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8月「熱闘永田町」を強く望む

 -菅政権でいいと思っている国会議員はいないはず。ならば実際行動を起こせ !-

 7月は何ら目新しい動きのないまま8月に突入してしまいました。菅直人首相はのうのうと官邸の不法占拠を続けています。
 8月31日で今国会は会期末を迎えます。菅首相が退陣の条件とした「3条件」のうち、2次補正案は既に7月中に成立し、後は再生エネルギー特措法案と特例公債法案の成立を残すのみです。両法案は今月半ばまでに成立のめどとのことです。3条件クリアーを以って菅首相は、8月末までにすんなり退陣しくれるのでしょうか。
 小沢一郎元代表が「3法案が成立しても菅首相は辞めないだろう」と言っているとおり、異常な権力亡者のこと「退陣するとは一言も言っていない」と、9月以降も居座り続ける公算が大です。

 それを見越して与野党問わず全国会議員は、国難にあるこの国を先ず政治から再生させるために、遅くとも8月末には官邸を明け渡してもらうべく、今からあらゆる手段を講じておかねばなりません。
 先ず必要なのは、既に辞任を表明している海江田万里経済産業相が、ぐずぐずせずに早く実際辞任することです。そうしないで、国会答弁中泣きべそかいてどうするのか。一日も早い辞任決断が国益に適う道なのです。
 原発担当大臣の辞任は菅政権に大きなダメージを与える。各閣僚続々辞任という菅内閣ドミノ崩壊のきっかけにもなる。8月上旬には是非決断していただきたい。

 続いて岡田克也幹事長ら党幹部も一斉に辞任すべきです。仙谷由人代表代行のように「早期退陣が望ましい」などといくら口先で言ってみても、菅首相には夏の夜の線香花火のようなもの、痛くも痒くもありませんよ。
 後の2法案成立に筋道がついたのなら、岡田幹事長が言っていたとおり「お盆前まで」一斉に辞任すべきです。菅と同じで今まで主要地方選連戦連敗の責任など1回も取らなかったのです。最後くらいはきっちりケジメをつけるべきです。
 主要閣僚、党幹部一斉辞任。これは菅首相にとって強烈な一撃になるはずです。小沢・鳩山と党の半分を敵に回している現状では人材払底。それでなくとも泥舟政権に進んで協力する者などおらず立ち往生、いよいよ菅直人ご臨終が見えてきます。

 既に「脱原発」という取っておきのカードを切ってしまっています。8月6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日での「脱原発解散」は、一先ず遠のいたとみていいのではないでしょうか。
 しかし“キチガイに何とか”で、いつ何時解散権を振り回さないとも限りません。鳩山由紀夫前首相が「このままなら、民主党がどうなったって私は構わない。潰れたって構わないんです。今のままでは結果として、国民の利益を大きく損なう状況になるのは間違いない」と言うように、いっそのこと早く総選挙で決着をつけてもらうのも一方法です。
 でもその間の政治空白、被災地などへの大迷惑、勝者なきその後のさらなる政治の空転などを考えると、あまり生産的ではないように思います。

 そこでここは、菅首相の解散権を予め防いでおく必要があります。それには両院議員総会を開いて、菅直人の党代表解任を決議するのが一番です。そうすれば首相辞任までは迫れないものの、いざ解散しても菅直人は総選挙の指揮を一切執れなくなります。
 それのみか党として菅を公認しないことにすれば、菅は無所属での立候補となり、裸同然で、菅批判で離党して菅と差しで勝負しようとしている横粂勝仁との一騎打ちとなります。菅直人の正体が知れ渡った今、東京18区では「次は菅を落選させる」と意気込む選挙民が増大していると言います。横粂の時の勢いで「菅直人落選」だって十分考えられるのです。

 小沢一郎は「お盆過ぎたらどんな手を使ってでも…」と言っています。もたもたして党幹部や主要閣僚が辞任せず、両院議員総会も開かれない、お盆過ぎても菅退陣のめどがまったく立たない、ということも大いにあり得ます。
 小沢元代表が考えているのは、自民党などが会期末に提出を検討している内閣不信任案再提出、参院問責決議案への同調のようです。自民党の石破茂政調会長がしきりに言っているように「一時不再議」は慣例に過ぎず、前回と菅内閣を取り巻く状況が大きく変わっている以上再提出は可能とみるべぎです。

 しかし両院議員総会の党代表決議を経ずに不信任案可決に至った場合、菅は苦し紛れに「自爆テロ解散」をする可能性が残されます。
 そうなると民主党に埋没していては小沢系議員は惨敗必至です。そこで解散に及ぶようなら小沢一郎の号令一過、小沢グループ、鳩山グループ100人以上が集団離党、改めて「国民の生活が第一」を掲げ直して新党結成というシナリオでしょうか。そうすれば「米官業の利益が第一」菅民主党との違いが鮮明となり、躍進できる可能性が広がります。

 小沢・鳩山グループが抜けた菅民主党は過半数も確保できない大惨敗、菅の政治生命はそこでジ・エンドとなります。小沢・鳩山新党がキャスティングを握って、民主党・自民党ガラガラポンの大政界編成が始まるのでしょうか。どうせなら思い切ってそこまでいってもらいたいものです。
 いずれにしてもこんな閉塞状態が延々とではたまりません。8月は与野党問わずすべての国会議員に、「日本再生」に直結する、熱闘甲子園ならぬ「熱闘永田町」を期待したいものです。

 (大場光太郎・記)

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