ニビル、アブラハム、ユダヤ→ウラニウム(2)
放射性物質と地球人の共生関係。またなぜカナンの地が選ばれたのか
アブラハムはウラニウムという「放射能の箱」をウルからどこに運んでいったのでしょうか。これは言うまでもなく旧約聖書や歴史書によって明らかにされています。そうです。“神”の約束の地「蜜の流るる土地」、中東の「カナンの地」へと運んでいったのです。
「カナン」は後々旧約・新約を通して、ヘブライ聖書の主な舞台となっていきます。ヨルダン川西岸の地で、カナンとは古代の呼び名で現在ではパレスチナと呼ばれています。『創世記』によれば、この時アブラハムは75歳でした。
この情報を伝えてきたサティアは、アブラハムがカナンに運んでいったウラニウムを「アヌ爆弾」と呼んでいます。このアヌ爆弾がカナンのどこに納められたのか。サティアは明らかにしていませんが、推察するに間違いなく後に「エルサレム神殿」と呼ばれることになる場所だったことでしょう。
とにかくアヌ(アヌンナキ)は、このウラニウムを使って神殿に配置し、地球上に新しいレベルでの「二ビル支配」を始めるのが大目的だったのです。そこで選ばれたのが、カナンの地だったということです。この地が選ばれたのにはわけがあります。
この地域はかつて深い大洋の下にあたり、海底の地中の高温マントルに近接していました。それが紀元前1万800年の地軸逆転に伴い、大陸移動と地殻変動によって海底から浮上したのです。
これは今から約1万2千年前ということになり、レムリア、アトランティス両文明が相次いで海中に没したとされる時期とピタッと符合することになります。
アヌにとってこの地は、強力なエネルギーを非常に深く、かつ致命的な形で配置できる場所だったのです。
意外ですが肝心なことを述べます。アヌ爆弾であるウラニウムの放射性同位元素が変換という形で分解するプロセスと、人間の「感情体」(アストラルボディ)が“カルマ”を通じて分解するプロセスには共生関係があるといいます。両者の共生関係のため、プレアデス人は冗談で「アヌカルマ」と呼んだりしているそうです。
サティアいわく。「いまわたしは、この共生関係を理解しようとがんばっています。それがあなたがたにとって、変換のプロセスを意識的におこなう能力につながる道だと確信しているからです。放射性物質の変換は、人間の感情体のワークと深く結びついていることがわかります。」
ともかく。アヌは、ウラニウムを地球上で最も効果的な場所に配置したのです。アブラハムの使命は、アヌの力をアヌ神殿に配置して、私たち人類の祖先の感情体をコントロールできるようにすることでした。
つまりアヌは単純に地球を支配したかったのです。彼こそは二ビルの「偉大な父神」であり、地球は彼のために選ばれた3次元の領土だったのです。3600年という楕円の超長周期を有するニビルの軌道が太陽系に入り、ニビルの宇宙船が地球に着陸した時や、神殿のテクノロジーを使って監視する時、アヌはただ人間を利用したのです。
またウラニウムを使えば、「マヤ暦の終わり」つまり今この時に、アヌが太陽系から遠く離れた時でも、監視できることをアヌは知っていたのです。
ウラニウムは、人間の体内にアヌの計画と共鳴する波動を保っているのです。そして「プルトニウム」はプレアデスの26000年周期と最も近く共振する不安定元素であるため、地球上にプルトニウムがあるのは、プレアデス人全員にとっても致命傷だといいます。
ここで「プレアデスの26000年周期」は、私たち地球人にとっても決して無縁な話ではありません。いな決定的な影響を持っているのです。というのも、西洋では古来「プレアデスの七人娘」と言い習わされてきましたが、実は我が太陽は「プレアデスの八番目の娘」であるからです。我が地球を含む太陽系は「プレアデスファミリー」であり、400光年先のプレアデスの中心星「アルシオネ」を26000年かけて一巡しているのです。
つまり太陽系は26000年(1プラトン年)かけて見かけ上「黄道十二宮」(一宮あたり約2160年)を一巡しますが、実際はその年数でアルシオネを一巡しているのです。
重要な話なので、ついわき道に逸れてしまいました。
紀元前3600年頃アヌは、ニビルの軌道が太陽系を離れている間人間の成熟と発展のようすを監視し、影響を及ぼすための装置として、ウラニウムをシュメール都市ウルの地中の大変深い場所に埋めたのです。
それを1600年後、アブラハムが最重要ボルティックスである(後の)エルサレム神殿に届けた、それによって「ユダヤ教」というそれを偽装するための新宗教が生まれたというわけです。
紀元前3600年に神殿/都市文化が初めて形成されました。それまで田園生活を送っていた人々が突然都市に集まってきました。彼らの感情体は新しい形で刺激され、それらの各都市がアブラハムが登場する紀元前2000年頃までに武装要塞化していきました。
ウラニウムが防御の姿勢を誘発し、武装要塞都市を造らせたのです。しかしこれは人類の発達にとって必要なプロセスだったのです。人類がより高い波動に達するために、その段階を経なればならなかったということです。
裏を返せばそれほどまで、アヌンナキ(後の“ヤハウェ”)という父神の自我やアイディンティティが、地球人類の成長と発達に深く関わっているということを示すものでもあります。 (以下次回につづく)
(大場光太郎・記)
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