鉢呂氏辞任会見の暴言記者判明
-マスコミ改革のため、時事通信の鈴木隆義なる「ヤクザ記者」を弾劾しよう !-
鉢呂前経産相が不適切な発言があったとして辞任に追い込まれた問題で、10日夜の辞任会見での某記者の態度が批判を浴びています。
鉢呂前大臣の「死の街」「放射能つけちゃうぞ」発言をめぐって、幹事社の共同通信が質問を終えた直後に、ある男性記者が、記者会見で質問する時のマナーである社名と名前を名乗らず突然質問し、徐々に命令口調にエスカレートし、挙句は鉢呂氏の発言をさえぎって、
「定かな記憶がないのに辞めるんですか。定かな事だから辞めるんでしょう。きちんと説明しなさい ! 最後くらい」
と声を荒げました。鉢ロ氏がなおも穏やかに弁明を続けると記者は最後は、
「何を言って不信の念を抱かせたか説明しろって言ってんだよ !」
「何を言ったからだってだってんだよ !」
と怒鳴ったというのです。
問題発言があったとは言え、大臣相手の会見でこのような口調で質問をする記者は珍しいことです。見かねたフリージャーナリストの田中龍作氏が、
「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ。記者でしょう。敬意を持って質問してくださいよ !」
「恥ずかしいよ、君はどこの記者だ !」
と怒鳴る場面もあり、さすがにくだんの記者も黙り、それ以降は平常の質疑応答に戻ったといいます。田中龍作氏はジャーナリストの鑑です。
同会見のもようについてテレビなどではあたりさわりのない報道に終始し、「ヤクザ発言」記者の部分は報道されなかったようです。しかし会見のこの核心部分がネットで拡散し、「とんでもない記者だ。こいつは許せん。どの新聞社の何という名前の記者だ」と大騒ぎになったのです。
問題記者と田中龍作氏には後日談があります。12日の後任の枝野幸男新経産相の就任会見でも、問題のヤクザ記者は最前列に陣取っていましたが、鉢呂氏会見時のように声を荒げることはなかったといいます。田中氏はその横に座り、会見直後に
「ご挨拶遅れてすみません」
などと名刺交換を申し出たところ、ヤクザ記者はこれを無視。
「どうして名刺交換してくれないんですか?」
との問いかけにも応じずに、会見場を後にしたということです。
記者がそそくさと逃げ込んだのは何と大臣官房の広報室。“身内”である官僚に助けを求めようとしたようです。
「選挙で選ばれた鉢呂大臣をあなたはヤクザ言葉で罵倒したんですよ。どうして自分の名前を名乗らないのです?」
「コソコソ逃げるのですか?」と田中氏はその記者をなおも追っていきました。記者は終始無言。大臣官房広報室で保護してもらえないと分かると、記者はエレベーターに向かいました。田中氏も一緒に乗り込むと、記者は違うエレベーターに乗り換えましたが田中氏なおも追跡。卑劣な記者は無言のままハイヤーの中に消えたといいます。
このような一部始終がネットで逐一ウォッチされ、「どこの誰だ」はますますヒートアップする一方でした。中には毎日新聞の○○記者、読売新聞の●●記者などの誤報まで出回ってしまったようです。
その後「時事通信の記者らしい」というところまで分かり、15日夜とうとう時事通信の「鈴木隆義記者」という名前が特定されました。鈴木隆義は時事通信の経済部記者のようです。

上のように、早速「フェースブック」から顔写真も割り出されました。まあ見るからにふてぶてしい顔つきではないですか。
http://ja-jp.facebook.com/people/Takayoshi-Suzuki/100002342793484
今回の鉢呂前経産相辞任の流れを作ったのは、経済産業省の官僚たちだとも噂されています。鉢呂氏は脱原発論者の上さらにТPP推進慎重論者だったのです。両者ともに推進したくてうずうずしている経産官僚からしてみれば、鉢呂大臣は目の上のたんこぶのような邪魔者だったわけです。そこから経産官僚が鉢呂氏失脚の黒幕と囁かれているのです。
大手マスコミも原発推進、ТPP推進、消費税増税などでは、霞ヶ関と同一歩調を取っています。今回の辞任劇は、経産官僚の意を汲んだマスコミの「言葉狩り」的な過剰報道によってストーリーが作られていったとみるべきです。
その上新聞やテレビを支配しているのが大手広告代理店の電通です。この電通が資本投下して設立されたのが、共同通信と今回問題の時事通信なのです。
国民の負託によって選ばれた国会議員、その中でもさらにえり抜きの国務大臣に対して、鈴木隆義記者が「きちんと説明しろて言ってんだよ」などと怒鳴れるのは、このような我が国の悪しき電通支配構造が根っこにありそうです。
その後輿石幹事長が「これは問題にしなければならない」と発言し、時事通信にも抗議メールが殺到するなど、今回ばかりは騒ぎが大きくなり、問題会見の数日後部長に伴われて鈴木記者が鉢呂事務所に謝罪に訪れたそうです。
思うに今この国の権力の最たるものは霞ヶ関官僚群、そしてそのお先棒を担ぐ大マスコミという「官報複合体」です。小沢問題が顕著だったように、この二者が結託すればどんな悪事も可能です。国民世論を誘導して大政局も簡単に作れてしまうのです。
この国の真の再生のため、霞ヶ関改革とマスコミ改革は避けて通れません。鈴木隆義というヤクザ記者の弾劾を、その突破口にすべきです。
(大場光太郎・記)
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コメント
最近のマスコミの報道にはうんざりしていましたが、まだまだひどい記者がいるのですねえ。おもしろい記事、ありがとうございました。
投稿: ディラン2011 | 2011年10月26日 (水) 15時44分
ディラン2011様
コメント大変ありがとうございます。
そうなんです。「まだまだひどい記者」がワンサカいて困るんですよ。主に「記者クラブ」なるものに所属している、大手新聞の記者ですけどね。官報複合体が大昔に取り決めた既得権益の上にあぐらをかいて、これまでもやりたい放題してきましたし、今でもごらんのとおりの悪行三昧なんです。
こういうゴロツキ記者どもは、私たち「目覚めた国民」の手で成敗しなければいけませんね。
投稿: 時遊人 | 2011年10月26日 (水) 23時33分