« 『春風』 | トップページ | ルシア自身が語る「ファティマ第3の予言」 »

「空洞地球」について語る時がきた(3)

地球内部の生成には、重力と圧縮力が大きく作用した

 これまでの地球構造モデルを根底から覆すことになる「空洞地球」を考える場合、「重力」と「圧縮力」が重要な意味を持つことになります。まずは地球生成の過程から、このことをごく簡単に見ていくことにします。
 
 地球はもとよりあらゆる惑星の始まりは、突きつめれば宇宙を漂う2つの粒子が引き付けあったことによると考えられます。粒子に内在する重力が、お互いをゆっくり引き寄せます。そのようにして次々に粒子同士が引き付け合って大きくなっていき、最終的に現在の大きさにまで成長したということです。
 始まりは約46億年と推定されている地球の場合、当初から現在のような大きさを有していたわけでないことは明らかです。原始地球は今よりずっと小さかったのです。当然その時の地球の質量もずっと小さく、中心までの距離も取るに足りないほど短かったはずです。
 その結果、中心部に最大の圧力が発生します。つまり原始地球にあっては、今日人類の強固な信念を形成している「中心部圧縮説」がそのまま当てはまるのです。

 しかし問題はそのあとです。地球はその後悠久の時間をかけて大きくなっていきます。大きさが増すにつれて、圧縮に影響を及ぼす他の要因が関与し始めるのです。つまり「重力の複合作用」という要素を考慮しなければならなくなるのです。
 地球の誕生と段階的発展過程を十分認識するには、この理解が欠かせません。
 これまでは、これを考慮せず単純化しそれ以上の思考を怠ってきたため、科学と人類の中心部圧縮説は巨大な欠陥を有するまま代々受け継がれることになったのです。

 地球が大きくなるに伴って、重力と圧縮力の双方が増大していきます。ここで一つの問題が起きることになります。
 「地表面圧縮の増大にしたがって、地球中心部の圧縮がいつまでも継続するものだろうか?」という疑問です。
 分かりやすい例として、砂利層を締め固めるローラー車の場合を見てみます。砂利の内部に生まれる圧縮度(密度)は、この車両の重量に正比例しています。つまりローラー車の自重が及ぼす締め固めエネルギーには、自ずから限界があるということです。つまり砂利層が一定の深さになるにつれて摩擦が加わり、限度を超えるとローラー車の締め固める力は、その摩擦力に打ち勝てなくなるのです。言い換えれば、砂利の厚さが一定限度を超えてしまった層では、圧縮(締め固め)出来なくなるということです。

 これを地球の成長過程に当てはめるとどうなるでしょうか?
 中心部の圧縮は、下向きの圧力が中心部に到達し得る場合のみ、引き続き進行するのでした。ではさらに地球がどんどん大きくなっていくとどうでしょうか?ある限度を超えてしまうと、地球内部の物体は重量を失ってしまうことになるはずです。

こうして地球中心部に空洞が生まれた

 このことへの理解は、空洞地球を考える場合重要ですから繰り返します。
 未成熟な段階の地球では、地表面の物体は下にある物質の全質量のせいで、下方向への引力にさらされます。これが重量を作り出すわけです。この重量が、下にあり、中心にまで至る他の各層を圧縮させることになります。
 こうして生まれる圧縮の規模は、下向きの引力によって生じる重量の値と等しくなります。ただ時間の経過と共に隕石などの飛来物体がさらに地表に加わりますから、それまでの地表面物質は地球成長に伴ってより深く埋もれていきます。

 ここまでくると、地球を取り巻く質量の配置が変わってしまうのです。地球質量の全体が下方にあるのではなくなるということです。新しく幾つかの物質層がその上に出来ているのですから、こういう層もまた引力を持っているわけです。
 しかし、この引力の方向は上からなのです。これがある程度は下にある物体からくる下向きの力に逆らうことになるし、そのためその力を中和させることになるのです。
 下向きの引力が物体に重量を作り出すのですから、この力が多少でも減れば、その物体はその分軽くなります。

 物質が地表面に堆積するにつれて、まさにそのとおりのことが起るのです。惑星の成長が上からの引力を増大させ、これが下にある物質の重量を減少させることになるのです。つまり、地表面の物質が埋もれていくにつれて重量を失っていくということです。
 ここは重大な意味があります。ここにこそ決定的なポイントがあるのです。
 先ほどのローラー車の例のように、物質がひとたび前より軽くなると、それより下にある物質に圧縮を加える能力を、もはや持たなくなってしまうということです。

 地球が成長を続けるのに伴って、内部の物質は重量を減らし続けます。そうなるとさらに下、あるいは中心部にそれ以上の圧縮を加えることは出来なくなるのです。
 これまでの常識に反して、地球の中心では抵抗が最も小さく、同時に「外向き(地表面向き)」の引力が強くなるということです。
 ここをしっかりご理解ください。これが重要な意味を持っているのですから。

 地球の外側の表面にさらに圧力が加わるのに伴って、中心部の外向きの引力が増大し続けます。最終的には、力が中心の物質にある抵抗に打ち勝てるだけの強さになるという一点に到達するのです。
 一度そうなると、そこにある物質は重力による引力の方向に沿って移動し始めます。この時は、元々の小さな単体をまとめていた結束力は既になくなっているわけです。それを取り巻く、より強力な外向きの引力によって打ち消されているためです。

 このことが何を意味するかというと、生成途上の若い地球の中心にある物質が、元の中心点から移動するにつれて、「小さな空洞」すなわち隙間が残されるということです。
 これは地球進化における新時代の始まりと言うべきものです。中心部まで物質がびっしり詰まってはおらず、必然的に中空になった地球の誕生です。
 これは架空の話ではなく、遥か昔にこの地球に実際起ったことなのです。  (以下次回につづく)

 (大場光太郎・記)

|

« 『春風』 | トップページ | ルシア自身が語る「ファティマ第3の予言」 »

地底都市テロス・空洞地球」カテゴリの記事

コメント

地球内部の空洞のできる原理わかりました。
彼ら異星人がアンデスなど地球上で6個所、海底で1箇所基地を造ったそうですから。
おとぎ話「浦島太郎伝説」も嘘ではないようですね。
浦島は3日竜宮城にいただけですよね。
「帰ってみれば家もなく互いに行きかう人々は顔も知らない者ばかり」30年位経った
のでは。
玉手箱は時間を止めて老化を防ぐ、またはタイムトラベルの性能が有ったのでは
おとぎ話は根拠があると思います。
かぐや姫も彼らの科学文明の実験だったかも知れませんね。

投稿: 伊東裕太郎 | 2017年1月23日 (月) 21時04分

 本記事をじっくりお読みいただいたようで、大変ありがとうございます。こちらの方が、現代地学として通用している灼熱のマグマ地殻説よりずっと説得力がありそうです。内部は空洞、しかも約六千Km地殻の中間に重力があるというのですから、空洞地球人の存在がにわかに真に迫って感じられてくるわけです。

投稿: 時遊人 | 2017年1月25日 (水) 19時22分

お言葉有難うございます。
地球が中空になるきっかけと言うか、衝撃が必要だったと思いますが、ノアの箱舟の時ではないでしょうか。
あとでUFOのページの方へ書き込みますがよろしくお願いします。

投稿: 伊東裕太郎 | 2017年1月30日 (月) 13時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『春風』 | トップページ | ルシア自身が語る「ファティマ第3の予言」 »