小沢氏倒閣の狼煙か !?
-菅政権存続では本当に日本沈没。やはり引きずり下ろせるのは“豪腕”だけ?-
(4月14日付『日刊ゲンダイ』(5面)より転載)
小沢-痛烈な菅批判 「原発処理、オレなら手がある」
さすがに黙っていられなくなったのだろう。「東日本大震災」後、沈黙していた民主党の小沢一郎元代表が、菅首相をロコツに批判し始めた。
きのう(12日)鳩山由紀夫と会談し、政府が原発事故の深刻度を「レベル7」に引き上げたことについて「俺は最初からチェルノブイリ並みだと思っていた。それを今更なんだ」と批判。鳩山との共同で、菅政権を批判する声明文をまとめる調整に入った。
さらに、民主党議員20人と自宅で懇談し「首相官邸の一部の人間が右往左往している。与党の国会議員を総動員して国民が安心できる態勢を整えないといけない」と語った。
親しい議員には「原発は夏までに収束するのか。俺ならいくつもの手はある」と漏らしているという。
補正予算成立後に民主党内政変
「小沢グループに限らず、民主党内には菅首相に対する不満が充満しています。被災者対策も原発対応も後手後手でまったく前に進まない。その結果、政権与党の存在感を示せず、民主党の支持率まで下落し、4月1日の統一地方選は大惨敗だった。系列の県議を次々に落選させてしまった。このままでは4月24日の統一地方選の後半戦も苦戦間違いなしです。菅首相が最悪なのは、野党に連立を持ちかけたり、民間の学者を参与にするだけで、400人の民主党議員を活用しないことです。これではモノが動くはずがない。小沢さんはこうした党内の声を代弁したのでしょう」(民主党若手議員)
共同声明文の原案は菅政権の原発事故の対応について、「深刻な惨禍を招きかねない」、地方選の結果は「国民からの警告」と主張。「菅首相では日本はおかしくなる」ー小沢は本気でそう思いはじめているという。
「不満を強めている民主党議員は、震災対策の補正予算が成立したら、一気に菅降ろしに動く。その時、中心になるのは、地元が震災地の岩手で、東北人のことを誰よりも思っている小沢しかいない。世間も認めますよ」(政界関係者)
決起すべきだ。
(4月13日18時50分付『東京新聞 TOKYO Web』より転載)
小沢氏、文書で首相批判 「無責任内閣さらなる災禍も」
民主党の小沢一郎元代表は13日、東日本大震災や福島第1原発事故をめぐり「菅直人首相自身のリーダーシップが見えないままの無責任な内閣の対応は、今後さらなる災禍を招きかねない」と批判する見解をまとめ、支持派議員に配布した。
統一地方選敗北にも触れ「大敗は国民からの菅政権への警告だと強く受け止めている」との認識を示した。菅政権への揺さぶりを一段と強めた格好で、今後、「倒閣」にまで発展するのか動向が注目されている。
見解はA4判1枚で、表題は「東日本大震災への政府の対応について」。地震、津波などの被災者対応が「遅々として進んでいない」ことや、原発事故の「初動の遅れ」をそれぞれ指摘し、「被害に遭われた方たちは、本当にわれわれの暮らしやふるさとを復活させてくれるのかと強い不安を抱いている」としている。
同時に「政治家が最後に責任を取る覚悟を持てないのであれば、何のための政権交代だったのか」と疑問も呈した。
小沢氏は12日、鳩山由紀夫前首相と都内で会談し、菅政権では震災に対応できないとの認識で一致した。周辺は「何らかの意思表示が必要と判断し、見解公表に踏み切った」と説明している。
これに関し小沢氏支持派の中後淳衆院議員ら約20人は13日、枝野幸男官房長官を官邸に訪ね、原発事故の態勢強化を求める緊急提言を手渡した。枝野氏は「みんなで知恵を出し合うべきだ。参考にさせてもらう」と応じた。
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