます。第一否定派の「もっと社会を知れ」とはどういうことでしょう?その結果「社会には必要悪もある」とよく弁え知って、政府や東電やマスコミに同調し、“国民総被曝”になっても「原発存続派になれ」ということなのでしょうか?冗談じゃありませんよ。

 藤波心さんには、今の天晴れな批判精神を大人になってからも持ち続けていっていただきたいものです。藤波心さんの今後の活躍、暖かく見守ろうではありませんか。
 藤波心オフィシャルブログ『ここっぴーの★へそっぴー』
   http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html

 (大場光太郎・記)    

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悪夢の三月を越えて

   見上げれば常と変わらぬ桜なり   (拙句)

 3月は例年になく寒い日が続き、今年の桜の開花は大幅に遅れました。比較的暖かかった2月下旬の開花予報では、「東京の開花は3月26日頃でしょう」というものでしたが…。
 しかしいざ3月はド~ンとまた気温の谷に入ってしまい、「春は名のみの風の寒さや」という状態が続きました。

 実際3月中旬、下旬は少し異常なくらいの寒さだったように思います。晴れて始まってもやがて曇りあげくの果ては雨になる、そんな日がけっこうありました。そんなある日の午後横浜に遠出しました。曇っていても、「きょう1日雨は降らないでしょう」という可愛い“お天気お姉さん”の言葉を信じて傘は持たずに出かけました。
 ところがどうでしょう。本厚木駅の少し手前でもう雨が降り出したのです。バスの広いフロントガラスに雨粒がかかり、大きなワイパーが右に左に動き出します。

 時あたかも福島第1原発が予断を許さない頃。東京や関東南部にまで放射性物質の拡散が懸念され、外出自体控えた方がいいと言われている折りでした。「もし雨が降ったら降り始めが一番危ない」と、確かどっかのテレビ番組で言っていたっけ。
 日頃はブログで、「この世は夢だ、幻だ。どんなことがあっても慌てなさんな」というようなことを述べているにも関わらず。『こんな雨に打たれてはかなわん』とばかりに、バスを降りるやスクランブル交差点を急ぎ通過し、百メートルくらいを一目散に走って駅構内に駆け込みました。

 その日は国木田独歩の『武蔵野』の一節ではないけれど、「雨降りみ降らず」。横浜での所用の間雨は止んでいました。最後に行ったのが神奈川県庁本庁舎。用が済んだら例の屋上に出て、海を眺めながら一服して帰ろうかと思いました。

 担当部署で届出書類が受理され、帰り際応対してくれた男子職員に「つかぬことを伺いますが、屋上の喫煙場所今でもあるんですか?」と尋ねてみました。「えヽありますよ。ただ以前の海に面した所から、北側に移動しましたが。何せウチの知事さん(松沢成文氏)が全国に先駆けて喫煙防止条例を作っちゃったでしょ。職員が喫煙しているのを海の方から見られると具合が悪いんですよ」。
 『なるほどねぇ。でもまだ吸えることは吸えるんだ』と思っていると、追っかけるように「ただこの空模様ではねぇ」と言ってくれました。屋上だから海風も強いだろうし、職員たちは当分そこでの喫煙は控えていることでしょう。「そうですね。またこの次にしますよ」と言いながら県庁を後にしました。

 横浜スタジアム端と対面の、いつものヴェローチェで4、50分過ごして外に出てみると、少し本降り気味の雨になっています。仕方なく目指す関内駅まで、ここでも目いっぱい走りました。やはり予期せぬ雨だったらしく、暮れなずむ中何人もの人が横浜市庁舎前道路を同じように駅目指して走っています。
 例年この頃なら「春雨じゃ、濡れて参ろう」で済みますが、この雨ばかりはそんな悠長なことは言ってられないようです。

 3月下旬はこのように、夏の夕立でもあるまいに、夕方頃不意討ちの雨に祟られることが多かったようです。それに相前後して決まって一陣の妖しい風が吹きつけてくるのも不気味でした。放射能雨に放射能風?どうなってんだよ、この天気は。
 さらにある日の夕方にわか雨が上がった後に、少し南に寄った東空に虹が出ているではありませんか。「春の虹」という季語もあるにはあるが、三月の虹など多分“アラ還”に至って初めて見ました。
 それも夏の夕立後のような、すっきりした空に架かる美しい虹ではないのです。薄黒い雲を背景にした、それゆえ何となくくすんで見える虹だったのです。

 月が変わって4月になって、だいぶ暖かさを取り戻してきました。何より世の中全体が、落ち着きを取り戻し始めました。広範囲の被災地や福島原発の周辺地区で、今なお深刻な状況が続き、手放しでは喜べないものの…。

 3月末まではいつ咲くか分からないほど固く蕾を閉ざしていた桜も、週末当地の近所の桜は1、2分咲きになっていました。さらに週明けの4日またその辺を歩いてみますと、開花はぐんぐん広がっており、もう3、4分咲きといったところです。
 桜並木を見上げながら咲き始めた桜の花を愛(め)で、その奥に広がる希望の色の青空を透かし見ながら、そこの遊歩道を通り抜けました。

 (大場光太郎・記)

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ホピ族長老のメッセージ

 -あの9・11直後のメッセージ。ただ「叡智の言葉」は時の試練を経ても不滅だ-

 過日の『ホピ族からのメッセージ』はおかげ様で好評で、連日けっこうアクセスがあります。今回はそれに勢いを得たわけでもありませんが、米国アリゾナ州オレイビ在住の「ホピ族長老」よりのメッセージをご紹介します。
 ただしこれは最近のものでなく、ちょうど10年前の2001年10月に出されたメッセージです。その頃何が起きたか思い出してみましょう。
 そうです、その1ヵ月余前全米と世界中を震撼させたあの「9・11」が起きたのです。このメッセージは内容的に、同事件を踏まえて出されたものと考えられます。
 
 「9・11」からほぼ10年経過して、今度は我が国で恐るべき「3・11」大震災。共に「11」の日付であることに、奇妙な共時性的意味を感ぜずにはおられません。それに「2011.3.11」を数秘術的に加えていきますと、つまりは「9」になりますし。9・11がそうだったように、やはり「3・11」も闇の勢力によるドエライ仕掛けだったのでしょうか。
 何年か前のあるチャネリング情報では、「(闇の勢力は)9・11以上のことをやろうとしている」という警告がありました。今回の大震災が、あるいはそうだったのでしょうか。

 今回の大震災が世界に与えたインパクトは、その後引き起こされた福島原発事故によって、9・11を遥かに凌ぐものとなっているはずです。「雛型の国・日本」発ということがミソです。今後これがどう世界に波及していくことになるのでしょうか。
 ホピ長老のメッセージとは何の関係もないコメントとなりました。メッセージをじっくりお読みください。なお同文は、以下のサイトからの転載です。

 http://homepage2.nifty.com/silverring/maatdrunvalohope1hopi.htm

 (大場光太郎・記)

                       *

マアアトの精霊より「ホピ族長老のメッセージ」
第2年期:2001年10月28日
希望のメッセージ掲載 1/3
実在を脅かすもの無し
実在せざるもの存在せず
ここに神の平安あり
――奇跡の学習コースより――

ホピ族長老は語る
「ひとつになる」それが、私たちがずっと待ち望んでいたことです

あなたは「時は近い」と仲間に伝えてきました
今、仲間のもとへもどり、今が「その時」であると伝えなければなりません
そして、よく考えてみるべきことがあります―――

   あなたはどこに生きていますか
   何をしていますか
   何とつながっていますか
   その関わりはふさわしいものですか
   あなたの水はどこに流れていますか
   あなたの心の園を思いやりなさい
   真実を伝える時です
   あなたと同じように仲間を大切にしなさい
   自分の内側にしか神はないのです

今がよい時かもしれません!

河が今ものすごい勢いで流れています
この河はあまりに大きく、流れが急なので、恐がる人たちもいるでしょう
岸に、必死でしがみつこうとするでしょう
今にも引き離されると思い、とても苦しむでしょう

河には行先があると知りなさい
私たち古老は告げます、岸から手を放しなさい
河の真ん中へ、からだを押し出すのです
みな、頭を水面からもたげ、しっかりと目を見開いたまま
そこでは誰がいっしょか見まわし、
そして、祝いなさい

歴史上のこの時に、何ごとも自分のものとして悩むことはありません
とりわけ、私たちのものとしては・・・
そうしたとたん、私たちの霊的な成長も旅もとまってしまいます

偽りの一匹狼の時は終わりました
みなで集まりなさい、悟りなさい!
言葉も振る舞いも、もがくことから逃れなさい
私たちは、今、すべてを神聖に、祝いながら行なわなければいけません
「ひとつになる」それが、私たちがずっと待ち望んでいたことです

――アリゾナ州オレイビ、ホピ族の長老たちより――

(訳:Luminous.Lumiko)
            ☆★☆

元の英文のページです。
http://www.maatresearch.com/messages/oct28/hopi.htm

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有色人種40億人殺戮キャンペーン?(3)

「世界人口削減計画」はだいぶ前から実行に移されていた

 現在世界的規模で感染症による死亡が急増しています。それはガン、心臓疾患、脳血管の疾患などと共に、常に死因の上位を占めているのです。1985年以降、マラリア、天然痘、エイズ、結核などで2億5千万人が死亡しているといわれています。
 この20年余でも、エイズ、エボラ出血熱、狂牛病、サーズ、鳥インフルエンザなど新手の感染症が突如出現しては、従来までの治療もワクチンも追いつかない状態です。
 医療テクノロジーは日進月歩のはずなのに、一体どうしたことなのでしょう?答えは簡単です。「世界人口削減計画」の一環として、「闇の勢力研究所」で人為的に生み出されているからなのです。

 世界人口削減計画?そんな恐ろしい計画が本当に存在するのでしょうか?これが実は存在するのです。
 同計画の根幹をなすのが、第三世界有色人種の貧民層のような「ムダ飯食い」を2010年まで約25億人消し去る(つまり“殺戮”する)「グローバル2000」と呼ばれる戦略です。ただしこの計画はうまくいかず、当初の目的に達していません。そこでこんな悪魔的計画を断念するかと思いきや。さらに輪をかけた、新たな「有色人種40億人殺戮キャンペーン」というスーパープランを打ち出してきているのです。

 当初の計画の立案者の一人が、かのバートランド・ラッセル(1872年~1970年)です。1950年ノーベル文学賞を受賞したB・ラッセルは、平和主義者として、70年代日本の若者にも人気の高かったイギリスの思想家です。
 英国貴族であったラッセルは、実は大の「黄色人種嫌い」であったのです。そのB・ラッセルかく語りき。「現在世界人口は、毎日5万7千人ずつ増加している。(第一次、第二次)両大戦でも削減効果はなかった。しかし細菌兵器なら効果があるかもしれない。(14世紀ヨーロッパ中を恐怖に陥れた)ペストのようなものを、各世代に一度ずつ世界的に蔓延させることができれば、世界中に人間が溢れることもなくなる。」

 これはスーパーエリートたちの「悪魔思想」を代弁したものです。事実ラッセル卿の構想を具体的プランとして練り上げるために尽力したのが、ローマクラブ(これも闇の勢力奉仕機関の一つ)初代会長のアウレリオ・ベッチェイです。
 こうして、戦争よりも遥かに手っ取り早く確実に成果を挙げることの出来る「細菌兵器」としての感染症が、人口削減計画の大きな柱となったのです。

 実は同計画は20世紀後半から始まったものではありません。人口増加が顕著になり出した20世紀前半既に存在していたのです。
 時は1915年。当時「米国闇の勢力」の頂点に君臨していたのが、米国鉄道王のハリマン家です。ハリマン夫人が議長となり、“白人を優生人種とする”人口削減計画が話し合われ、爆発的な感染を引き起こす細菌を開発することで意見が一致したのです。
 その成果は2年後、「スペイン風邪」の世界的流行という形で早速現われます。流行の勢いは凄まじく、世界中で数千万人が犠牲になったのです。

 人類大量殺戮計画組織-「三百人委員会」の指令に基づいて、実際ウィルスの開発を行っている機関が幾つか存在します。(なお、三百人委員会の前身の「百人委員会」を設立したのがB・ラッセルです。バックにいるのは英国情報機関です。)
 中でも有名なのは、米メリーランド州の「フォートデリック研究所」と、英国の「ポートタウン研究所」です。これらの研究所は、生物化学兵器はもとよりあらゆる大量破壊兵器の開発・研究に取り組み、その成果は戦争・紛争でいかんなく発揮されているのです。

 エイズもエボラ出血熱のウィルスも、これらの研究所で開発さればらまかれたとみられています。最近のウィルスの恐ろしさは、それが進化し続け、きのうまでのクスリや治療がきょうには効力を失うことです。
 世界では新型ウイルスが次々に誕生しています。まるでプログラムを書き替えたかのように、旧来型のものより格段の進化を遂げて人類を絶えず脅かしているのです。これは偶然でも突然でもなく、すべては生物化学兵器研究によるものです。

 (注記)あまりに「おどろおどろしい」タイトルのため、本シリーズは今回で一旦打ち切りとさせていただきます。しかしまだ結論に至っているわけではありません。今回の大震災との関連にもまだ届いていません。
 私たちは、かかる由々しき問題から目をそむけてはいけません。今後とも、その都度別タイトルでこの問題を追及していきたいと思います。

 (大場光太郎・記)

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このごろ永田町で流行る詩

 -危機に迅速に対応できない菅政権では、二次的人災が拡大するばかり-

 「このごろ都に流行るもの」で始まる歴史上有名な“落書き”があります。時は建武元年(1334年)8月のこと。
 その前年の正慶2年(1333年)には、鎌倉幕府が倒れ執権の北条家は滅亡。「建武の中興」が成りました。後醍醐天皇による建武親政がしかれる中、政権の政庁である二条冨小路(にじょうとみのこうじ)近くの二条河原に、時の政権を風刺する落書きが掲げられたのです。

   このごろ都に流行るもの、夜討、強盗、にせ綸旨…

 世に言う「二条河原の落書(らくしょ)」です。この中の「にせ綸旨(りんじ)」とは、「天皇の命令書」ということです。久々に天皇親政による政権交代なったはいいけれど、肝心の後醍醐帝はイマイチ政権担当能力に欠け、ために世情は乱れに乱れこの有様だというのです。
 建武親政は結局、時の最有力武将の足利尊氏(あしかが・たかうじ)が離反したことにより、わず3年で崩壊。以後南北朝動乱が続くことになったのです。

 「読み書き」の出来る知識層が少数だった当時のこと、作者は不明ながら、建武親政に不満を持つ貴族か、動乱に苦しむ民衆を憐れむ僧侶か。いずれにしても、今で言えば第一級のコピーライターの才能の持ち主と言えそうです。

 この落書きは、何やら大震災後の今の世相の生き写しのようです。テレビ報道などでは、震災地の復興に向けた確かな足取りを伝え始めています。確かに全体的にはそうなのでしょうし、またそうでなければ困ります。
 だとしても、震災後20日余経過しても政治的対応のまずさで、食糧、生活用品、ガソリンなどが満足に届かない、そんな中夜の寒さで凍死した人、将来を絶望視して自殺する人、ほんの些細なことで殺人に至るケース、略奪、強盗…。
 世界も「日本の被災者たちのマナーの良さ」を賞賛し、また国内マスコミも深刻な状況はほとんど取り上げず「頑張れ、日本 !」一色です。しかし被災地の実情は、まだまだ悲惨な状況が山ほどあることを、私たち他の国民は見逃してはいけません。

 『日刊ゲンダイ』(3月2日付)3面左上に、「官邸周辺ではやるパロデイ詩-笑いたくないが、笑っちゃう」という囲み記事がありました。この時期不謹慎ですが、やはり面白い内容ですので紹介してみたいと思います。

 「3・11」大震災以後、枝野幸男官房長官の記者会見のもようが、嫌になるほど連日流されています。福島原発事故で何か聞かれると、「今のところは安全です」と実に巧妙な逃げの一手。本音は『何とかこの急場をしのぎ、政権とこのオレの身さえ保たれればいいんだ。何年か先の影響?そんなの知るか。第一その頃放射能の影響が出ても、今の政権は続いていないんだ』ということなのでしょう。
 そんな枝野長官のノラクラ会見にウンザリしているのが官邸記者たちで、次のような「戯れ歌(ざれうた)」が出回っているというのです。

   「大丈夫?」っていうと
   「大丈夫」っていう
   「漏れてない?」っていうと
   「漏れてない」っていう
   「安全?」っていうと
   「安全」って答える

   そうして、あとで怖くなって
   「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと
   「ちょっと漏れてる」っていう

   こだまでしょうか?
   いいえ、枝野です。

 思わず「うまい !」と言いたくなります。元の出所については、言わずともお分かりでしょうが、震災後からの「ACジャパン」の怒涛のテレビCMの一バージョン、金子みすずの詩『こだまでしょうか』をもじったものです。
 ACのCM、はじめの頃は新鮮でも、あヽ繰り返し流されるといい加減食傷気味です。その中で金子みすずのこの詩については、3月中に『名詩・名訳詩』で取り上げようかとも考えていたのですが、まさかこんな形でとは…。
 これには別バージョンもあります。

   「安全?」って聞くと
   「安全」と答える
   「健康被害は?」と聞くと
   「直ちに影響はない」っていう

   詐欺師でしょうか?
   いいえ、枝野です


 また「心は見えないけれど」バージョンでは、菅直人総理を皮肉ったものもあります。しかしいいでしょう、この御仁のは。

 (大場光太郎・記)
 

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有色人種40億人殺戮キャンペーン?(2)

「闇の勢力」とは何か

 B・フルフォード氏の言う「ナチス残党」では今ひとつピンときません。そこでここからは従来の「闇の勢力」で通させていただきます。

 私はこれまでもしばしば「闇の勢力」に言及してきました。しかし「いずれは…」と思いながら、詳しい説明をしてきませんでした。しかし今回のような“ドエライ”問題を扱うのに、それをウヤムヤにしておくことは、本シリーズで述べることが絵空事と受け取られかねません。私如き者がその全貌を把握しているわけではありませんが、概略だけでも述べていくことにします。

 「闇の勢力」とは何か?「闇」と言われる理由は、実態が陰に隠れてなかなか掴めないからそう呼ばれるわけです。学校では決して教えられない、欧米中心の近現代史の裏側を探っていきますと、教科書的な表の歴史では解けない事象があまりにも多すぎ、どうしてもその奥の「陰の米国政府」「陰の世界政府」など、つまり「闇の勢力」の存在を考慮せざるを得なくなるのです。

 この勢力は表向きには、例えば世界にその名を轟かす多国籍企業や、堂々たる研究所であったりします。そのトップに君臨する彼らは決して、「ハイ。私こそは“闇の勢力”の一員です」などと名乗り出たりはしません。しかし世界の現実は、こういうごく少数のスーパーエリートたちが、世界を実質的に動かしていると言っても過言ではないのです。
 もう少し突っ込んで言えば。英国王室など欧州王室、ロスチャイルドやロックフェラーなど世界的財閥、三百人委員会、(ジョージ・ワシントンを初めとした歴代米国大統領のほとんどがメンバーだった)フリーメーンやイルミナティなどの秘密結社…。

 特に重要な組織は、
  ビルダーバーグ会議
  外交問題評議会(CFR)
  日米欧三極委員会(ТC)
の三つのシンクタンクです。そしてこれを統括しているのが、
  英国王室国際問題研究所(RIIA)
だと見られています。

 最終的にRIIAで決定された施策は、さまざまな国際機関を通して実施されていく仕組みです。その仕組みは実に巧妙で、私たちが中立的な国際機関だと思っているのは、実は「闇の勢力」の実働部隊なのです。
 国連、世界銀行、(我が国の日本銀行も含めた)各国の中央銀行、IMF(国際通貨基金)、WHО(世界保健機構)…。これらは超国家的な立場にある中立機関とされています。その美名に隠れて、要は各国政府に干渉し、その国の決定を超越した決定権を有する機関であるということです。

 例えば国連は世界中の紛争を調停する機関、IMFは財政的に苦境に陥った国を救済する機関とされています。これらが設立されてから早や65年余、戦争や紛争、先進国と後進国との格差などはとうの昔になくなっていていいはずです。
 しかしそれらの問題は、ますます深刻さを増しているのが実情です。それらの機関は闇の勢力に奉仕するための機関であるからです。
 このように日本と世界の現実は、多くの人々が「真実」だと思っている姿と対極にあると考えて間違いないのです。

 私たちが真実とは違う世界を「真実」と信じ込んでいるのには、「マスメディア」が大きな影響を及ぼしています。世界中の主要な放送局、新聞社は直接間接に闇の勢力のメンバーの資本が入っています。ですから「彼ら」は、いとも簡単に大衆への情報操作が出来てしまうのです。
 例えばあるテレビ局の現場の人間が「真実を伝えたい」と思っても、それをデスクに黙殺され報道出来ないというようなことが、日常茶飯事に起っています。マスコミ界に限らず、政界でも官僚組織でも、トップに近づけば近づくほど闇の勢力の影響を強く受けていきます。

 こうして世界中に張り巡らせた「闇のネットワーク」によって、彼らの人類支配がますます強められていくことになるのです。彼らの「コントロール」がいかに強いかは、今現在の世界に冠たる「闇の勢力隷属国」日本の実情を見てみれば一目瞭然です。
 政府、中央官僚、財界、マスコミ界、学界、教育界、医療界…。すべてが「闇の勢力奉仕機関」となっており、「国民の生活第一」など到底実現し得ない状況に置かれていることに、私たち国民は気づかなければなりません。 (以下次回につづく)

 (大場光太郎・記)

 (注記)本記事とは関係ありませんが。桜咲き盛春に向かう4月になりましたので、ブログ背景替えました。以前からご訪問の方にはおなじみかと思いますが、『若葉』です。どうぞご了承ください。

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