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昭和天皇の戦争責任-【読者とのやりとり】

 先日ルミちゃん様より、『昭和天皇の戦争責任(1)』に対して貴重なコメントが寄せられました。私の返信とともに転載させていただきます。
 なお何度も繰り返すようですが、当ブログ開設以来コメントがなかなか寄せられません。私自身はもうすっかりあきらめていますが、たまにこのような光ったコメントがあった時はつい嬉しくなって公開したくなります。
 我と思わん方、どうぞふるってご応募(コメント)ください。(苦笑い)

                       *

昭和天皇は、天皇の命令によって動く軍隊を望んだのではなく、天皇の希望に沿って動く軍隊を望みました.
1941年9月6日の御前会議で、明治天皇の歌を読んだことに対して、多くの方が天皇の気持ちに背いて、軍部は戦争を行ったと非難しますが、これはその典型だと言えます.
天皇の気持ちにそって、軍隊が動くことが良いことなのでしょうか?
昭和天皇は1937年8月18日、閑院宮参謀総長に下問した。(陸軍参謀総長)
「いろいろな方面に兵を用いても戦局は長期化するばかりである。重点方面に兵を集中し大打撃を加え、我々の公明なる態度を以って和平に導き、速やかに時局を収拾する方策はないか」
この時の天皇は『方策はないか』と聞いただけなのでしょうか.現実には天皇の希望に沿って、蒋介石に大打撃を与える戦争に進展して行きました.
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昭和天皇の戦争に対する考え方は、
『勝てる戦争ならやろう.負ける戦争はやめよう』ではなく、
『勝てる戦争ならやろう.戦争に負けるのは嫌だから、勝てる様に考えてやれ』なのです.
昭和天皇には戦争をやめるという考え方はありません.昭和天皇の考え方では、どんな戦争でも勝てることになる.
つまり、こと戦争に限って言えば、昭和天皇の辞書に不可能はないのです.

投稿: ルミちゃん | 2011年9月18日 (日) 15時49分

 ルミちゃん様
 大変貴重なコメントをいただきありがとうございます。
 それにしても「昭和天皇の戦争責任」というか、昭和史に関してかなりお詳しいですね。
  四方の海皆はらからと思ふ世になど波風の立ちさわぐらん
 開戦決定の御前会議で昭和天皇が引用した明治天皇の歌はこれでしたよね。この記事を公開するにあたり引っかかったのが、この故事だったのです。『平和主義者の天皇と戦争好きという天皇と、どっちが実像なのだろうか?』と。
 しかしこの歌の引用すらもが国民を欺く一種の戦術だったとしたら、話はまったく違ってきますね。
 どうやら昭和天皇の「ナポレオン狂」はかなりのレベルだったということなのでしょうか。平時の一般国民のナポレオン狂なら、その人間の人生上のモチベーションを高めこそすれさほど害にはなりません。しかしこれが戦時下の“大元帥”がそうだったとなると大問題です。
 近年保守系(右系)知識人や国会議員などから言われている「自虐史観を見直せ」論より先に、昭和天皇の戦争責任見直しの方が必要だと思います。 (時遊人) (転載終わり)

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