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これがニビルか?Two Suns現象

 先日の『驚愕情報-凶星ニビル大接近』で、Two Suns(二つの太陽)が世界各地で見られ、YouTube動画として公開されていると述べました。今回公開する動画はそのうちの一つです。
 10分弱とやや長いですが、まずは動画をご覧ください。
 

 この映像を撮影したのは米国人男性。しかし何州のどの地域かまでは分かりません。
 冒頭の導入文を乏しい英語力で私なりに意訳してみました。その前にタイトルの「NIBIRU-Brown Dwarf」は、「ニビル-褐色矮星」の意味のようです。

     I filmed yesterday
   morning 23/2/2011,
             the Sun
     but I clealy see two
  suns?One is certainly
       the Sun and the
         second item?
              Nibiru?

 私はきのうの朝(2011年2月23日)たまたま日の出の太陽を撮影していた。
 ところがびっくりじゃないか。この目ではっきり見たんだよ。2つの太陽をさ。
 一つは間違いなく「太陽」だった。するともう一つのヤツ、ありゃ一体何だ?
 ひょっとしてあれが噂の「ニビル」か?

 2つの大きな天体が上下に並んで、約9分間にわたって写り込んでいます。普通のレンズなのか偏光フィルターレンズなのかよく分かりませんが、下のひときわ大きく輝く白い光体が本物の太陽のようです。
 その上の赤褐色が問題の天体Xです。2つの天体を区分するように上半分は暗灰色ですが、あるいはその部分全体が雲に覆われているのでしょうか。

 右隣の煙突か塔かがあることによって、(下の太陽)が徐々に昇っていくようすがよく分かります。途中小鳥が飛んできて天辺に止まり、しばらくいてから飛び去っていくのはご愛嬌です。
 しばらく見ていると、2つの天体の差が徐々に縮まっていくのが確認できます。上の「ニビル」と思しき天体は明らかに太陽とは別の固有の運動、軌道を有しており、動きが極めて緩慢か静止しているようです。

 途中撮影者の話し声も入っていますが、私の英語力ではよく聞き取れず、ご紹介できないのが残念です。2、3度「hooom」というため息が聞こえますが、およそ有り得ざる光景に、『こりゃ、大変だ』という思いが伝わってきそうです。
 これは俗に言う「幻日(げんじつ)現象」などではないでしょう。

 上の不気味な天体がもし本当にニビルなら、とっくに太陽系内に入り込んでいることになります。それも地球に極めて接近しているということです。
 ニビルの大きさはほぼ木星くらいと言われていますから、木星の位置よりはずっと手前まで近づいていることになります。計算していないのでうかつなことは言えませんが、今年2月23日の時点で、火星より少し遠い距離くらいのところまで迫って来ていたということなのではないでしょうか。

 木星の質量の4倍もの矮星です。こんなのがさらに地球に接近したなら一体どうなることやら。それはまた別に検討してみたいと思います。
 いっそこの動画が、撮影者のトリックであることを願うばかりです。

 (大場光太郎・記)

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