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S&G『木の葉は緑』

 
 サイモン&ガーファンクル(以下「S&G」)については、以前『我が懐かしのS&G』(09年7月)で述べました。
 その頃はまだ、YouTubeにはS&G関係の動画はほとんどなかったと思います。ところが最近思い出してYouTubeを当ってみたところ、あるはあるはS&G。他のシンガーのもそうらしいですが、最近のYouTube動画の充実ぶりには目を見張るものがあります。

 と言うことで、今後「我が青春のデュオ-S&G」の名曲を、YouTube動画とともに折りに触れてご紹介していきたいと思います。

 第1回目の今回は『木の葉は緑』です。「木の葉は緑」なら春のはず、何で秋のこの季節に?となりそうです。それには原詞とその日本語訳をご覧いただくのが一番です。(末尾URL)

 タイトルは『木の葉は緑』でも、時はどんどん流れていき、蒼かった木々の葉もやがて茶色に染まる。冷たい風の中で枯葉となってしまうんだ。そして後の詞では、「ずっと大切に思っていた彼女も僕のもとを去ってしまった」と失恋の思いが語られたり、「出会いがあれば別れがある」と人生の哀感もにじませています。
 つまりは時の移ろいの無常さこそがこの歌のテーマ。曲のイメージもむしろ秋にしんみり聴く方があっているように思われるのです。

 この歌はS&Gの2枚目のアルバム『The Sound Of Silence』に収められた歌のようです。ポール・サイモン24歳の作品です。前出の記事でも述べましたが、哲学的で少し難解な『The Sound Of Silence』は昭和43年の秋に日本でも大ヒットしました。しかしこの『木の葉は緑』の方はあまり注目されなかったと思います。

 私がS&Gにのめり込むようになったのは、その3年後の21歳頃からでした。この歌を知ったのはさらにずっと後の20代後半の頃のことです。
 その時から、S&Gの作品群の中ではどちらかというと地味で落ち着いたバラード風のこの歌は、『四月になれば彼女は』とともに忘れられない一曲になっていったのです。

 (大場光太郎・記)

参考・引用
『サイモン&ガーファンクル、翻訳、歌詞-Leave That Are Green』
http://www5.ocn.ne.jp/~tyun/LeavesAreGreen.htm

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